第29回目(2/4) 池田 朝子 先生  きれい塾/ASAカウンセリング研究所

「色と会話」 これが私のカウンセリングのツールです

インタビュー写真

「うつ状態で苦しい時に、どうされたのですか?」

その時、ようやく行けたのが日本産業カウンセラー協会の勉強でした。

尊敬する先生がいらして、その先生の逐語検討会のクラスに、月に何回か通っていました。皆、カウンセラーなので、説明しなくても私がおかしいのは分かるんですよ。受容力がある方ばかりです。

その会で、私はクライエント役を徹底的にやらせてもらって回復したんです。まったくうまくできているのです。おかげで医療機関に行かずに治りました。

自分で体験してみて、カウンセリングというのは大変に効果があるというのを実感しているんです。

クライエント役をしながら段々回復していって、カウンセラー協会で広報委員をしたり、ボランティアをしたりしながら、厚労省認定の第1回の産業カウンセラーの中級の資格を平成6年に取りました。それは今、シニア産業カウンセラーと呼ばれています。

今、全国で産業カウンセラーは2万5千人位いるのですが、シニア産業カウンセラーは800人位ですね。シニア産業カウンセラーは割となるのが難しいんですよね。シニア産業カウンセラーで、カラーセラピーをしている人は多分私以外いないと思います。

「うつから抜けられたのですね」

「何でうつから抜けられたんですか」とよく聞かれるのですが、2つありますね。

1つ目はその何もできない頃でも、食べていかなければいけなかったので、会社の社内報や、簡単な決まりきった文章をまとめるような仕事を受けて書いていました。5年間の婦人画報時代の手に職で、書く事でお金がもらえたので、それが私を支えてくれました。

2つ目は、視覚障害者朗読奉仕員のボランティアをさせていただいたこと。
朗読奉仕員の講習会の募集があってそれに行ったところ、10倍くらいの倍率でしたが、マイクテストで受かったのです。

その先生がクリスチャンの男性の先生で、10人くらいの私たち生徒に真剣に育成しますからと言われ、毎週毎週、発声や、朗読の仕方、視覚障害者の方はどういった方なのかといったことを広く学ばせていただきました。

講習が終わって、先生に『あとは貴方たちが地域に戻って自分で仕事を探しなさい。自分で行って、この学びをきちんと貢献に使うように』と言われ、すごい先生だと思いました。

「ボーっとしている場合ではない」と探しに行きました。これを使わないと、無料で受講したので申し訳ないですからね。近くのボランティアセンターを見つけて登録させていただき、ひとつの会に入ったのです。

インタビュー写真


「どんな会だったのですか?」

そこが日本語学校の教師の方々だったのです。本当に素晴らしいご婦人達でした。ボランティアで地域に住む外国人に日本語を教えていました。その方たちがやっていた朗読ボランティア会の後輩になりました。

そこで目から鱗だったのは、その中の女性の一人が『次の仕事はこれです』って言うんです。ボランティアのことを仕事と。責任をとってきちんと果たす仕事なんですよ。当たり前のことを私はまだ分かっていませんでした。そういった覚悟でやるのだと学びましたね。

今思えばそこの朗読の会もまたすごくレベルが高かったのです。真剣に教えていただきました。大きくではなく声を「立てる」とか、多分それが今に生きていると思います。

先生や仲間に教わったのは、目の悪い方は耳がとても敏感だから、『読んでやっているんだ』というのは分かるのだということです。少しくらい下手でも読ませていただいている、という思いがあるかどうか、ここだよと言われました。それは、カウンセリングの精神です。

今の私があるのは全部、皆さんのおかげです。本当に学びましたね。生きてきた中からすべてがずっと繋がっていくのです。

そんな風に朗読やカウンセラー協会の広報のお手伝いなどをしたりしているうちに、私はシニア産業カウンセラーだったので、協会のカウンセラー養成講座のお手伝いをすることになりました。先輩の先生と組ませていただいて、生徒を持つようになったのです。

養成講座の仕事は丸2年やったのですが、2年目に縁があって再婚しました。35歳でした。子どもができたので出産ぎりぎりまでやって、ちょうど講座が終わったのです。それが12年前、そこから子育てに入りました。

「今のお仕事を始められるのは、もうしばらく後ですか?」

35歳からは子育てしながら、再婚した夫と広告の企画制作会社を設立して、私は主に婦人画報系列の通販のカタログを作っていました。

ところが40歳の時に、母が乳がんになったのです。治療の結果、転移もなく回復し、家で過ごせるということになった時に、母が私に言いました。子どもが小学校一年生の時です。
「あなた、もしかしたらもう一回、昔のような仕事がしたいんじゃないの」と。

まだ子どもに手がかかるし、外に出るなんて思ってもみなかったのです。それが偶然、実家のあるマンションに空きができて、そこに引っ越して…。その日から、母が夕飯を子どもに作ってくれるので、再び外に出ることができました。

そこからが「きれい塾・ASAカウンセリング研究所」のスタートです。

「どんなスタイルから始められたのですか?」

センセーションというカラーボトルのツールが使いやすかったので、それを使って始めました。ツールなしで喋りたい人はそれでもいいのです。

NPOの講座でやっているのはカラーカードです。カラーカードはデザイナーさんに作ってもらいました。カラーボトルも良いですけれど、違うのをやりたいって方もいらっしゃるので…。

カラーカードを使ってやるカウンセリングの仕方を、NPOの講座で教えています。
「もうちょっと心の交通整理をします?」って、カラーのセラピーを入れたりね。塗り絵をやる時もあれば、風景構成法をやる時もあります。

私は、他にゲシュタルトセラピー、認知療法、行動療法、論理療法なども使います。傾聴はもちろんのことだけれど、傾聴だけでは時間がかかりますよね。短期療法をやっていますから、個人セッションではそれを使います。

色を導入にしてカウンセリングをするということを具体的に始めたのが、42歳からですね。

「先生のセミナーやセラピーの特色は何でしょう?」

私から一時間、あるいは、二日間受けていただいたら、後は自分でできるんです。自分で自分をメンテナンスして、セルフセラピーができる。依存関係になるのは良くないので、短期療法です。

カウンセリングの目安はすごく単純です。ご本人の選択肢が増えることです。悩みや問題はいつも、AかBです。いくらこちらが、CやDを教えてもしようがないものなのです。ご本人が、AかBと思っていますから。

自分で気づいた方が強いし結果が良いから、答えは言わないけれど、いろいろな形で会話します。個人セッションや、2日間の講座も同じです。ご本人から湧いてくるようにしなかったら、弱いんですよ。

だから、セラピーもカラーもカウンセリングも、自分の中で浮かんで、自分で腑に落ちて、自分で選択肢が開くことがポイントです。これを目安に個人カウンセリングをやっているので一回でOKです。

「先生にとって『色と会話』とは何でしょうか?」

マイクロカウンセリングを学びましたが、それは簡単にいうとピラミッドの形態で、半分から下は、傾聴技法。その基本ができた上で、介入や、対決、質問技法や、コーチングが入ってきます。

基本があった上で、クライエントさんのためなら、様々な療法を何でも使う、という考え方です。もちろん基本的なものが構築されていないのに技法だけに頼ってはいけません。それで、私の場合は「色」を使います。

私は、会話のヴァリエーションが広がることが、人が転機をうまく乗り越えるための一番のツールだと思っています。もうひとつ、色は新しい視点を開きやすく、多くの方をもっと豊かにもっと幸せにする入り口となるツールであると考えています。

「色と会話」これが、カウンセリングの私のツールになってきたと思います。

                

(次回につづく・・)

池田 朝子(いけだ・あさこ)  きれい塾/ASAカウンセリング研究所代表、
     NPO法人カラーカウンセリング&会話心理学研究会理事長、シニア産業カウンセラー

「きれい塾/ASAカウンセリング研究所」

きれい塾へようこそいらっしゃいました。
シニア産業カウンセラーが、「会話心理学」と「カラーセラピー」とを使って、
人間関係を楽にするお手伝いをします。

「人も自分も励ます会話」で自分の枠を広げて、未来の設計図を描いていきましょう。


<きれい塾 メニュー>

・個人セッション(カウンセリング)
・センセーション・カラーセラピスト養成講座
・センセーション・カラーセラピス フォローアップ講座
・カラー心理カウンセラー養成講座
・カラー講座ファシリテーター養成講座

<池田朝子先生のHP>
きれい塾/ASAカウンセリング研究所
<池田朝子先生のブログ>
会話で未来をつくる「気づき日記」


<池田朝子先生の著書>
cover
幸運を引き寄せるカラーセラピー


cover
あなたを幸せにする色の魔法 ハッピーカラーセラピー


cover
人間関係が楽になる会話心理学


インタビュアー:カク タカユキ

カク タカユキ

若さと癒しの請負人

趣味:水泳・カラオケ(好きな楽曲)哀愁のカサブランカ・夜桜お七

国際シデスコ認定エステティシャン
日本エステティック協会正会員

HP:エステ&セラピー「サン・リバー」

インタビュアー:下平沙千代

下平沙千代

ワクワクセラピー☆ソースで、一緒にワクワクしましょう!
日本一やさしい介護タクシー開業準備中です。賛助会員募集中!

ワクワクセラピー ソーストレーナー、NLPセラピスト
レイキヒーラー、導引養生功指導員、成年後見人講座受講中
トラベルヘルパー、ホームヘルパー2級、女性タクシードライバー
ブログ:『幸せを運ぶワクワクセラピー ソース』

インタビュアー:笹木美子

笹木美子

「元気サプリ日本語コーチ」

外国人ビジネスパーソンに日本語を教えています。
敬語・丁寧語 面接指導、試験対策、ビジネス会話がメイン。
他に、企業向けマナー研修等セミナー講師。

コーチングやカラーセラピーで人をハッピーにしていきたいです。よろしく。
ブログ:愛☆光☆情熱 Marilynn♪

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)

脇坂奈央子

『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント
 

  • 呼吸法の日本マイブレス協会
  • 毎朝1分 天才のヒント

インタビュー集

  • 毎朝1分天才のヒント メールマガジンで30日間の無料レッスン
  • さぱりメント あなたのお悩みをさっぱり解決