第54回目(4/4) 芙和 せら 先生 日本フラワーハートセラピスト協会

自分の心の課題をどこまでクリアしているかが大事

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「フラワーハートセラピストに向いている方というのはありますか?」

花と対話が出来る人。こういう感性って大事だと思うんです。歩いていて桜の木に話しかけられたなって思う時があります。それは香りだったり、落ち葉がカサッていう音だったり。「今、桜の木に呼びかけられた」って、そういう感性ですね。そういう感性がある人は向いている。

大阪の街中歩いてて、凄くいい気の流れがあって、呼ばれて路地の奥に行ったら、神社の樹齢100年以上のご神木があって。「これに呼ばれていたんだ」と思って、しばらくそこでぼーっとしていた事があります。

そんなお散歩が出来る人は向いてる。タンポポ見つけたとか、ドングリ拾ったとかそんなのでもいい。花が嫌いだと出来ないですよね。名前は覚えられなくてもいいし、お花の先生である必要はない。花と対話が出来る人、人と対話が出来る人ですね。

花やってる人って、実は人嫌いが多いんですよ。お花屋さんって不愛想なところ多くないですか? 人間関係が煩わしくて花の世界に逃げてる人が多いからなんです。

大阪中心に展開している「conoka」っていう花屋さんの監修もやってるんですが、「花と心の店」っていう風に展開しています。そこの店はお客さんへの言葉の返し方とかを私が研修するんです。「心の通う店作り」っていうのをやっています。

「心の仕事をしたい方へのメッセージがありましたら、お願いします」

まず自分ですよね。自分の課題をどこまでクリアしているかが大事。そこが先です。でも全部クリアする事はあり得ないから、100点の自分になってからやろうと思うとそれも無理。だけど大きな問題だけは片づけとかないといけないので、それは是非取り組んでいただきたい。

プロとしては、そこに取り組まないのは、不良品を市場に出すようなものなので、私はそこに凄く厳しいです。

「独立に不安を感じる方へはいかがでしょう?」

どうせ生きるなら好きな事をして、失敗しても面白い人生の方がいいんじゃないかなって、やり残す事のない人生の方がいいんじゃないかなって思っています。そういうタイプの人は大抵失敗しないと思うので、やって後悔する事は多分ないですね。

失敗するのが怖い人は、止めた方がいい。どっちかなんですよね。失敗するのが怖いのはなぜかを一回分析した方がいいですよね。心を探ってみてもいい。

あと、お金をもらえないっていう悩みを持つ人が多いです。それはお金に対する不浄感とか罪悪感があるんですよね。「私はボランティアでいいの」って言う人が多かったりするんです。

セラピーという仕事を、ビジネスのツールとしてがっちり稼ぎたいっていう人と、そんなのでお金もらったら・・みたいな気弱な人との両極端があるんですけど、お金に対する不浄感っていうのがあると、この仕事は長続きしないかもしれない。

クライアントさんからお金をもらう事で、対等な関係性が築けるから、お金というものが一つの関係性を作るツールだと認識した方がいいと思うんですよ。

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「受講生さんにもそういう風におっしゃっているのですか?」

勉強にも終わりはないし、だから100点の自分になってからやろうと思うと一生出来ません。クライアントさんの害になるよりは、役に立てないのはまだいいんです。害を及ぼさない程度には、自分の問題をクリアしておかないと駄目じゃないっていう事ですよね。

転移感情とか逆転移とか巻き込まれてしまったりとか、依存させたがるセラピストも多いですし。セラピストになりたい人って頼られたがりの人が多い。だから、そういうところをクリアしないと、自分も苦しいし、人も傷つけますよね。

自分のコンディション作りが仕事だと思うので、それが出来ないならやめてほしい。それから、「一気にたくさんクライアントを抱えるな」ですね。最初は、1人2人からやってほしい。

最初から5人6人とか抱えた人は、3〜4カ月後に大抵体調崩したり熱出したりしますね。人の影響って凄く受けるから、癒し方も徐々に体に覚えさせていかないと。慌てるなっていう事ですね。

「心の仕事に、適性はあるのでしょうか?」

あると思います。その瞬間に適性があるかないかだと思うんですよね。今日の私は適性があるけど、もし明日何かあったら、その瞬間、適性がなくなるかもしれない。

A子さんに対して適性がないと判断しても、それは今のA子さんに対しての判断で、5年後のA子さんに適性がないかは分からない。適性っていうと不変のものって勘違いしがちですが、そうではありません。

ロールプレイングとかを見ているとだんだん適性って見えてくるんですよね。クライアントに向かう意識よりも、どう見られているかっていう事を意識する人がいるんですよ。

最初は多少はみんな意識するんですけど、でもやっている内に忘れて、相手の話を聞く事に集中出来てくる。でも、ずっと評価を気にしているタイプは、自意識過剰っていう事になる訳で、これはまずいですよね。

それから、何の仕事をするにしても体と心がそこそこ健康じゃないと無理。そこそこ健康を保つ努力が出来るかどうかっていう適性があるかもしれない。基本的な体力の部分で言うと、ストレス耐性が強いっていう事があるかもしれないですね。

「先生がこのお仕事をされている上で大事にしている事は?」

自分のコンディションですね。

「コンディションを整えるためにどんな工夫をされていますか?」

花に触れたりするのもそうですけれど、自分を大切にする。自分を幸せにする事を惜しまない。美味しいものもそう、温泉もそう、笑う事もそう、芸術に触れる事もそう、良き友達を持つ事もそう、必要があればセラピーを受けに行くとかですかね。

人のことを必要以上にうらやましいと思った時点で、私はコンディションが悪いと思います。「あの人幸せそうでいいな」とか思った瞬間に不幸っていう事じゃないですか? 理由もなくイライラする時も間違ったところに心があると思うし、そういうものに早めに気づいて手当をします。

「先生のパワーの元は何でしょうか?」

やりたいっていうか、やっているところが目に浮かぶので、そこに到達しない理由がよく分からないというか(笑)。出来ない理由って意味が分からない。映像が浮かぶので、それをいつも追いかけています。

エビデンスを作るっていう事は常に意識してますね。目標の方が先で、やる事の面白さの方に気が行ってるので、統計処理は全然好きじゃないけど、この事を伝えたいから、やる事は全然苦痛じゃないんです。

自分がやりたい事のために、必要な手段としてやらねばならない事は大変だとも思わないですね。

「心の悩みを今抱えてらっしゃる方へのメッセージがありましたら?」

無理をせずに早めにケア!

早めにケアすれば回復って早いんですけど、とことん疲れきってしまってからだと、その回復のプロセスに時間がかかってしまう。まだ大丈夫と思っている内にケア。まだ頑張れるとかまだセラピーなんて行かなくていいかなと思っている段階で来て欲しい。

クイックマッサージみたいな形でセラピーを受けて欲しいなと思っているんです。肩凝ったらすぐ駅前のマッサージに行きません? なのになぜ、日本人って心が肩凝りした時にセラピールームに来てくれないんだろう?

敷居がまだ高いのかなと思って。そんな気軽さで行ける場所ですよって伝えたいですね。

「先生の今後の夢は?」

フラワーハートセラピーを世界に広める事ですね。

「まだやり残していると思う事は?」

山ほど! まだやりたい事の20%位しかやっていないのです。ショップの監修もやっていますが、セラピストじゃなくても、少し愚痴も聞いてくれて、気持ちよくお花が買えるスポット、そういう所を作るっていうのも究極的な夢です。

日本には、セラピーに対する偏見がまだあるから、そういうのもなくなると良いと思っています。

だから私は暗いセラピーは嫌なのです。ビジュアルで美しいものを作るっていうのも、意図があります。セラピーは病気の人が受けるものっていう暗いイメージを払拭したいと願っています。

<編集後記>

芙和せら先生には、「ハートステップ・カレッジ」渋谷青山校で
お話をお伺いしました。

大阪校、名古屋校でも、講座を開催され、
まさに「連日、飛び回っている」とおっしゃる芙和せら先生。

お会いした瞬間から、そのパワフルな笑顔に圧倒されました。

「楽しい事は我慢できないんですよ」
「出来ない理由って意味が分からない」
「やりたい事のために必要なら、大変だとも思わない」
「まだやりたい事の20%位しかやっていない!」

テンポ良く語られる熱い想いと、 次々に飛び出す新アイディア!

先生のとびきり明るいお人柄と意欲的なご姿勢に、
エネルギーをたっぷりと頂戴した楽しい2時間でした。

お花からたくさん元気を受け取って、
それをさらに多くの方に広げてくださっている芙和先生。
世界中にフラワーハートセラピーが広がる日は、きっと近いことでしょう。

芙和 せら(ふわ せら) NPO法人日本フラワーハートセラピスト協会理事長
                株式会社ハート・アンド・キャリア代表取締役
                フラワーハートセラピスト、シニア産業カウンセラー
                心理療法士スーパーバイザー(日本心理療法士協会認定)
                交流分析士(日本交流分析協会認定)、日本芸術療法学会員

フラワーハートセラピーは、花に自由にふれることで、花の中に心を解き放ち、自分を癒そうとすることです。花を使って表現するというのは、フラワーアレンジメントも同じですがフラワーアレンジメントは基本を美においていますが、フラワーハートセラピーでは、「心のありよう」つまり花と遊び、花と語り、花の自然の姿から何かを学ばせてもらうということが基本なのです。
でき上がったかたちではなく、かたちを作るプロセスを大切にしています。
ぜひあなたも花に心をゆだねてみませんか。

<NPO日本フラワーハートセラピスト協会のHP>
【NPO日本フラワーハートセラピスト協会】
<フラワーハートセラピーのHP>
【フラワーハートセラピー】
<芙和せら先生のブログ>
【美和せら 花恋い、人恋い】
<美和せら先生の著書>
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花の心理学
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花の心理セラピー
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ケース別・花の心理セラピー

インタビュアー:鈴木明美

鈴木明美

セラピールームChildren主催、NPO Oasis 代表
いろんな環境に自分を合わせて生きてきて、自分がなんだか分からない。
そんな、うつ病や心の悩みを抱えた方のお手伝いをしています。

心理カウンセラー、NLPセラピスト(ゲシュタルト、エリクソン催眠療法、
家族療法)、交流分析士1級、トランスパーソナル学会会員、レイキヒーラー
HP:江戸川区西葛西、セラピールームChildren
ブログ:セラピールームChildren

インタビュアー:村上友望(ともみ)

村上友望

今は普通のOLをしながら、セラピストとして活躍できるよう勉強中です。
出会った方々の幸せな笑顔をサポート出来たらと思っています。

ヨーガセラピスト ソース公認ベーシックトレーナー
パステル和アートインストラクター ジュニア野菜ソムリエ
アロマテラピーアドバイザー キャンドルアーティスト
ブログ:http://ameblo.jp/ohisamakokoro/

インタビュアー:広江俊介(ひろえしゅんすけ)

広江俊介

心のボイスレッスン 代表
都内で声と言葉をテーマにしたメンタルセラピー、
ゴスペル音楽による発音・発声のレッスン、自己表現力の磨き方を
指導しております。

現在、一般のビジネスマン、OL、カウンセラー、セラピスト、教師、
コンサルタント、俳優、声優の方まで多岐に渡り、教えております。
プロボイストレーナー、プロギタリスト講師
ブログ:『心のエバーグリーン。』

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)

脇坂奈央子

『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント
 

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