第108回目(3/4) 佐田 弘幸 先生 佐田意識工学研究所

運の良い人は、身近にあるものを上手に活用しています。

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◆佐田先生は、瞑想をする前から運が良かったのですか?

私自身あまり運がよいと思ってはいなかったのですが、瞑想をするようになってから変化したといったほうがよいのでしょうね。

でも瞑想、それ自体は、ハッキリ言って関係が無いと思います。 瞑想をしていても変わらない人をたくさん見てきましたから。

その人が自分の得意分野を一所懸命に取り組んでいて、それが社会の役に立つという理想を持っているときに、勝手に周りが動くようになると思います。

少しスピリチュアル的な言い回しをすると、神との関係性を保つような感覚が、私の中であります。

それでお金持ちになる人もいますが、私はどちらかと言うとやりたい事をやりたいなと思っていて、あとは勝手について来るだろうと考えています。

日々、「私のアイデアは、神から来て、自分の好きな事をやりつつ、私たちのコンテンツが社会に役にたちますように、神の栄光を伝える経路となるように導いてください」とイメージして祈っています。

神の話をしたいけど、社会からみてどう思われるか・・・「神の話」を出すのは営業的に難しいかな?と考える時は運がやってこないですね。

◆「神」という言葉は、最初から使われていたのですか?

「神のことを信用している」とか、以前だったら友達には言えなかったです。

自分の中でココロの中で声を聞きながら、これは神との対話なのかな?と思いつつも、「神という言い方もあるけれど」と、思っている本音を遠ざける言い方をしていました。

もちろん、ストレートに言わない方が良い場面もあります。

左脳的な人にも理解してもらえるように噛み砕いて伝えることが私の仕事ですから。

「神」と言えるようになったのは最近ですよ。

また、私の中では神とは人型のイメージではなく、宇宙全体のイメージです。

というのも、アヤワスカという聖なるお茶を飲んで瞑想をし、サイケデリックな体験をする、サント・ダイミというアマゾンのシャーマニズムを何度か受けました。

その瞑想をしているときに、自分とは違う意識が割り込んできて、そこでの対話が成立する、という体験をしました。いわゆるチャネリングですね。

そこで、我々人類が作られた目的は何だったのか?という映像を見たのです。

無限の光の霧のような計り知れない知勢を持つひとつの存在がたくさん分離して凝縮し、たくさんの光の粒ができる。

それが我々の核であり、いわゆる魂と言われているもの。

その数の分だけ個々の意識が生まれる。

それが地球に来るときに、肉体をまとい、人として誕生する。

そこで長い間、転生を繰り返し、それぞれを創造主の兄弟と認識して、協力し、許し、受け入れていく学びをする。

そして全体である光の中に戻っていく。

全体に戻るとまた、また個々への分離が始まり、ゲームは振り出しに戻る。

寄せては返す波のように、これを無限に繰り返す。

宇宙全体が、無限の知性と、無限の広がりをもった1つの生き物だとすれば、私たちはその1つの細胞のようなものだ、と感じました。

それで、創造主が自分を変化させて、宇宙を作り、さらに人間も作った。

だから、我々は神と同じミニチュア版の創造の力を持っている。

…という壮大なストーリーでした。



私たちが社会のために役に立っているとき、つまり「神の経路」になっているとき、偶然と言えることがたくさん起きて上手くいくことがあまりに多いことを実感しています。

運の善し悪しを調べていると、そこに到達しました。

◆神に仕えるというと、清廉潔白な人のイメージがあります。

私はまだまだ人を恨むこともありますし、この野郎って思うこともありますが、人の幸せを祈れる自分になりたいと考えています。

自分の好きなことで、人の役に立てることであれば、必ずお金は入ってくるだろうと。

もしそれでも入ってこなかったら・・・その時になったら考えます(笑)。

自分自身の興味の方向と、神の望みである社会に役立つ方向を、うまく合わせることが一番パワーも出て、精神的に一番ラクで、宇宙が応援してくれる生き方ではないか?と思うのです。

拙書の中で、レインメイカーと呼ばれる雨を降らせる仙人の話を紹介しています。

仙人曰く、「干ばつは、そこの村人の意識が乱れることで起きている。」

そこで仙人がその村に入り、庵を構えて瞑想をする。

仙人といえども、村人の意識の乱れを受ける。

そこで仙人は、自分の意識を整えていく。

すると、次第に仙人の調和が村全体に広がり、村人の心に調和が訪れる。

そのときに、天気はまた降ったり止んだりという自然の摂理が覆うようになる。

というようにレインメイカーの話は、自分の意識を整えていくと、周りの人たちの意識を整えていくことになり、その結果、社会や環境はより良くなっていくと示唆しています。

運という切り口で見ても、シンクロニシティがたくさん起きて、周りの人が応援してくれるようになります。

それを考えると面白いですね。ワクワクします。

これが神とのつきあい方なのかと思います。

また、そのためには、人類皆兄弟という意味をよく理解する努力がいると思います。

憎しみから許しへ、また、自分の願いだけを瞑想するのではなく、常に人が幸せになるように祈ること、これらは、人によっては難しいですが、取り組み甲斐があります。




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◆どうすれば「社会に役立つため、自分がすべきこと」を見つけられますか?

気づいていないだけで、一人一人が皆違う得意なもの(個性)を持っていて、それを社会に活かすことが我々の生きる使命かも知れません。

大切なのは、違う何かを探すのではなく、自分の中にある光る個性を見つけて、磨くことでしょう。

ミッシェル・ポルナレフという、フランスの男性ポップス・シンガーソングライターがいるんですね。

彼は音楽大学に行って、クラシックの勉強をしていたけれど、ドロップアウトしてポップスに転向しました。

彼はギターひとつで曲を作ったのですが、そのときは4つのコードしか知らなかったのです。

しかし、新しいコードを覚えるのではなく、知っている4つのコードだけで曲を作ったのです。それが世界中で大ヒットしました(1966年邦題:ノンノン人形)。

普通だったら、もっと勉強しないと、コードを覚えないと・・・と思うところでしょう。

そこをミッシェル・ポルナレフは、知っていた4つのコードだけを徹底的に使いました。

私が、学生時代にそれを知ったとき、自分の持っている「内」なるものを徹底的に掘り下げて磨き、使いこなせたらものすごいものができるんだ・・・と思ったのです。

自分の良さを知るのは、難しいものです。

我々日本人は、日本人である良さに気づきません。

外国人に教えられて、初めてわかるのですね。
日本にいる日本人が、日本の良さに気付かないのはもったいないですよね。


「自分の良さ」というのも同じようなものです。

まず、知人に「自分の良さって、どこにあると思う?」と聞いてみるのはどうでしょう。

あとは、自分の好きなこと・やりたいこと・得意なことに関連していることが多いです。

「しかし、それをしたら食べていけないのではないか?才能がないのでは?バッシングされるのでは?本音をさらすのは恥ずかしい…」という不安から、「無難で、自分がつまらないと思うところに落ち着いていないか?」と自問するのもよいかと思います。


運の良い人は、身近にあるものを上手に活用しています。

目的がよくわかっているから、お金や人脈などが後からついてくる。

運の悪い人って「足らない、足らない」と思って、不安になっている。

だから、手段であるお金が欲しいと思う。

不安は、「自分の役割を果たせば、宇宙が見方をしてくれる」と信じていないことから生まれています。

つまり不安は、神を信じていない、と同じだと私は思います。

なぜ、神を信じられないのか?というと、自分自身の創造の力を信じていないから、時間をかけて強く念じない。

だから、シンクロニシティ、つまり今風に言うと引き寄せ、が起こらないのです。

その経験のなさが、宇宙を信じないことにつながっているのですね。

繰り返しになりますが、自分が何をやっているときが一番時間を忘れるのか? 工夫をしているのか?

その「好きで、他人がおよそ考えないようなところまで考え抜いて、工夫している」ことと「社会の役に立つこと」のベクトルを合わせていくこと。

それができることが、運が良くなる秘訣なのでしょうね。

◆自分に「できないこと」は無視をしていいのですか?

自分の苦手なこと、自分にできないことも徹底的に見つめていくことも大切です。

私は、新しいことを考えるのは得意なのですが、文章を書くことと、片付けをすることが苦手です。

そのことを神様に正直に「○○が苦手です。しかし、自分の得意分野では頑張っています。ですから、神様なんとかしてください」とお願いしたところ、スタッフは文章が上手くなってきましたし、片付けも手伝ってもらえるようになりました。

自分の得意なことでしっかりお役に立てば、苦手なことは周りが支えてくれるような偶然が起こりやすくなります。

ちょうどジグソーパズルのように、自分の苦手なことと、誰かの得意なことが凸凹のようにピタッとはまるわけです。

◆どうすれば「できないこと」を周りの人が支えてくれるようになりますか?

例えば、最近まとまったお金が入ってきたことがあります。

父が亡くなった母の遺した株を処分したお金を渡してくれたのです。

私のイメージの中では、母親の買った株だけれども、神が母親と父親を経由して私に渡しにやって来たので、私が借りている金だと思っています。

神から借りているお金なので、入って来た経路の人達に返すことを意識しました。

そのお金で、スタッフをアルバイトとして雇ったのです。

そして父に会うときに、「父さん、あのお金で毎日来てくれるスタッフを雇えるようになったよ。その子も喜んでいたよ」と言うと、えらく嬉しそうにしていました。

直接お金に感謝するのではなく、お金の経路となってくれた人に感謝したんですね。

◆「お金の経路」について教えてください。

たとえばスタッフが、8月はお盆休みで実家に帰ります。

そのときに、「家族手当」という臨時のお給料を出しました。

「そのお金で、実家のお父さんお母さんと食事をして『お父さん、お母さんありがとう』とちゃんと言ってきなさい」、と言って渡しました。

そうするとそのお金は、スタッフも喜んだし、お父さんお母さんも子どもに感謝されて嬉しいし、そのお金で食べに行った寿司屋も儲かる。

さらに、その事をブログに書けば、読んだ人が、「なるほど、こういう風にして生き金を作れるのか」と、多くの人にメリットがあることになります。

どうやって「お金の流れ」を意識して、お金の通り道のすべての人を喜ばせることができるというのが、「お金の経路」を意識する、という感覚でしょうね。


運の悪い人は「お金」に感謝します。

一方で運の良い人は「お金の流れ」に携わった人に感謝しています。

手段と目的が違うのです。


もっと言うと、運の悪い人は「運が良くなりますように」と祈るんですよ。

運のいい人は「社会が良くなりますように。そこに自分を使ってください」って祈るんです。

自己中か否か、そこが圧倒的に違います。


自分が社会のために何ができるかと考えていると、宇宙つまり、私が創造主や神と言っている存在が、シンクロニシティを起こして応援してくれます。

そうやって考えてみるクセをつけてみると、みんな運が良くなります。

◆そういったものをどうやって発見したのですか?

運のよい人・悪い人を調べていったのがきっかけですね。

うちの生徒さんでもやっぱり運のよい人・悪い人がいます。

それぞれの考え方が全く違うので、社会の、運のよい人・悪い人はどうなっているのか?と興味を持つようになりました。

それを突き詰めていく中で、やっぱり神との関係だというところまで来ましたね。

私の得意分野は何かと言うと、人の気付かない様なちょっとしたノイズみたいな情報に食らいついて掘り下げていき「法則」をみつけることだと思っています。

人が発見したものは、あまり興味をそそられないですね。


あと昔から機械にせよ、ルーティンにせよ、構造をみて改革するのが好きなので、その視点から、瞑想やコミュニケーションの技能を改革するのが好きなのです。

発見をより効率よく自動化するために、発見する技術も考えました。

思考対称性の法則というのですが、説明しますと…

と問えば、「悟りとは何か?」と命題を持っても何が悟りかわからない。

しかし、メタ視点で、「悟りたいと欲求を持つ人」と「悟りをとくに必要に思わず、上手くいっている人」を比べると、そのコントラストから、「悟り」と言われているものが浮き上がって見えてくる、というものです。

一つのことを突き詰めるときに、「テーマを基軸に対称性」を持たせて、そこに反対に位置するものを探し当て、その要素を比較するのです。

すると、抽象的なものを構造化してとらえることができるので、いろんな角度から見ることができ、発見が自動的にできるのですね。




(次回につづく・・)

佐田 弘幸(さだ ひろゆき)   「佐田意識工学研究所」代表

大阪の広告代理店でアートディレクターのとき、能力開発に瞑想を学ぶ。
瞑想中に見えるイメージが、現実化する体験を繰り返し、心の世界と、この世界が、つながっている(シンクロの)可能性に興味を持つ。
船井総合研究所の招かれて講演をする。その講演の録音テープが船井幸夫氏を抜き1位となる。その後、船井総研のプロデュースにより、総合法令出版から「すべてはうまくいっている」を刊行。ベストセラーになる。
傾聴だけでなく、潜在意識にアプローチするカウンセラーであり、瞑想やメンタルトレーニングも教える教室も営む、執筆家。

<佐田意識工学研究所のホームページ>
 
カウンセラー養成講座

瞑想 実践WEB講座

瞑想マシン・ボイジャーエクセル

大阪、瞑想教室

<佐田弘幸先生の著書>
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幸せになるマイナス思考


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自分から自由になれるゼロ思考


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願望を必ず実現させるセルフトレーニング術



インタビュアー:荒川仁美(あらかわひとみ)

荒川仁美

株式会社サイドウェイズ顧問、コミュニケーションコンサルタント

ブレスプレゼンターとして、呼吸法を通じて「愛される豊かな人生」を
歩む人を育むことを使命とし、「人生を楽しむ自分になる」
「人と自分を比べない」「自分の成長を信じる」
この3点をモットーに、ココロとカラダが穏やかに健やかになる
「笑顔満杯の120分」のブレスプレゼント講座を開催している。
モットーは、人と人を笑顔でつなぐ架け橋になること!

HP:株式会社サイドウェイズ
ブログ:人生はいつだってハッピー


インタビュアー:倉橋竜哉(くらはしたつや 日本メンタルサービス研究所 代表理事)

倉橋竜哉

アイネスト株式会社、日本マイブレス協会の代表を務める。
日本マイブレス協会では、ブレスつまり息をコントロールする
「呼吸法」を通じてココロの穏やかさとカラダの健やかさを
お伝えする講師の養成を行っています。

HP:日本マイブレス協会
著書:「呼吸で心を整える」
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