第43回目(1/4) 本城 稔 先生 I.B.P総合研究所

安心・安全・リラックス感。本質はそこにある!

今回のインタビューは、 『癒され上手になりましょう』の著書でおなじみの、
I.B.P総合研究所の 本城 稔(ほんじょう みのる)先生です。

本城先生は、この道30余年の超プロ・心理カウンセラー・
サイコセラピストとして、驚異的な成果を上げ続けていらっしゃいます。

また、成婚率日本一の指導実績をお持ちの「結婚コンサルタント」という
ことでも有名です。

「絶対、大丈夫」「安心・安全・リラックス」を心に取り戻すことを基本に、
多くの心理療法・精神療法を駆使した個人セッションの他、
セミナー・ワークショップ・講演活動で全国を飛び回る先生に
カウンセラーとしての姿勢や、今後の展望について深いお話を伺いました。

インタビュー写真

「小さい頃はどんなお子さんでしたか?」

結構、心配しながら育っていたかなという風に思います。それは、一番は、父親がギャンブル好きでアルコールが好きな人だったということですね。僕の父は大阪で生まれたんですけれども、野球賭博で全財産なくしてくれたんです。

それから鳥取に流れて、畑の小屋で7歳まで生活していました。そこで、借金してお店を始めたので、ずっと借金に追われる生活が、23歳位まで続いていたんです。

そういう中でも、父がギャンブルでも借金、飲み屋さんにも借金、そういう生活でしたから、母を早く安心させてあげたいっていう思いでずっといました。私にとって父は、ドラ息子みたいな親父でしたので、本当に困ったさんだなという風に思っていました。

もともとは楽観主義者だと思うんですけれど、心配なことが次から次に来たもんですから、割と心配性だったと思います。

「小学生時代から家業を手伝われて、かなり大変だったとか?」

大変は大変でしたね。当時は大変でしたけれど、それは苦労のうちに入らない、と今は思っています。目に見える悩みが大半でしたから、頑張れば何とかなる内容のことが圧倒的に多かったです。目に見えないことの方が、もっと大変だなと思いますね。

「心の仕事に変わられたのは、何かきっかけがおありだったのですか?」

きっかけは、19歳の時に後輩から、友達のことで相談の手紙を受け取ったことです。

今から思えば視線恐怖症の悩みでしたが、当時、何が何だかさっぱり分からなくて、とうとう、その手紙の返事を書かず終いで。その時、何もしてあげられなかったっていう無念さ、申し訳なさが、ずっと気になっていたんです。

父親が18歳の時に亡くなって、それから5年間で借金を全部返しまして、これから1度限りの人生で、何をさせていただきたいのか、悔いがない生き方をさせていただきたい思いがあったのです。

19歳の時、アメリカからカウンセリングを勉強して帰って来られた先生がいらして、その先生との出会いがあって、カウンセリングを少しずつ勉強し始めたのです。それで、家業は義理の兄に譲って、私はこちらの道を歩ませていただこうと思った訳ですね。

19歳からこちらの方向に行っていたのですが、完全に決めたのは23歳の時でしたね。

「方向を決められて、まずはどんな風に行動されたのですか?」

知識の学びじゃなくて、現場で本当にその人の必要としていることに対応できる実力をつける学び方をしたい、そういう考え方で、色々な先生方に出会って学ばせていただきました。

講習を受けたり、その先生に付いて共に生活しながら、現場主義で学ばせていただいたっていうことですね。

「50種以上の心理療法、精神療法を駆使なさるそうですが、若い頃に学ばれたということですか?」

そうですね。色々学びましたし、また、オリジナルなものもどんどん作っていったんですね。「こういうものがあったらいいな」って。じっとお話を聞かせていただくカウンセリングだけではなくて、大自然の中で一緒に体を動かした方が良い人もたくさんいらっしゃる。

色々なことを試しながら、今、岡山に住んでいるんですけれども、アグリセラピー、農業療法ですね。作業療法のような形で、農作業をしたり、又は、スポーツ、レクリエーション療法のようなこともします。

一緒にスポーツしたりしながら、その合間合間で、グループセラピーをしたりという風に、色々なことを試して、「この人はボールを蹴飛ばすことで、心のわだかまりが抜けていきだすんだな」とか、色々なことをやりながら、どんどん療法の幅を広げて行ったっていうのが、現状ですね。

だから、全部、学んで身につけたものではなくて、見出したものが半分位ですね。学んだものが半分位。学んだものも、バージョンアップさせて色々な形に変えていったり、ゲシュタルトセラピーにしてもやり方をもっと多彩にして応用編を作ったりですね。

「サイコセラピストとしてお仕事を始められたのは、いつ頃ですか?」

そうですね。20代半ば位から、少しずつ本格的にという感じですかね。

お店をやっている会社がありましたから、会社に籍を置きながら、自分で時間を段取りすれば自由になりますから、別にカウンセリングルームを設けてやっていました。

指導していただいた先生方に研修を受けたり、先生の所にも行ったりという多彩な学び方をしながら、実際に自分でもカウンセリングをし始めたっていう感じです。

インタビュー写真


「最初から、今の岡山でやっていらしたのですか?」

最初は、拠点は鳥取と大阪でした。以前は建物の中でカウンセリングをさせていただくことが中心でしたけれど、大自然の中でさせていただきたいっていう願いがありまして、それも、30年位前から願いを持っていて、ずっと土地探しをしていたんです。

まとまった土地が一箇所に1万坪以上欲しかったんですね。今から14年ほど前に、やっと岡山に見つかったんです。

例えば、大阪のビルの中でカウンセリングさせていただいても、やはり、怒りや鬱憤が出てきますよね。大声をあげたい人、吐き出したい人がいらっしゃるんですが、「ここで大きな声を出したら、迷惑がかかる」と、皆さん遠慮して飲み込まれるんですよ。

それでは良くならないから、どんな大きな声を出しても、大暴れしても、誰も文句言わない状況でカウンセリングをさせていただきたいと願って、ずっと鳥取の大山を目指していたのです。でも、土地の持ち主に「売っていただけませんか?」とお願いしても、10年間ずっと断られ続けだったのです。

そうこうしているうちに、上の息子が関東の大学に進学するという時に「お父さん、僕帰るなら新幹線が通っている岡山くらいが便利がいいんだけど」と言ったのです。

その一言で、丁度、岡山に仕事で行くところだったので、合間を縫って、不動産屋さんに「一箇所まとまって1万坪以上で、農地もその中にある、そういう物件ありませんか?」と訊くと「今まさに、売りに出た。そういう物件めったに出ませんよ」と。

すぐ即決で決めました。10年間ほとんど毎週のように、家族5人で車であちこち行って見ていて、見る眼はできていましたからね。

「息子さんの一言から、一発で決まった?」

結果的には大山じゃなくて良かったと、今は思うんですね。

不思議なことに、岡山に引越しして半年後に、不動産屋さんが「大山でいい所が出ましたけど」と連絡をくれたのです。でも、全国飛んで回っていますでしょう? 大山だと冬場の雪で、出掛けるのに半日掛かってしまう。

今の岡山だったら、雪は降りますけれど、午前中で融けるのがほとんどですから、ありがたいです。

「今の所がベストだった?」

そうですね。空港も20分程で行けますし、東京便が10往復ありますからね。朝1番で出て、最終便で帰ることもできますから、東京の仕事もできます。高速道路のインターチェンジは10分離れた所にありますから、四国は車で行けますし、中国地区も結構車で行けます。

「最善の場所が、運良く見つかったのですね?」

そうです。すべてに時があり、すべては最善のために起きているんだなってことを感じさせられましたね。

「ご本の中の“安心・安全・リラックス”という言葉。これは何処から生まれたのですか?」

そうですね。私のもとには、ほとんど、精神科か心療内科に何年も行っていらっしゃる方々が、来られるんです。薬物の副作用で苦しんで、更に症状が悪くなって、絶望状態の方々がほとんどなんですね。

その方々がなぜそうなっていったのかを考えた時に、私もその体験が昔ありますが、不安・怯え、これに襲われると、安心・リラックスできなくなりますよ。

それで、心の状況が脳に影響を与えて、脳のバランスが崩れる。病院に行けば、脳のバランスが崩れているということで、心の薬じゃなくて脳の薬をくれますよね。

安心・安全・リラックス感があれば、瞬時に自然治癒力で脳のバランスも取り戻すことができるという体験を、ずっと聞かせていただいていたんです。その方が、安心・安全・リラックス感を取り戻した時に、瞬時に良くなられたと。

1回のカウンセリングでそうなられる方もおられるし、何回か、又は半年後、「あ、大丈夫なんだ」っていう安心・安全・リラックス感が自分の心の中に訪れた瞬間に、例えばうつ病でしんどくて寝ていた人が、急に起き上がって普通の歩き方をする。

そういうことを、私もたくさん見させていただき、体験させていただいたから、本質はそこにあるんだと思ったのです。

心が安心・安全・リラックス感を増せば、心の自然治癒力が増して、自分で自分を癒していかれるっていうことが、そこが本質なんだと感じさせられたから、そういう表現になっているんです。

「先生のセラピーの基本は安心・安全・リラックス感なのですね。それをもたらすためにその方に合った手法をお使いになる?」

そうですね。通常はカウンセリングの時間は50分とか1時間とかですよね。私の場合は、初回に関しては、半日お時間を空けさせていただいて、最低4時間です。又は、1日なり、県外から来られる方は1泊二日、お時間空けさせていただいて、徹底的に聞かせていただくんです。

「宿泊施設もおありなのですか?」

そうです。今、住んでいるのは、専業農家のお宅だったところです。かやぶき屋根の家なので、納屋が宿泊施設といったら変ですが、そこで泊まりきれなければ、自宅の方に泊まっていただくことも時にあります。

将来的には、ペンション風な天然素材の建物をいくつか自然の中に建てて、ゆっくりしていただけるようにしたい、できれば温泉も掘りたいなと思っています。

「他に先生が大事にされていることとして、“絶対大丈夫”とおっしゃるそうですが?」

そうですね、先程の安心・安全・リラックス感。これには、やはり確信がないと、ほっとできませんよね。「いや、大丈夫だと思います」くらいの言葉では足りないのです。

さんざん苦しんで、不安、怯え、悲しみ、苦しみ、絶望感の中で歩んで来ておられる訳ですから、絶対的な確信がない限りは、それを突破することは難しいだろうと思います。

私も、最初からそれを絶対的に言えたかといえば、そうではありません。

でも、30年余りたっていく中で、本当に絶望的な人が癒されていく体験をたくさんさせていただいて、「もうこれは、絶対大丈夫だ」っていう確信を、実体験を通してどんどん増してきたから、「今は絶望状態でも、必ず良くなります」って、断言できるようになったんです。

断言したいですし、それを望んでおられる方、そのために来ていらっしゃるにもかかわらず、「多分、大丈夫だと思います」では、申し訳なさすぎる。それは私の力の無さですからね。

私は自分に自信を持っている、いらっしゃった方も自然治癒力をもっておられる、という確信の元にその人に合った形で、自然治癒力を増していく。徹底的にお聞きして、どういう方法がこの人に合っているのかを、その中に見出していく訳です。

                 

(次回につづく・・)

本城 稔(ほんじょう みのる)
         株式会社 I.B.P総合研究所 代表取締役所長

         サイコセラピスト・心理カウンセラー・
         結婚コンサルタント

引きこもりや統合失調症患者と家族のケアにも精力的に取り組むとともに、
自らも岡山の豊かな自然の中に居を構え、”楽な心”を取り戻すための
カウンセリングを行っている。

★ I.B.Pオリジナルトータルヒーリングプログラム ★
心の癒しは、完全受容、そのままで大丈夫という安心感のある
体験を、心が落ち着くまで、ゆっくり心を満たし、
受容し続けることが大切です。

対症療法ではなく心と脳と体のトータル相乗効果で、
症状を根本から改善していきます。
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<本城 稔先生のHP>
「本城稔公式サイト 楽な心」
<本城 稔先生の著書>
cover
癒され上手になりましょう

インタビュアー:下平沙千代

下平沙千代

ワクワクセラピーで、好きなことを話しているうちに、希望が湧き上がり、
レイキでもっと元気になって、ショッピングや旅行にも行きたくなっちゃうような、
日本一やさしいワクワク介護タクシー開業準備中です。賛助会員募集中!

ワクワクセラピー ソーストレーナー、レイキヒーラー、導引養生功指導員、
ホームヘルパー2級、普通二種&大型一種免許取得
斉藤一人さんの全日本バンザイ連盟正会員
ブログ:『幸せを運ぶワクワクセラピー ソース』

インタビュアー:Rico Bonafede(リコ ボナフェデ)

リコ ボナフェデ

セラピスト
『五感が喜ぶカラフルマインドな毎日』をテーマに活動中。

以心伝心の文化を離れて暮らしたことから、
コミュニケーションのあり方と、
言葉そのものが持つ不思議なエネルギーに魅せられ、
そこに潜在意識と色を絡めたセッションを行なっています。
おしゃべりブログ:「やっと逢えたね♪」

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)

脇坂奈央子

『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント
 

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