第45回目(1/4) 小田 全宏 先生 ルネッサンス・ユニバーシティ

記憶力を飛躍的に高めることによって、脳を開く!

今回のインタビューは、「株式会社ルネッサンス・ユニバーシティ」代表取締役、
アクティブ・ブレイン協会会長の小田 全宏(おだ ぜんこう)先生です。

先生は、陽転思考を基本にした「人間教育」を一貫して研究・実践して来られ、現在は「アクティブ・ブレイン・セミナー」等を全国で開催し、圧倒的な支持を得ていらっしゃいます。

また、46歳から再開されたフルートでは、サントリーホールでのリサイタル開催、CDデビューを果たすなど、「夢を叶える天才」として羨望を集める先生から、「夢の叶え方」や今後のご活動ついてお話を伺いました。

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「先生は一貫して人間教育を研究・実践されて来られましたが、人間教育をご自身のテーマにされたきっかけがありましたら教えてください」

僕は田舎の滋賀県の彦根で生まれました。元々はフルート奏者になりたかったのだけれど、才能がなくて高校1年の時に諦めました。その時に「どうしたら人間が幸せに生きられるのだろうか」と研究し始めたのがきっかけですね。

人間とは何かを研究しようと考えて、インド哲学をやろうかと思って、東大の哲学科に行った高校の先輩に相談をしました。「僕も哲学科に行きたい。インド哲学を勉強したい」と言ったら、「止めとけ」と言われたのです。

「インド哲学なんてやったら喰えんぞ。そして反対に人間の事が分からなくなる」と。僕はそれで困って、「どこを受けたらいいですか?」と訊いたら、「法学部がいいよ。つぶしがきく」と。素直に「そうですか」、と法学部に行きました。

よく「法学部に行ったのに、なぜ官僚や法律家にならなかったのですか?」と訊かれるのですが、元々官僚になりたかったのではないし、法律家になりたかった訳でもなくて、その先輩が言うから「そうかな」と思って行ったくらいなんです。

大学に入ってからも、人間とは何か、哲学や心理学の研究をずいぶんしました。大学4年生の時に、松下幸之助さんが塾を開いているというので行ってみたら、松下幸之助さんが素晴らしい人だったので、こういう人の考え方を勉強してみようと思って松下政経塾に進みました。

その後も、人間教育を初めとして、セミナーや研修会も手当たり次第に受けて研究しました。

「大学を出る時に就職することは考えられなかったのですか?」

全く考えませんでした。政経塾に行く時に、当時の東大の同じクラスの人達からは、「なんでお前、そんな訳分からん所に行くんだ」とか言われたりしましたね。

政経塾に行ってからも、色々な先生について人間学について研究しました。人間学というのは、フロイトの前の催眠、もっと言うと宗教からなんですよ。仏教とか、キリスト教とかね。僕の感覚ではこの2つが、「人間とは何か」をほぼ全て言っていますね。

心理学も、最初は人間の精神疾患を治療できるか、という事で精神的な学問が発達したんでしょうけれど、例えばどこからを「鬱」というのか。

心の傷は、心の奥底に入っている。そして嫌な事や辛い事は人生の中でたくさんある。僕だって、こういうことを話しているからといって全ての人間関係をパーフェクトにできるかというと、そういうことは絶対ない訳です。

人間というのは、生きていると必ずと言っていいほど近しい人間とトラブルが起きます。家庭とか、親しい友達とかとの間にトラブルが発生します。100%出会う人が良い人ばかり、というのはありえない訳です。

たくさんの人間教育をやっている人や講師の知り合いがいますが、一点の曇りもない人はありえようもない。それは神の仕業であって、人間は必ず、心の中に色々な深い闇を持っている訳です。その闇が病気かそうでないかは境界線がある。明らかに病気の場合と、そうでない場合がある。

病気ではないけれども普通の人達が持っている闇とか、あるいは僕らも、たちまちのうちに「無理」、とか「できない」とか、自分自身に対するマイナスの意識が誰にでも起こってくる。

病気ではないけれども、そういうものを取っていくにはどうしたらいいのか。それには様々な技法が存在します。色々な方法を勉強して、27歳の時にその仕事を始めた、というのが最初です。

「先生の『陽転思考』という言葉は、いつ頃から使い始めたのでしょう?」

最初からです。言葉そのものは陰陽から来ている。プラス発想とか、プラス思考というのは似ています。敢えて違いを言うと、プラス発想というのは、「マイナスを言うな」ということだけど、陽転というのは、裏に返すと陽に転じるというのは、裏は陰で、陰がベースにある。

元にあるのは陰で、マイナスを含めているというのが陽転思考の考え方なんです。人間が弱かったり、人間の持っている心の奥の「嫌だな」という感覚はあっていいのだけれど、これをどう陽転していくのか、という事に20数年前から向き合っています。

「それは先生がご自身で生み出されたのですか?」

これは昔からある。陽転思考という言葉として、それをまともに使った人がいるかは分からないけれど。陽転思考は僕が発明した訳ではないけれど、アメリカ型の「やればできるぞ」「できると思えばできるぞ」と強く言われると、「そんなことないやろ」と言いたくなる。

「アカン時はへこむやろが!」と思う訳です。僕の陽転思考は、常にいつでも明るくという訳ではなく、マイナスも当然あるけれど、自分の中で受け入れていきましょう、という意味で使っています。

「27歳から始められた、ということですが最初はどういう形で始められたのでしょうか?」

最初は企業教育の一環として、マンションの一室を借りて、講演や研修から始めたのだけれど、そんな仕事なんてないよね。

全然開拓できなかったので、1年くらい開店休業状態でした。机の前でスタッフとどこかから電話かかって来ないかな、と待っていた。かかってくる訳ないでしょう。

しょうがないから、知り合いの人に、「タダでいいから、話を聴いて」とコーヒーをごちそうして聴いてもらって。すると少しずつ紹介してもらえたりして、そのうちにだんだんと企業に研修をしていけるようになりました。

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「最初はどういうテーマで研修をされていたのですか?」

最初は陽転思考を含めたリーダーシップ、目標達成、コミュニケーションなどをやっていました。軌道に乗り始めたのは2年目くらいからですね。

「その過程でご自身の中で迷いが生じることはありませんでしたか?」

「企業に勤めたことはあるのか?」と訊かれた時に、「ありません」と答えると、「企業に勤めたこともないのに教えるのはおこがましい」と何人かに言われました。

「いらんと言われたらしゃあない。しゃあないけど、これしかやりたいことはないから、ええわ」と。人間教育についての具体的な内容は分からなくても、昔から思っていたんでしょうね。

人間教育という仕事をする、ということについて迷いはなかったです。迷うというのは、他に何かあったら迷う訳で、迷う物がなかったから迷えないです。

「先生の人間教育の柱、特長を説明していただけますか?」

僕の人間教育の中には、「陽転思考」という考え方があります。1つは最近の言葉で言うとEQ Emotional quotient、人間の心の知能指数を上げることですね。

その中で最近特に注力しているのが、「アクティブ・ブレイン」というセミナーです。脳の記憶力を非常に飛躍させることによって、脳を開くという方法です。「アクティブ・ブレイン」とは「脳が活性化している」状態ということです。

単に記憶力を高めるセミナーではなくて、記憶力を高めることによって、脳を開くのが目的なんです。

記憶力が良くなって、試験の結果が良くなるというのが目的ではなくて、人間は「自分に限りない可能性がある」と言われても信じられない訳です。アクティブ・ブレインは、「できない世界」から「できる世界」に入れてしまう。

僕のアクティブ・ブレインの最大の特長は何かというと、人間が持っている「自分はだめかもしれん」という意識を、「できる世界」に入れることによって、「自分はできる」というように意識を切り替えることです。

子どもも個別の勉強をやっている訳ではないけれど、「自分って凄い」というのに切り替わるから、成績は一気に上がりますね。大人は仕事の成果、スピードが倍くらいになってしまう。「自分はもうだめだ」という人が、「自分はできる」という世界に一気に入ってしまう。

「記憶力からアプローチする?」

記憶を徹底的に鍛える。脳が火を噴くくらいの体験です。ちょっと記憶するコツを勉強するというのではなく、その場で脳の容量を一気に広げる。3か月や1年かけて鍛えるのでなく、1〜2日で開いてしまう。2日間でパンと変わる。

比喩としては、頭を家に例えると、ボロ小屋だったとして、僕のトレーニングはそれを修繕してという作業はしない。自分が住んでいるのがボロ小屋だったら、振り向いたら宮殿が建っていたからそちらに移ろう、という、そのくらい変わります。

誰の心の中にもその宮殿があるのだけれど、皆さんそれを塞いでいる訳です。もったいないね。ボロ小屋のまま死んでいってもバチは当たらないけれど、せっかく宮殿があるのだから、宮殿を開いたらよい、と思うのです。

「先生のセミナーの記憶法はどんなものなのですか?」

記憶法というメカニズムは、2500年前から既にあるので新しくはないのです。沢山の人が記憶法の伝授をやっています。僕のセミナーの特長は、記憶法に人間学を高度に合体化させているところです。これはどこにもないと自負していますが。

そしてその場でできる。3か月とかかからない。全員ができる。全員と言っても100人に1人くらいできない人もいるけれど、全員ができる。それが特長でしょうね。

「夢を叶える、ということについてもお話いただけますか?」

よく言われるのは、何年後に何かを手に入れて、ということを夢の実現と言うけれど、僕はそれについてはどうでもいいと思っているんです。

人間が何かを体験している時に、大事なのは何かと言うと、その人がどういう豊かさを感じているか、ということです。ハワイに行く時に、ハワイに行くこと自体に意味はないんです。そこに行った時にどう感じたか、感じる事しかない訳です。

例えば、松沢牛の最高級のすき焼きをおごる、と言われたら嬉しいでしょう?でも、牛丼を2杯食べた直後だと嫌でしょう。物体として、松沢牛のすき焼きが常に同じ価値があるならば、同じ価値を提供するはずです。でも、お腹が一杯だと嫌だし、心配事がある時などもそうではなくなる。

自分が何を体験していくか、そこに本当の豊かさを感じられるか、それが僕にとっての夢の意味なんです。お金についても、いくら年収があったら幸せかなんて決まらない。

夢を、大体の人が、ハワイに行くとか、年収いくらでとか、世間的な意味での成功というような概念で考えるけれど、「いいなぁ」というようにしびれて、その事柄に没頭できるものであれば、それでいいのです。

「しびれる、ですか?」

昔、リルケという詩人がいて、そのリルケのところに若い作家が作品を送って「僕は将来作家になれるでしょうか?」と訊いたら、「君がこの作品を没頭して時間を忘れて書いたなら、君は既に作家だ」と答えた。あの世界です。それで楽しいと感じられたらそれでよろしい。

夢というのは、達成するために持つのではなくて、夢を持つことによって、今が非常に充実する、というのが僕の理論なんです。だから、生涯、皆さん夢を持ったらよろしいという考えです。

僕は、外から見た外形的な夢、ここまで行ったら凄い、という目標は立てません。人と競争する目標、自分が勝って誰かが負けるという目標も立てません。

目標を立てる時、何かに心の中で「いいなぁ」と、しびれる部分を大事にする、というのが僕の夢を創る理論です。「いいなぁ」と感じる、その元は何かというと感動することです。そういう気持ちから発すると、夢というのは成り立つのです。

その後は、それを実際にイメージして、日付を入れて、言葉に出して、行動していけば、自然と上手くいくよ、というのが僕の理論なんです。誰にでもできそうだけど、ほとんどの人はやっていないでしょう。

「日付を入れるというのは?」

「いいなぁ」と感じて、感動したその次に、「じゃあ、こうしたい」とイメージする。そのイメージしたものをいつ現実にするのかという日付を入れるのです。日付を入れることによって、スイッチが入ると同時に、今日がものすごく楽しくなる。

別に入れなくてもいいんですよ。例えば、僕は卓球をやっていますが、それには何の日付も入れていない。だから、全部入れなきゃいけない訳じゃない。日付を入れられないものもありますよ。

(次回につづく・・)

小田全宏  株式会社ルネッサンス・ユニバーシティ 代表取締役
        アクティブ・ブレイン協会会長

● ルネッサンス・ユニバーシティの事業
1.講師派遣事業
2.企業ルネッサンス研修事業
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4.陽転思考プログラム(書籍、テープ、ビデオ)販売事業
● アクティブ・ブレイン・セミナー
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インタビュアー:下平沙千代

下平沙千代

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ワクワクセラピー ソーストレーナー、NLPセラピスト
レイキヒーラー、導引養生功指導員、成年後見人講座受講中
トラベルヘルパー、ホームヘルパー2級、女性タクシードライバー
ブログ:『幸せを運ぶワクワクセラピー ソース』

インタビュアー:竹沢央保

竹沢央保

「思込解放カウンセラー」 または 「成幸の伝道師」
メールとスカイプを使ったカウンセリングをしています。
優しさと強さを兼ね備え、自分自身が幸せに生きることで、その波動で周りの
人も幸せにしていくという「上善は水の如し」的な生き方を目指しています。

趣味:音楽・映画鑑賞、ギター、読書、車、旅行
やってみたいこと:世界一周旅行
最近の興味:仏語、伊語、シャンソン・カンツォーネを歌うこと。
HP:メンタルサポートNow and then

インタビュアー:リリー Takei

リリー Takei

愛の悩み 家族問題を得意とする セラピスト・アドバイザー
1万人以上の鑑定・カウンセリング経験

米国認定NGH 催眠療法士  レイキヒーラー
タロットリーディング

インタビュアー:脇坂奈央子 (日本メンタルサービス研究所 所長)

脇坂奈央子

『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
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