第44回目(3/4) 八巻 理恵 先生 Art self

セルフコーチングの3つのコンセプト

インタビュー写真

「セルフコーチングの良さを教えていただけますか?」

まず大事なコンセプトが3つあります。自分に軸を持ちましょう、あり方、それから心のストッパーを外すこと、この3つを大事にしています。

まず軸ですが。あなたの願望は何ですか?と聞くと漠然としている人が多いです。まず、自分の一番欲しい環境や状態が何かを自分が知ることが最も大切なことです。そして、その本当に手にしたいものを人に伝える、自分の中で思っているだけではなくて言語化してみるんです。

自分がしたい事を伝える、それを聞いてくれる人がいるだけでも意識は凄く変わるんですね。意識が変わらなければ、行動は変わらないし、人生は変わりませんから。

そして、願望を言葉に出すだけではなくてイメージ化するということも大事にしています。イメージができるものを、人は現実化していきます。イメージできない人は絵に描いてもらうんです。必ず何か絵になるんですね。抽象的なものであるとか、具体的な人もいるんですけれど、絵に描けるってことはイメージできてるってことだと思うんです。

そして、その絵を常に見る、見続けるというのを大事にしています。何故ならば見ているということは常にそれを意識しているということですから、それをキャッチする能力が高まります。NLPでは知覚が鋭敏になるとも言います。

だから、セミナーや研修では、目的の絵を描いてもらって、それをリビングや寝室に貼って下さいと言っているんです。この間、凄く面白かったのは、ある受講生の描いた絵は、その方が70歳になっても海でかっこ良くサーフィンしている自分の絵だったんですね。それを毎日毎日見てた彼が「私が始めた行動があります」って言うんですね。

なんと、毎日朝5時に起きて早朝トレーニングを始めたそうなのです。もし、ただ単に早朝トレーニングをするべきだと思っても、人は行動をできないし、したとしても続かなかったと思うんです。でも自分が70歳になった時に、こういう自分でいたいというイメージが明確になったから、自然に彼はそれを手にするために早朝トレーニングが自分の日課になったのです。

「イメージの力ですね?」

それくらいイメージって強い力を持ってるっていうことだと思うんです。

このイメージトレーニングが大切だということを聞いてる方も多いと思うんですよ。結果をすぐ求められるスポーツ選手の皆さんはそういうことをしていると思うんですけど、私達自身の人生においてもすごく大事だと思うんですね。

更に私は、その先が一番言いたい事で、そのイメージしたものに、なりきっちゃうということを大事にしてるんですね。何年後かのなりたい自分に今なりきるということなんです。

その絵の中にいる自分を体感しちゃうんです。もうできてる自分にどれだけ今なりきれるかっていうことが凄く大きな力になると思ってるんですね。セミナーでは、なりきった状態と、まだなりきれてなくてこうだったらいいなと思う状態の変化を体感してもらうんです。

なりきった状態の時に、「チャレンジングなことやってみたらどうですか?」って私が言うと、「できそうな気がします!」「やってみます!」って皆さんおっしゃるんです。これは、なりきった状態がセルフイメージを上げたということです。

でも「問題を思い出してください」って言って、問題の中にいる自分になりきっている時に、「チャレンジングなことやってみたらどうですか?」って言うと、必ず「無理です!」っておっしゃるんです。この時点でセルフイメージが下がっているのですね。

つまり、目的を手にした状態になりきれるか、なりきれないかでセルフイメージが変わっていく。だから、こうなりたいと思うことになりきっちゃう体験をどれだけ日常の中に取り入れていけるかが大事です。それにはトレーニングが欠かせません。これが、自分の軸をつくる大きなポイントの1つです。

「なりきることが大事なのですね?」

はい。次に大切なことは、できている自分になりきって、それを手にするためには、当然継続的な努力が必要な訳ですよ。その努力をやり続けられるかどうかが大きなポイントです。つまりこのやり続けることができるのは、何があったらいいのかって言うことになるわけです。それがその目的を達成したい理由なのですね。

なぜそれを達成したいのか、というその理由が自分自身のやりたい目的と連携した時に、しっかりとした軸ができます。

例えば「自分はこれをやる」ってコミットしても、誰かに「そんなこと無理だ」って中傷されたり、自分がやろうと思っていた環境から急にはずされちゃった時に、自分自身がやろうと思っていたことがブレちゃって行動ができなくなったりとか。

言動がブレちゃったりするのは、やろうと思った心理が弱かったり、やる理由である自分の信念が設定されていない時です。ですから、まず自分自身の潜在意識から本当にやりたいと思うことをリアルに体験することと、それを手にしたいのは「なぜなのか」っていうことをしっかり意識して目的と信念を連携することで、自分軸を作っていくんです。

軸のある人っていうのはブレない。自分の人生を自分で歩んでいける人ですね。それが自分軸です。

インタビュー写真(次回につづく・・)




「あり方とは?」

あり方っていうのは、どれだけ信念を継続して意識できるかどうか。そしてその信念がどれだけスピリチュアルというか崇高であるかどうかっていうことによって、あり方って変わると思うんですね。

誰かを押しのけてお金儲けしたいっていう人の表れと、皆で幸せになろうと思っている人の表れは違うと思うんですよ。それがあり方として出て来る。高い意識にいればいるほど、Mフィールド、『引き寄せ』が起ると思っています。突然サポートしてくれる人が現れたり、たまたま会いたいと思っていた人が向こうからきたり、手に取った本が探していた本だったりするのですね。

そういうのは、全部その人がやろうと思うことじゃなくて、何かが助けてくれると思うんです。それはその人のあり方に関わってくると思っているんですね。能力とか、知識とか、それがdoingだとすると、あり方は、beingです。人生は、能力や知識だけで決まるのではなくて、beingが大きく人生を動かすと思うのです。自分自身の人生の流れっていうものを作っていくとも。

それが私が大切にしていることで、私は悟りたいというか、悟りの境地にいつもいたいと思いますが、悲しいかないつもはできないですよね。欲が出たり色々な感情が出たりします。でも、崇高な意識というものを知っていること、あるいは良い状態を知っていること、そして、たまにでもその意識になることは、人生に大きな違いを起こすと思うんですよ。

「3つ目の、心のストッパーとは?」

これはですね、長年の私のテーマというか、本当に分からなかった部分なんですね。これはやはりNLPを学んでロジカルに、分かった部分なんですけど、人間というのは、いかにその自分自身の思い込みで生きているかということで。

例えば、どんなにこういうものが欲しいとか、こういう人でありたいとか、っていうことを意識して設定しても、「そんなことできっこないじゃない」とか「そんな価値は自分にあるのか」っていう自分の負の内的会話が結局は自分自身の行動のストッパーになるんですね。

心のブレーキなんて言いますけれど、それかなって思うんですよね。「無理じゃない!」って言われた訳じゃないのに、自分で「いやそこまではできない」って思っちゃう。なんか前に進めない。まさに私も昔そうだった。

そういう部分っていうのが自分の心の中にあって、それがどうしてできたのかっていう心のメカニズムですよね。それが私は、NLPで明確になった部分です。脳が勝手に「省略」「歪曲」「一般化」をしてしまうってことですね。私達は、省略や歪曲、一般化をして「思い込み」の世界で生きているんですね。

「思い込みの世界ですか?」

例えば小さい時に、犬に咬まれれば、「犬は怖いんだ」って風に思い込みますよね。

それから小さい時から自分のことを親が否定的に言っていたら「自分はだめなんだ」と思い込みますよね。誉められ続けて育った人は、それほど能力のない人でも自分は凄い人と思えたり、ある意味実体なんてなくて、全部思い込みだなということに気づいたんです。

強烈な体験や継続して言われるメッセージとかが負のものであれば、ネガテイブな思い込みを作っちゃうんだなってことに気づいたんですね。

例えば、全くできないと思ってしまうことが、たった一回だけの失敗によることだったりとか、「皆が言ってる」なんて思い込んじゃうことってあるけれど、実際は一人や二人だったりとか。こうしなくちゃいけないなんてことも、別に決められた正当なものでもなく、勝手に自分が決め付けている思い込みであるという風にだんだん心のメカニズムが分かってきました。

そして、思い込みがストッパーになって、苦しんでいる人が凄く多いなって思うんですね。それで「セルフコーチング」ではそのストッパーをいかに手放していくかを体験してもらいます。セミナー中にも思い込みがどんどん出て来る訳です。

例えば「できない」ってきめている人に「いったい何回チャレンジしたの?」と聞いたりすると、一回もチャレンジしてなかったりする訳ですよ。だから、思い込みの存在を知り、それを手放すことができたら、人はもっともっと元気になるんじゃないかなって思うんですね。

その3つを伝えるだけでも、皆さん変わってくるんです。知らないばかりに、私の昔の状態と同じ所に留まっている人がいる。その人達に本当に伝えていきたいっていうのが私の中の凄く強い思いなんです。

「先生のセミナーやワークショップにはどんな方に来て欲しいですか?」

そうですね。もう色々な方に来ていただきたいと思うんです。例えば、自分自身の目的が分からないとか、目的があっても自信が持てないとか、コミュニケーションがうまくいかないとか、自分自身を表現していくっていうことができない人とかですね。

現代は「婚活」や「就活」「子育て」「介護」いろいろ皆悩んでいますから、色々な方がセミナーにいらしていただきたいですね。セミナーは常に楽しいですし。

例えば婚活をしている方にお伝えしたいのは、交流会みたいに、ただ出会っていくっていうんじゃなくて、自分自身はどういう人を求めているかを知っている必要があると思います。自分自身の価値観、自分自身が何を大切にしているか、パートナーとして選ぶ人に何があったらいいのかを明確にしないで、闇雲に条件で選ぼうとしても自分に合った人と巡り合わないと思うんですね。

就活にしても、ここ一番の時に、自分自身をアピールできるっていうのは、メンタリティが強い人だと思うんですね。人事の人の前で堂々と自分自身のエネルギーとかやる気とかをアピールしていける力。そういう力を養って欲しい。

それから子育てで悩んでしまっているお母さん。子育てって実はとても楽しいことだと思うんですね。大変だけど、「自分育て」になるという事です。お母さんたちに「子育てを楽しみましょう」って言いたいんですね。

お母さんも自分一人の世界にこもって悩んでいるんじゃなくて、やはり人っていうのは人があって成長すると思うんですよね。自分の事を相手に言って、相手からの反応で自分が分かるし、相手の話しを聞くことでたくさん気づくことがあると思うんです。

私のワークショップは心のオープンさをとても大事にしているんですね。利害関係のない所で、自分をオープンにすると、「こんな自分がいて、こんな自分をこんな風に受け入れてくれる人がいて、こんなに楽しい自分がいるんだ」って自分で分かる訳です。それを凄く大事にしています。

あと、介護をされてる人達。その方々は凄く自分自身を削っちゃうと思うんです。自分を取り戻すってことも大事にしないと、『燃え尽き症候群』になってしまうと思うんです。このサポートを、自分自身の体験からやりたいですね。

介護で悩んでいる人達と同じ悩みを持つ人を、ワークショップ、エンカウンターなんでもいいんです。そういう場を提供してファシリテートしていく、そういう仕事もしていきたいです。セルフコーチングはどんな人にも効果的なのですよ。だから、これを色々な形で広げていきたいというのはあります。

「先生がこのお仕事をされている上で、大事になさっている点は何でしょう?」

それこそ「セルフコーチング」なんですけれど、やはり自分自身が何を大切にしているかってことを意識しているってことです。私は、「つながり」が大事にしています。自分自身とのつながり、人とのつながりもそうです。精神的な意識をトランスパーソナルな領域に持っていくことですね。

「トランスパーソナルな意識?」

そう。そういう意識を常に自分の中が意識しているってことが自分の中のエネルギーの原動力になっている。元気じゃないと、こういう仕事ってできないと思うんです。

自分自身の心が元気で、体も健康であることが大事だと思うんですね。また実生活で、色々な経験をして乗り越えていくことを凄く大事にしています。現実生活をしっかり生きることがとても大事だと思うんです。

現実の生活の中で、色々な経験やアイデンティティを持つことが大事だと思うんです。女性だったら、母であったり妻であったり娘だったりという中で本当の自分って鍛えられる。現実の生活の中で色々なことで戦ったり、乗り越えたりすることが全部糧になっていくと思うんですね。

カウンセラーのお仕事の時にはちゃんとできるけれど、自分の実生活は違うとか、実生活はないっていうのはちょっと違うと思っています。自分の現実生活の中で、自分自身のぶち当たった問題をクリアしてきたことが、カウンセラーとしての力になってくると思うのです。

だからこういう心の仕事っていうのは、やはり勉強だけじゃなくて、現実に色々なことを体験していく。そして失敗を怖れない、失敗から学ぶことが大事だと思います。負の体験があるから人の心の闇が分かるのだと思います。失敗は自分自身へのフイードバックなんだと思うこと。だから、色々な事に挑戦して、そこから学ぶ姿勢は大切にしています。

          

(次回につづく・・)

八巻 理恵(やまき りえ)
         Art self 代表、感性研究所理事、感性アカデミートレーナー
         心理カウンセラー、セミナートレーナー、研修講師

★ セルフコーチングとは
自分の「心をマネージメント」できる力や、
「コミュニケーション能力」を飛躍的に高めるプログラムです。
NLPを初めとする様々な心理学の要素を融合し、体験的に
最高の自分へと導く具体的な方法とトレーニング全般を言います。

エステに行って自分を磨いたり、ジムに行って体を鍛える様に
「心にも筋肉」をつけて、男女問わず、強く美しく生きていきましょう。
あなたの個性が輝いてきます♪
★ セルフコーチングプログラム(全6回)
6回のプログラムをご用意しています。回を重ねるごとに、
NLPの神髄が脳にインスールされ、あれあれと自分が変わって
いくのを体感できます♪

毎回テーマが変わり、楽しく深いワークショップセミナーです。
本当の自分やなりたい自分に気づき、なれる自分を手にします。

人は、人によって成長します。
本を読むだけでは、まだまだかもしれません。
「分かる」と「できる」では大きな違いがあります。

セミナーでのワークの体験と、人とのかかわりがあなたを大きく
変化させます。毎回1回完結で進めますので、どのコースからでも、
又1回のみでもらくらくOKです。

第1期:表現力をアップ 4月11日(日)(大阪)
第1期:コミュニケーション力アップ 4月17日(土)(東京)
第2期は
 東京にて、7月4日(日)より毎月第1日曜日に1テーマごと完結で開催
 大阪にて、7月18日(日)より毎月第3日曜日に1テーマごと完結で開催
※全6回コースのご受講をお勧めします!
※単発での受講の場合、振り替えは可能です。
※全6回コースお申し込みの方は、無料にて再受講ができます。
詳細は:セルフコーチングHP
★ 体験会
セルフコーチングってこんな風にするんだーと納得の2時間コースです♪
5月12日(水)・6月16日(水) ともに18:30〜@東京 茅場町
詳細は:セルフコーチングHP
★ エッセンシャルセミナー
セルフコーチング重版記念として、セルフコーチングのエッセンスを
体感できる、とくとく特別セミナーをお届けします♪
5月8日(土) 6月5日(土)
詳細は:セルフコーチングHP
<八巻 理恵先生のブログ>
八巻 理恵「セルフコーチング」プログラム
<八巻 理恵先生の著書>
cover
セルフコーチング~あなた自身を「最高の自分」へと導くために~
★ セミナー共催
〜動き出す感性 輝く未来〜 感性アカデミー
★ 個人カウンセリングは、相談者が自らの資質(個性)を理解し、
  将来のビジョンに向けて、可能性を最大限に活かす方法を体得できます。
詳細は:セルフコーチングHP
お問い合わせは: rie.yamaki@artself.jp

インタビュアー:笹木美子

笹木美子

日本語教師、マナー講師
統計未来学協会認定占星術師、同理事
心理美ジュアルコンサルタント

「心理カフェまりりん♪」(白金 自由が丘)へようこそ!
自分らしく迷うことなく楽しい毎日をおくりたいあなたへ
ブログ:「空 禅 美 福」(日本語)
     「心理カフェまりりん」

インタビュアー:Rico Bonafede(リコ ボナフェデ)

リコ ボナフェデ

セラピスト
『五感が喜ぶカラフルマインドな毎日』をテーマに活動中。

以心伝心の文化を離れて暮らしたことから、
コミュニケーションのあり方と、
言葉そのものが持つ不思議なエネルギーに魅せられ、
そこに潜在意識と色を絡めたセッションを行なっています。
おしゃべりブログ:「やっと逢えたね♪」

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)

脇坂奈央子

『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
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