第44回目(2/4) 八巻 理恵 先生 Art self

元気な人をもっと元気にする研修をと、NLPに

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「その段階までは先生は学ぶという立場で来られている訳ですよね?」

そうです、そこからですね。自分が癒されてサイコシンセシスをやるようになってから、自分の体験を活かしたいと、産業カウンセラーや心理相談員の資格を取ったのです。

カウンセラーとして一対一のカウンセリングや、学んだものを色々取り入れて心理学の講座をカルチャーセンターでやったり、エンカウンターグループを開催して活動は始めていたんですね。仕事を始めたと同時に、主人がそういう風になったというタイミングですね。

「それも不思議な感じですね」

不思議ですね。資格を取ったのは30代後半で、40代から本格的にやった感じです。

「それはお一人で開業して?」

そうです。会社にはしていなかったですけれど、原宿の方で貸してくれるオフィスがあったり、自宅に来ていただいたり、病院の一室を借りてセミナーをやったり、カルチャーセンターで講座をしたりと、色々な形でやっていました。

「最初から順調に行きましたか?」

そこそこ順調に行っていたんですけれど、まだ40歳位で子育てもありますし、主人もそういう状態でしたし、カウンセラーという仕事がその当時の自分に重くなってしまったんですね。あまりにも一生懸命になりすぎて、自分が過呼吸で救急車で運ばれたり。

一対一だといろいろな方がいらっしゃるじゃないですか。その当時の私が背負うには荷が重過ぎると感じたんですね。方向転換して、元気な人をもっと元気にするという方向もありかなと思ったんです。それで「心理学」を活かして企業研修をやる研修会社に所属したんです。

その会社の社長も心理学にきっと興味があったと思うんですけど、面接で採用して下さってデビューということになって。その会社が右肩上がりでものすごい数の研修をやったんですよ。100社以上ですよね。

それこそ上場の錚々たる企業で、業種も幅広く、階層も、管理職から新入社員までと。そして色々な研修プログラムをやりました。ビジネスコミュニケーションのスキルの研修で、例えばプレゼンテーション、ロジカルコミュニケーション、交渉術、ミーティングマネージメント。又それ以外にもマナーとか対人対応があり、そこには独自の心理学をどんどんとり入れていきました。

それはそれで良い研修だったと思うし、皆さんに喜んでいただいて私にとっても遣り甲斐のある仕事だったんです。

でも余裕が出てくると、段々人が見えて来る様になるじゃないですか。色々な相談も受けるようになってみて感じたことが、元気な人をもっと元気にするつもりで入ったのに、「企業研修を受ける人達って元気ないじゃない!」って思ったんですよ。

「元気な人のはずが、元気がなかった?」

眼力無い人が多いし、意欲が低いし、これってどういう事だろう、皆こんなに凄い企業に入ったのに、どんよりして何だろうと正直思ったんです。人事の方々も悩まれているということも分かったんですね。

いわゆるスキルや知識は教えても、実際にプレゼンした時に説得力を持ってできるかと言ったら、この人は無理でしょうという人とか、管理職の方が一生懸命ロジカルコミュニケーションやってロジカルに話しても人はついて来ないでしょうって思うことが凄く多かったんですね。

これはメンタルが求められる。ストレスとかそういう問題じゃなくて、もっとビジネスマンは、意欲的に元気になる必要があるんじゃないかと思ったんですよ。今までそういう勉強もして来たので、私の中で更に心理を極めたいとも思ったんです。

意識というのは、自分の中で変革させることが出来て、そのプロセスでパワーが出て来ることであって、悩みというのを意識で小さくすることもできるということも分かって来たんですけど、これをロジカルに人に説明するにはまだまだ心理の勉強が不足しているなという思いで、もっと勉強したいと思ったんですね。

その時にNLPを学ぶきっかけを得ました。NLPはずっと前から知っていて、いずれ私はこれを学ぶことになるだろうという勘があったんです。当時、本を読んでも何が書いてあるか分からないし、外国人の先生のビデオを見てもよく分からない。分からないだらけだったんですけど、凄く興味を持ったんですね。

たまたま研修会社に所属している時の営業の方が「こんな所があるんですよ」って見せてくれたのが、私が学んだNLPの学校のパンフレットだったんです。「やっぱり来たか」と思いました。

そして、ある企業での研修をした受講生アンケートの中に、「ここまで深く心理を教えられるならNLPを教えて下さい」というのがあったんです。それで、「やっぱりNLPが来るかな」って思って、そのアンケートとパンフレットが合致して、「これはやらなくちゃ!」と思いました。

それで、その当時はそこしかなかったと思うんですが、そこの体験会に行ったのが最初だったんです。45歳位の時です。もう一回勉強し直そうということで、勉強を始めたんですね。

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「行かれていかがでしたか?」

もう訳が分からなかったです。何のためにこれをやるんだろうかと。つまり理論が無かったんですね。私はどちらかというと理論好きなので、体験と言われても納得できなかったんです。だから完全に浮いていたんです。質問魔だったし先生にしてみたらやりにくかったと思います。

分からないことだらけでしたけれど、不思議なことに勘として、これだけは完全に学ばないといけないということだけは分かったんです。これを理解しない限りは心理の世界では専門家と言えないという私の思い込みで、何がなんでも勉強しようという意欲が湧いていたので、分からないながらもついて行ったんですよ。

NLPのワークは、ペアを組んだ人の力量でその凄さが分かると思うんです。ある時、その学校の中でトップレベルのスキルを持った方とペアを組むことができました。その時に目から鱗が落ちたように「これだったのか」と分かったんですね。それからやるものがストンストンと落ちるようになって、一個一個のワークが自分に落とし込めて行ける様になったんですね。

でも、そこでは一切理論を教えてくれないので、理論は全部後付けで自分が勉強していったんです。マスターコースは3回位受けているんですね。マスターは2回受けて、後はラーニングリーダーとなり、マスターをフォローする役割に選んでいただいて。合計3回受講できたわけです。

私が学んだ所では、その中からトレーナーになって欲しい人だけがトレーナーコースを受けられるというシステムで、そこでトレーナーをやってみませんかと言われたんですね。

その頃には相当理解していたので、私はNLPを全部体得した何かの形のトレーナーになろうと思ったので、一年間のトレーナーコースを修了したという経緯ですね。

「トレーナーになられても、研修の仕事は続けていらしたのですか?」

途中まで両方やっていて凄く大変だったんですよ。学びと研修、家庭もありましたし、もう本当によくやったなって。今だったらとてもできません。学びたいことを広げる意欲で満ち満ちていたので疲れを知らなかったですね。

途中から、もう研修トレーナーはいいと研修会社を辞めて、とにかく心理だけに特化したんです。

「それはNLPの研修ですか?」

そうですね、NLPを使った心理の研修です。

コミュニケーションやモチベーション、リーダーシップとか、もちろんクライアントのニーズを聞いて、こういうのも入れたらいいんじゃないかって自分自身がプログラムを作って、企業の人事の方とのやりとりをしながらプログラムを作っていたというプロセスで、だいたい1日とか2日とかの研修です。

あと個人でセミナーを開催したり、という感じでやっていました。

「その後、セルフコーチングに進んで行かれるきっかけは?」

今までNLPを学んで来て素晴らしいと思っているんですけれど、凄く時間がかかるんですよ。お金も凄くかかる。こんなに時間をかけなくても、もっと瞬時にその人を変化させることができないかなと思ったんです。

そこで自分が今まで学んで来た心理学をベースにして、人を変化させていくプログラムを作ってみようと思ったんですね。

今まで企業研修で作って来たプログラムをやると、皆さん凄く良かったと喜んで下さるんですよ。でもセミナーって一瞬で人は変わりますけれど、定着させるためには学んだ事を習慣化して、繰り返し繰り返し行っていくことが必要だと思うんですね。

企業の方々には、時間の制約があり定着して頂くのに一人でのトレーニングを習慣化することが必要なのですね。そうなるとテキストがちゃんとしているということが大事です。受けっぱなしじゃなくて、本を読んでこういう事だったな、これ習ったなと分かるものを作る必要があるんじゃないかと強く感じて本を書こうと思ったんです。

「まずは本を書くというところからスタートされた?」

そうですね。やはり自分自身の思い、自分自身が伝えたいことを広げるためには本が必要だと思ったので、今までのものをまとめようと思いました。

「セルフコーチングという名前はどこから生まれたのですか?

セルフコーチングという名前で既に研修をやっていたんです。プログラムの中にセルフコーチングというのがあって、自分自身の中で一番書きたいものと合ってるなって思ったんです。

セルフコーチングというのは、自分自身を最高に輝かせる具体的な方法とトレーニングのことを言っているんです。最高のコーチは自分だと思っているんですよ。

全ての答えは潜在意識の中にあるんだというのがメッセージなんですね。意識というのは、ご存じのように潜在意識と顕在意識というのがあって、その潜在意識の中にある何に自分の意識がフォーカスされるかによって、私達の人生が全然違ってきます。

だから私が悩んでいた時は、自分自身の問題、嫌な出来事に意識をフォーカスして、それがグルグル回っていたと思うんです。でも問題ではなく、反対に潜在意識の中の本当の願望にアクセスした時に人って意欲的になれると思うんですね。

こうしなければならないじゃなくて、「これがやりたい!」と思った時に人は自然に意欲的になるし、「これはできる!」って思った時にワクワクするし、潜在意識の中にある信念とか価値観に行きつくと当然人って、声とか態度が落ち着いてくるんですね。

地に足が着いたような、そういう発言や所作になるんですよね。信念を口にする時は、静かな存在感というか、落ち着きを皆さん手にされる。つまり潜在意識の願望や自分自身の可能性やを顕在化して行った時に私達は凄く良い状態になる。

それを導き出すのは自分だし、本当は潜在意識の中に自分を元気にする、心の状態を良くするものがあるんだってことが一番言いたいことなんですね。

人って綺麗になるためにエステに行ったりしますよね。体や筋肉を鍛えるためにジムに行きますよね。でも心を鍛えるために何かするかっていうと結構してないんじゃないかって思うんです。

それは何故かというと、綺麗になるってことは目に見えるし、体が元気になると筋肉がついて来る。心って一番大切なのに見えないですよね。目に見えないものを人はないがしろにしがちなのですね。でも、本当はここが一番大事だと思うのです。

綺麗な子が心を磨けばもっと綺麗になるはずなのに、そこは皆さんないがしろにしてるなって思うんですね。企業研修でも、もっと心を鍛えていれば、能力が素晴らしい人ばかりなのに勿体ない。それを鍛えるトレーニングってものを、この一冊に込めたいと思いました。

「心を鍛える?」

「心を鍛える」です。「心に筋肉を!」というキャッチを本の帯に書いてあるんですけれど、ここが凄く言いたいんですよね。意識は瞬時に変わるけれど、それを血肉にしていくには、心の筋肉をつける必要があると思っているんです。

マインドマッスルとか言っていますけど、心に筋肉をつけてへこたれない自分を自分が作っていくことがトレーニングでできるのですよ。それが一番大事だと言うことを伝えたいんです。そのためには、やはり、ワークショップ型のセミナーへの参加が大事なのですよ。一人では人は変化できないですから。

                

(次回につづく・・)

八巻 理恵(やまき りえ)
         Art self 代表、感性研究所理事、感性アカデミートレーナー
         心理カウンセラー、セミナートレーナー、研修講師

★ セルフコーチングとは
自分の「心をマネージメント」できる力や、
「コミュニケーション能力」を飛躍的に高めるプログラムです。
NLPを初めとする様々な心理学の要素を融合し、体験的に
最高の自分へと導く具体的な方法とトレーニング全般を言います。

エステに行って自分を磨いたり、ジムに行って体を鍛える様に
「心にも筋肉」をつけて、男女問わず、強く美しく生きていきましょう。
あなたの個性が輝いてきます♪
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6回のプログラムをご用意しています。回を重ねるごとに、
NLPの神髄が脳にインスールされ、あれあれと自分が変わって
いくのを体感できます♪

毎回テーマが変わり、楽しく深いワークショップセミナーです。
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本を読むだけでは、まだまだかもしれません。
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変化させます。毎回1回完結で進めますので、どのコースからでも、
又1回のみでもらくらくOKです。

第1期:表現力をアップ 4月11日(日)(大阪)
第1期:コミュニケーション力アップ 4月17日(土)(東京)
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 東京にて、7月4日(日)より毎月第1日曜日に1テーマごと完結で開催
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詳細は:セルフコーチングHP
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<八巻 理恵先生のブログ>
八巻 理恵「セルフコーチング」プログラム
<八巻 理恵先生の著書>
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〜動き出す感性 輝く未来〜 感性アカデミー
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詳細は:セルフコーチングHP
お問い合わせは: rie.yamaki@artself.jp

インタビュアー:笹木美子

笹木美子

日本語教師、マナー講師
統計未来学協会認定占星術師、同理事
心理美ジュアルコンサルタント

「心理カフェまりりん♪」(白金 自由が丘)へようこそ!
自分らしく迷うことなく楽しい毎日をおくりたいあなたへ
ブログ:「空 禅 美 福」(日本語)
     「心理カフェまりりん」

インタビュアー:Rico Bonafede(リコ ボナフェデ)

リコ ボナフェデ

セラピスト
『五感が喜ぶカラフルマインドな毎日』をテーマに活動中。

以心伝心の文化を離れて暮らしたことから、
コミュニケーションのあり方と、
言葉そのものが持つ不思議なエネルギーに魅せられ、
そこに潜在意識と色を絡めたセッションを行なっています。
おしゃべりブログ:「やっと逢えたね♪」

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)

脇坂奈央子

『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
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