第32回目(2/4) 山口 佐貴子 先生 尽力舎 フォトリーディング

その人の心に灯火を点ける人になりたい

インタビュー写真

「本はお好きだったのですか?」

本は元々嫌いで、学生時代も課題図書1冊が辛いような人間でした。それが毎日1冊読めるようになって感動しちゃいましたね。

フォトリーディングが素晴らしいのは、勉強が出来ない、本が読めないと思っている人が一気に読めるようになるという、そのギャップが凄いのです。

元から読める人も速くなりますけれど、ぜんぜん読めなかった人も、元から速く読める人と同等、もしくはそれ以上に読めますから、その反動は凄いです。

ひたすらフォトリーディングを楽しんでいるうちに「これは単なる読書じゃない」とだんだん分かってきました。これは人の心理や成長に多大なに影響を与えていく方法だと気づいたのです。

「フォトリーディングの良さを端的に言えばどういったことでしょう?」

本当の自分の可能性に出会うことができる「素晴らしいツール」だと思います。
本当の自分の可能性を見極めるのは、フォトリーディングを受けてからにして欲しいですね。

「フォトリーディングのパワーは何でしょうか?」

全脳を使うということです。フォトリーディングの正式名称は「フォトリーディング・ホールマインド・システム」で、全脳という言葉が入っています。読むときは「意識」を使い、フォトフォーカスで本をフォトリーディングするときは「潜在意識」にある影響を与えているので、両方の脳を使うことになります。

何が起こっているかといえば、全脳を使うということは、今まで自分が学校で使い方を習ってこなかった「意識」以外の脳の部分を、スキル的に使えるようになることなんですよね。

この部分を使い始めるとどういったことが起きるかというと、私は人間としてバランスが良くなると思います。「意識以外の部分」を無視して「意識」だけで突き進んでしまうと、大切な忘れ物をたくさんしてしまうと思うのです。

例えば大事な人を愛する気持ちだったり、夕日を眺める時間だったり、食べ物を美味しいと感じる心の余裕や楽しみなどを全部置いて、ビジネスだけに突き進んでしまうと、ある時ふと振り返った時、ビジネス以外に何も残っていないと思ったりする訳ですよね。家族はどこへ行ったとか・・・。

でもちゃんと自分の意識と潜在意識の両方で会話が出来る人間になっていくと、今でいうワーク&ライフバランスの取れた、偽りのない自分・・・そういった生き方が出来ると思うのです。

「インストラクターになられて、初めて講座を開いていかがでしたか?」

初めての講座が終わって家に帰ったら、玄関で倒れて寝ていました。それぐらい体力を消耗しちゃったんですね。とにかく受講生にフォトリーディングのスキルを持って帰ってもらうために奥深さを全部伝えようと思っていましたから、まだ力技という感じの講座でした。

そこから、この状態を続けていては身が持たないとだんだん分かってきたのです。エネルギーを使うことだけが全てじゃないと・・・。

その中でぶつかったのが「自分の講師としてのセルフイメージの壁」です。ある時、ひどい風邪を引いて鼻水や咳や熱がありましたが、責任がありますから中止する訳にはいかなかったのです。

それで薬を飲みながら講座を行った時、おかしいなと気付いたんです。毎回の疲労や、ここまでひどい風邪を講座の直前にひくのは、何かあるなと。

その次の講座の数日前に顔の左側に帯状疱疹が出来ました。これはもう完璧に心理的なものだって気が付いたのです。

それで自分の心理を掘り下げていきました。色々なセラピーも体験していましたので、自分で自分を掘っていったのです。その結果、これは講師として人の前に立つ、自分のセルフイメージの低さをカバーするために出てきたものだと気付いたのです。

その出来事で私はセルフイメージが低いということに気付きました。私はそれまで本を読むのも好きでなかったし、私より社会的な立場が上の方や、出会ったことのない世界の方がいっぱい受講生にいらっしゃいました。

その時私は自分のフォトリーディングを多くの人に伝えたい情熱などを思い出して「体を壊さなくても大丈夫だよ」って自分に言ってあげたのです。そうしたら翌日には帯状疱疹がすっかり消えていて、とてもびっくりしましたね。

それで無事に講座を終えることが出来たのですが、人前に立つ人の自己内の葛藤は凄いものがあると思いました。

「それ以降は、そこから解放されたのですか?」

物凄く楽になりましたね。結局、教えることへの自分の中の納得度がないと見抜かれてしまうのです。あとは場数でしょうか。続けていくことでのデータや経験値が重なってエクセレントな講師になっていくのだと思います。

ありがたいことにフィードバックをくれる方々の喜びの声が本当に素晴らしくて、今まで2300人くらいの方にフォトリーディングをお伝えしてきたんですけれども、関わりの中で喜びは無数にあっても、イヤな思いは一度もしたこともないんですね。

色々な立場の色々な方が結果を持ってきてくださると、これはとても汎用性のあるものだということが分かりました。フォトリーディングという方法は、日本料理で言えば「昆布だし」のようなものだと思いました。変化のさせようによって、どうにでも旨みを出せる。洋風料理ならコンソメですよね。

「これが上手く出来たら、どんな料理も美味しく出来るぞ」と、フォトリーディングに対してそう思ったのです。これさえ押さえたら、全部の料理が美味しい、つまり、人生の全部が美味しくなるのです。

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「色々な縁からの気付きですね?」

仕事を通して色々な人と関わらせて頂いて、良い縁もあれば悪い縁もあって。でも縁って巡りあわせですからどうしても来てしまうものがあります。間違ったと気付いた時には、いかにお互い痛手のないところでうまく離れるということも重要ですよね。良い縁だと思えば、大切に育んでいく。

これは小さい時から培われたものだと思います。会社の中で育つと「人は、裏切ることも変わることもある。そして表と裏の顔がある」そのように学んでしまいました。

それゆえに、人を疑いの目で見てしまうこともありました。仕事を通して人をフラットに見られるようになるまで10数年かかったように思います。そういう意味では、今は自分の心に正直になっているので、縁の中で失敗すれば自分の責任ですし、それで良いと思っています。

「それはいつ頃からでしょうか?」

2000年頃に社内で結構大きな動きがあったり、また2003年頃にチタンテープが大きな話題になって会社が成長した後、その後ブームが去って2005年に会社縮小へ向けた動きなどがありました。その中で半年くらいは、それこそ泣きながら社員のみんなと話し合ったりしました。

その時にも、辞めて頂かなくてはならない社員の方達が、経営者である私たち夫婦を励ましてくれるためにGood Luck Partyをひらいてくれたり、温かいふれあいなど素晴らしいことがあったんですね。

私たちの親の世代の経営というのは、高度成長時代でもあり、その中でどう生き抜くか、人より抜きん出るか、安易に人を信じちゃいけないというものがあったと思うのですけれど、私の会社の危機での社員の方たちとのふれあいの中で「もう、そう思わなくてもいいんだ」と気付かされました。

そういう概念が180度変わりました。これが物凄く大きな転換点でしたね。

「その辺りのことが、今のインストラクターのお仕事にも活かされているのでしょうか?」

とても活かされています。つまり、社員をマネージメントするというのは私の得意分野ではなかったのですね。80名ほどいた社員を一気に抱えられるほどの力量はないと認めて、みんなにも分かってもらって、フォトリーディングに注力していくことにしたのです。

「得意分野で輝けばいい。あれもこれも出来なくていい」と分かって、とても気持ちが軽くなったのですね。

フォトリーディングを習いに来る、本が読めないということで、どこか自己否定されている方とか、資格を取りたくても時間がなくて困っている方たちに、何か一筋の光でも見えたらなという想いです。

「どういう人がフォトリーディングを受講されるのでしょう?」

本を速く読みたいと思って来ている方たちというのは「時間がない。もっと能力を上げないと間に合わない」と色々な意味で思っているわけです。それから「今の自分じゃなくて、変わりたい。変わらなきゃ」と思っている方たちが多いようです。

私がフォトリーディングを教えていく中で気付いたことは、みんなの願いと思いは深く切実で、それを分かった上で伝えていかないといけないということです。勉強が出来ないと思っている人は、社会に出ても、どこかず〜っと劣等感を持っている、そういう人が多いのですね。

仕事って新たな勉強の繰り返しですから、転職したら全く知らないところから勉強するものですけれど、学校の勉強が出来なかったと思っている人は、どこかで「自分は駄目だ」という気持ちを持ってしまっているのです。

それで私は「フォトリーディングは学校の勉強が出来なかった人もOK!」と言っています。逆に「フォトリーディングのやり方を聞いて抵抗感を感じる人はエリートだと思ってください」とちょっとギャグっぽく言っています。

自分の脳の賢い使い方を知らなくて誰も教えてくれないから「私は能力が無いのじゃないか?」と思って自分にレッテルを張っていた人がフォトリーディングに出会うと「能力が無いんじゃなくて、脳の賢い使い方が分っていなかっただけなんだ」と分かってセルフイメージのバランスが取れてくるのです。

ある方は「大学に二浪してかつ夜学にしかいけなかった」という低いセルフイメージを持っていたのが、フォトリーディングで自分の能力が花開くと分かり、そこからビックリするくらい変化されました。


「その方はその後どのように変わられたのですか?」

その方は、もうすぐ記憶法のセミナーのインストラクターになります。「自分は記憶が出来なくて駄目だ」と思っていたのに、フォトリーディング受講後2年で資格を5、6個くらい取得して、しかも合格率13%の難関資格も、国家資格も一発で受かっています。だからセルフイメージの建て直しを短い期間で図れるのです。

私がやりたいことは、その人の中にあるエネルギーを、「私は光ってない」って思うのであれば、灯火を点けてあげたいということなのです。後は自分で燃やし続けなければいけませんが、最初にマッチで火を点けてあげれば、後は自分で燃やしていけますよね。

一人の人が満たされることで、たぶんちょっと満たされるだけでも周りに出ると思うのです。もっと満たされればまたもっと、周りにエネルギーが出ると思うのです。

つまり、家庭なら母親、父親、会社なら上司、社員、社長など誰でもいいのですが、自分が誰かに無意識に影響を与える存在の人はなおさら、自分の中に何か燃えるもの、自分が信頼できるものがあると思えるのと、そうでないのでは言葉も行動も違ってきます。

目の優しさも変われば、態度も変わりますよね。その人も温かさによって救われる人もいる訳です。

「上に立つ人の影響力はとても大きいものですよね」

水は高い方から低い方に流れていくので、やはり高い立場から低い立場に感情は流れていってしまいます。それを私が自分の過去から紐解いてみると、小さい時に親が仕事で大変で、まるで夕食が会議になっていた訳です。

父や母の仕事での辛さが、住み込みの人たちや子どもの私たちになんとなく流れて来て、受け取っちゃうんですよね。その中で「私が悪いのかな?」と思ったりするんでしょうね。小さい子って親に「なんでそんなに不機嫌なの」って具体的に聞けないじゃないですか。

でも、家族の風景を全部見ていて、しゃべれないがゆえに感性は高く、想像で自分を納得させるしかないので、その時に傷付いていることはたくさんあると思うのです。

小学校に上がって口が達者になって言えるようになっても、親にストレスがあると、「うるさい」とか「とにかく黙ってて」などと言われる訳です。それを私も娘にたくさんしちゃったんですよ。

だから、そのように辛いものが親から子に流れてしまう「世代の連鎖」を止めたいのです。とにかく一人の人間性が温かく育まれる環境を作っていく一つの波紋になっていきたいのです。

それには親自身の心が満たされないといけませんから、私はそれをフォトリーディングという手法を使って「その人の心にマッチで灯火を点ける人」になりたいのです。

賢い頭の使い方が分かったら、今までのやり方と違って短時間でストレスなく、余分な時間をかけることなく本当の答えをわしづかみに出来るのですから。

「本以外のことにも使える訳ですか?」

人間関係で、例えば初めて会った人にフォトリーディングのスキルを応用すれば、前から何回もあった人のように親しくなれる方法な訳です。

「この人に目的を持って出会う。この人に質問を投げてみる」。どういった質問を投げていくかによって、返ってくる言葉も違ってくれば親しさも違ってきますよね。

だからフォトリーディングというスキルを色々な人間関係に使って、どんどん満たされていくと周りが満ちてくるのです。この影響力は凄いと思っていて、私は講座中、なるべく一人一人の人と喋りながら、その人の何か光っているところを見つけてシュッと灯火を灯すのです。

この前もある難関資格に合格した女性から、「佐貴子さんに励ましてもらったお陰で辛い時も頑張れたんだと気がついて、泣きそうになりました」とメールを頂きました。

そんなに何度も励ましていたわけではないんです。たぶん1、2度です。でも、その人を応援しているという気持ちは本当に<胸に届くんです。たった一言で人を輝かせることは十分にできるんですね。

              

(次回につづく・・)

山口 佐貴子(やまぐち さきこ)  株式会社 尽力舎 代表取締役
                ラーニング・ストラテジー社公認 フォトリーディング・インストラクター
                トニー・ブザン公認 マインドマップ・インストラクター

■ 全ては、あなた自身の能力を発見するために ■

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インタビュアー:カク タカユキ

カク タカユキ

若さと癒しの請負人

趣味:水泳・カラオケ(好きな楽曲)哀愁のカサブランカ・夜桜お七

国際シデスコ認定エステティシャン
日本エステティック協会正会員

HP:エステ&セラピー「サン・リバー」

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下平沙千代

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ワクワクセラピー ソーストレーナー、NLPセラピスト
レイキヒーラー、導引養生功指導員、成年後見人講座受講中
トラベルヘルパー、ホームヘルパー2級、女性タクシードライバー
ブログ:『幸せを運ぶワクワクセラピー ソース』

インタビュアー:竹沢央保

竹沢央保

「思込解放カウンセラー」 または 「成幸の伝道師」
メールとスカイプを使ったカウンセリングをしています。
優しさと強さを兼ね備え、自分自身が幸せに生きることで、その波動で周りの
人も幸せにしていくという「上善は水の如し」的な生き方を目指しています。

趣味:音楽・映画鑑賞、ギター、読書、車、旅行
やってみたいこと:世界一周旅行
最近の興味:仏語、伊語、シャンソン・カンツォーネを歌うこと。
HP:メンタルサポートNow and then

インタビュアー:斎藤俊之

齋藤俊之

ミッション・ナビゲーター、問題解決セラピスト

スピリチュアルな視点も織り交ぜたミッション・ナビゲーターとして、
人生の使命を見つけるお手伝いをしております。
前世療法、インナーチャイルドなどの体験セミナーを
毎月開催しております。
HP:前世療法セラピー『ミッション・ナビ』
発行メルマガ:今日から楽しくなるセルフセラピー

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)

脇坂奈央子

『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
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