第36回目(4/4) 松本 久美子 先生 コンシェルジュ順子

自分のためにカウンセラーになるのではないのです

インタビュー写真

「これからカウンセラーになろうという方へ先生のメッセージをお願いします。」

自己の職業観の一つとしてね、自分がなりたいからっていってなれる職業かどうか、よく考えなさいってことは言いたいですよね。自分のためにカウンセラーになるんじゃないのです。適性や能力を計ればいいと思います。

心理学だけじゃないってところの部分、自分の人間味っていう部分です。自分がどれだけ「もう一度会ってみたいな」と思える人なのかってことですよね。そこのところが大事です。「腕」っていうのはそこも含めてです。

中身が空っぽでは、投げかけた言葉があったとしても、何も通じないんじゃないですかね。テクニックっていうのは、習えば分かる簡単なことですよ。もっと難しいことがあるんじゃないかなって私は思っているのです。

あらゆる経験は自己の解釈を通して血となり肉となりで、血肉化していると自分自身では思っています。色々なことを正面から受け取って乗り越えた自信というのが自分の中にあるので、今それが自分の信念になっています。そういう意味では血肉化はしているなあとは思うんです。

そこのところを、きちんと自分自身を捉え返して欲しいですね。目の前の自分の責任をきちんと果たしているかということです。そこを乗り越えていかないと、人間性はできてこないんじゃないかなと思うんです。

「今、悩んでいるという方に何かメッセージがありましたらお願いします」

「生き抜いてください」ってことを言いたいですね。
カウンセリングに来られた時に、言わないですけれど「支えているから自分の力で生き抜きなさい」ってことは感じますね。

生きるって、だって自分のものでしょう?
「自分の生きる力を信じなさい」って。
言葉では伝えないですけれど、そう思っています。

とにかく悩みって正面から受け止めなきゃならないものだし、逃げたって追いかけられるだけで消えないので、生き抜いて解決していくしかないのです。誰しも悩んで生き抜くしかない。

人間はそこの結果しか出てこないんで。だから「一緒に考えながら生き抜こう」ってことですよね。

「ご自分の生き方を言葉で表現するとどんな感じでしょうか?」

唯我独尊・・・天上天下唯我独尊。

「先生にはストレス解消法がありますか?」

私はストレス耐性は強いと思います。あんまりストレスってないですけれど、疲れたなぁと思ったら金城武の映画のDVDを借りてきたり…。楽しそうな、好きそうなDVDを借りてきて映画を楽しみます。

「ストレス耐性はもともと高かったのでしょうか?」

自己の器って「臥薪嘗胆、五年」。歯を食いしばって正面から五年、一生懸命ものごとやっていけば、後天的に器が広がります。例えば勉学もそうですよね。

ストレス耐性って、医学の領域では10歳以下の母子分離と言われています。死別・離別も含めてそこで決まるとは言われています。でも、歯を食いしばって向き合えば、器は広げられるのです。苦しいことも一回あったら、次はもう屁でもないじゃないですか。

インタビュー写真


「とても冷静というかクールな部分がおありかと感じますが?」

女の脳と男の脳と両方持った人とか言われます。個人の趣味としては、あまり楽しいお笑いとか、ポジティブな方より、割と暗いものの方が好きです。

読む本も、楽しい本より哲学書とか三島由紀夫、フランクルとかです。深く考えることの方が好きですね。その割には自分のことは考えないんですね。ポジティブさっていうより何とかなるさという自信なんでしょうね。

「歌舞伎町時代の経験で、今のお仕事に役に立っていることはおありですか?」

大勢の人に会って、何して欲しいのかな、何考えているのかなっていうのを先に読んであげる、人間理解する仕事ですから、それが身に付いて、統計学は取れているんじゃないでしょうか。

ジャンルは違いますけれど、やっぱりカウンセリングにも通じるところがありますね。言われる前にやるので、相手の望みを察する能力が高かったのでしょうね。
ただ、役に立っているのは、ほんの一部ですけれどね。

「今後は社会にどんな発信をしていきたいですか?」

やっぱり「子どもの育て方」です。例えば、身近にいる既婚の男性に「一つの家庭に母親が二人いてどうしたいんだ?」って質問したりします。要するに父性と母性ですよね。

色々な説があるんですけれど母性って本能と言われる。父性は子どもに後天的に与える価値観だとかスーパーエゴの部分、倫理観とか道徳観を植え付けるものです。「アイデンティティ・クライシスの時代」「価値観なき時代」ってなぜ言われるか? 「父性なき時代」ではあります。

人間の中に両方、母親が父性も母性も持っている。父親も両方持っている。だけど子育てを考えた時に、子育ては女性のものって決まったことではないんですけれどやっぱり「女性の労働」っていうことがクローズアップされがちです。

女性だって労働する権利があるし職業を持つ権利があるんですけれど、そこを男性のフォローができているかとか、同じ立場で苦労ができているのかっていうことです。社会的なフォローの仕方、例えば、企業で保育所を待っているとか、できているところは少ないです。

私、立教大学でジェンダーフリーの活動もやっているんですけれど、やっぱり女性が産んで育てるってことが多いですよね。会社に保育所あったら一番便利ですね。

NPOの活動などで、そういう提言をしていきたいですね。自分に囚われ過ぎている現代人が、銘々考えなければいけないところを考えるように…。仕事をしていく中で自分の中から出てくるものを投げかけていきたいです。

「将来的な展望は、おありですか?」

死の講座のもう一つに、私自身が教えるものとして『傾聴カウンセラー』のプログラムをこれから作っていきます。死生学を取っても、アビダルマ心理学を取っても、傾聴カウンセラーの資格は出るのですが、資格を取ってどうするというその先のこと。

これはボランティア活動です。高齢化社会に対して、「どうやって社会対処していくんだ?」っていうのは私たちの一人ひとりの問題だと思うんですよ。

今、人口の構成は逆三角形ですから、私たち一人ひとりの課題です。その中の課題を果たすための『傾聴カウンセラー養成講座』を上級講座に入れていき、スクールの資金内で、実践的に活動していきます。

アメリカのミシガン州立大には存在する高齢者のためのカウンセリングノウハウが、日本にはない。 宗教や国民性の違いがあるので、それはそのまま、日本には受け入れられない。

また、「死に逝く人に共感することは出来ない。せいぜい身の回りの世話が精一杯であろう」と、ある高名な医師は言います。果たして、ここがカウンセリングの限界なのだろうか。

しかしながら、生きとし生けるもの全てに「死の恐怖」は潜んでいるはず。自己の中からそれを引きずり出せればカウンセリングの確立も可能なのではないか? 共に学ぶ生徒さんたちと、そこに挑戦してみたいです。

「読者の方へのメッセージはおありですか?」

スクールにどんどん学びに来てください。中身の濃い授業をやっていますから、どうぞ興味を持たれた方はいらして一緒に活動しましょう。

「どんな方にスクールに来て欲しいというのはありますか?」

悩みのない人間はいないとは思いますが、自分に悩みがある方でもいいし、そうでない方でも来て欲しいです。

悩みがあってすっきりしたい方も、学びに来る人も、それはそれで使い方です。個人個人、自分のためにスクールを上手く使って欲しいと思います。

人間にとって学びって大事だと思うのです。常に学んで検証していくことが大事ですね。検証して、それを自分がどう捉えるか、自分がどう解釈するか。それが、ものすごく自分の血となり肉となり、自分の実りだと思うんですよね。

人ってやっぱり対人を通して自分を作り上げていくので、その一環としてスクールを利用して欲しいなと思います

<編集後記>

松本久美子先生のシンプルなカウンセリングルームは、親戚宅を訪ねるような
身近な存在に会いに行く心地よさがありました。

さっぱりした性格の先生は、もう一度会いたいと思わせる魅力に溢れていました。
飾らない口調とパワフルな生き方、そして、謙虚に聞く姿勢・・・。
多くのファンが集まる所以を感じました。

「カウンセラーは、なりたいからと言ってなれる職業ではありません」

「言葉が言霊にならないと伝わらない」

先生の「生き抜いてください」の言霊が伝わり、「生き抜こうね!」が合言葉になりました。

松本 久美子(まつもと くみこ)  「コンシェルジュ順子」室長

  日本代替医療協会心療カウンセラー
  開業セミナー講師
  NPO法人 日本インテグラル・カウンセリング協会 理事長
  日本インテグラル・カウンセリングスクール 理事長

●カウンセリングハウス Concierge順子

Concierge順子は、こころの救急車です。

私は「貴方の大切な人生の心の相談室でありたい。」

そう願いを込めて「Concierge」(フランス語でコンシェルジュ)
そして、19歳から35歳までのセカンドネーム順子から
「Concierge順子」というカウンセリングルームを始める事にしました。
是非、貴方が貴方らしく生きる事の心理カウンセリングの
お手伝いを させて下さい。

ようこそConcierge 順子へ。
カウンセリングルーム・・・東京・新宿区(神楽坂)


■スクールコース・メニュー

    ●初級講座
    ●中級講座
    ●上級講座
    ●実学講座
    ●オプション講座
    ●開業セミナー講座

<松本久美子先生のHP>
【カウンセリングハウス Concierge順子】
<日本インテグラル・カウンセリングスクールのHP>
【日本インテグラル・カウンセリングスクール】

インタビュアー:下平沙千代

下平沙千代

ワクワクセラピー☆ソースで、一緒にワクワクしましょう!
日本一やさしい介護タクシー開業準備中です。賛助会員募集中!

ワクワクセラピー ソーストレーナー、NLPセラピスト
レイキヒーラー、導引養生功指導員、成年後見人講座受講中
トラベルヘルパー、ホームヘルパー2級、女性タクシードライバー
ブログ:『幸せを運ぶワクワクセラピー ソース』

インタビュアー:竹沢央保

竹沢央保

「思込解放カウンセラー」 または 「成幸の伝道師」
メールとスカイプを使ったカウンセリングをしています。
優しさと強さを兼ね備え、自分自身が幸せに生きることで、その波動で周りの
人も幸せにしていくという「上善は水の如し」的な生き方を目指しています。

趣味:音楽・映画鑑賞、ギター、読書、車、旅行
やってみたいこと:世界一周旅行
最近の興味:仏語、伊語、シャンソン・カンツォーネを歌うこと。
HP:メンタルサポートNow and then

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)

脇坂奈央子

『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント
 

  • 呼吸法の日本マイブレス協会
  • 毎朝1分 天才のヒント

インタビュー集

  • 毎朝1分天才のヒント メールマガジンで30日間の無料レッスン
  • さぱりメント あなたのお悩みをさっぱり解決