第21回目(3/4)  篠田 和徳 先生 Wing Heart

組織人として企業で学んできたことを、活かしていきたい

インタビュー写真

「講座も開催されていますが、どのようにされていらっしゃるのですか?」

マンツーマンかあるいは2人くらいで来ていただいて、この部屋でやっております。

基本的に20回の講座ですが、単発がご希望であれば単発でも行いますし、こちらのプログラム通りにしたいという方にはプログラム通りに提供しています。

最初のレクチャーの段階で、その方の抱えている問題によっては、僕のプログラムの中でここは要りませんねというものがあれば、取ることにしていますし、新たに付け加えることもあります。

「いろいろな資格を取られていますが、資格を取られた動機は何ですか?」

やっぱり学びたいからです。学生時代にあまりにも勉強してなかったので(笑)。今、学ぶ欲求がすごく高いのです。

最初「日本メンタルヘルス協会」というところで学んで、卒業したからカウンセラーとして十分かなと思っていました。しかしカウンセリングを提供していく中でそこで学んだことだけではどうしても追いつかないこともあったのです。

それで、もう少しアカデミックなことに焦点を当てているところで学びたいなということと、当時、不登校やひきこもりの案件がすごく多かったものですから、そういったことを専門に行っているところはないかな、と調べてみたところ「全国webカウンセリング協議会」に出会いました。ですからもうただ学びたいという欲求が動機ですね。

「いろいろな分野を扱っておられると、とてもお忙しいかと思います。どのように時間管理をされているのですか?」

基本的に来た仕事は断りたくはないのですけれども、まずバランスでいうと、人材のビジネスとカウンセリングの2つをやっていますが、どっちに重きをおくかというとカウンセリングの方に重きを置きたい。もちろん時間的にもそちらに費やす時間が多くなっていくでしょう。

僕の中で考えているのは、3本の柱なのです。

個人カウンセリング、法人カウンセリング、あとはセミナー講師、その3つを本当はバランスよくやっていかなければいけないんですけれども、今はもう来た球を打つ(笑)というような形でやっているところです。

「理想のバランスとしてはどうですか?」

そうですね、割合としては、企業の方をちょっと厚めでやっていきたいですね。その次に人に教えるということ。

個人カウンセリングはどうしても優先順位的に後にはなってしまうのですが、ゼロにはしたくないのです。

というのは、よく講師をやっている方ですごく古い話を聞くことがあるんですね。たぶん臨床経験が最近無いんだろうなと。

ですから、個人カウンセリングは続けていきます。
そこだけは絶対に無くしたくないんです。

ただ自分の軸足としては法人の方に重きを置いていきたいというのがあります。

僕が組織人であった時、自分がマネージャーからマネージメントされていた時にあった葛藤であるとか、自分がマネージャーになって育成する立場になった時にできていなかった部分が多かったこととか、まぁ「禊(みそぎ)」ではないですけれども。

当時、僕をマネージメントするのに困った上司に対して、僕のつたないマネージメントで困っていた部下たちに対して、今はもう彼らに直接謝ることはできないですから。

せめてもの罪滅ぼしとして、対法人として学んだことでできるようなこと、当時の僕のような思いをする人が少しでも少なくなるようなことをやっていきたいな、というのがあります。

それにずっと個人でやっていると組織というものに憧れちゃうんですね。恋しくなっちゃうというか。そういったところに接していたいというのも実はあるかもしれません(笑)。

「普段はずっとお一人でやっていらっしゃるわけですか?」

そうですね、カウンセリングルームに座っているか、企業を回っているかですね。きっとそれでカウンセリングの時におしゃべりになってしまったんでしょうね。

自分としてもどんどん外に出て、いろいろな人にもっともっと会って自分から話す機会をつくらなければ駄目だなと思っております。

家内に言われたんですよね、人に会ってさんざん喋って帰って来た時は何日間かイキイキしていると。

やっぱり人と会っているのが好きですので、イキイキと仕事をしていくためにも、外で人と会おうと思います。

「自分自身のストレス解消についてはどのようにされているのですか?」

運動、ウォーキングなどで自分の五感を刺激することです。ここはすぐそばが玉川上水で、30分くらい歩いていくと井の頭公園なんです。ずっと緑の中を歩いて行けて、脇には川が流れています。

1/f 揺らぎってご存知ですか? その1/f 揺らぎのリズムの中にずっと30分くらい居られるとすごく癒されたり自律訓練法になります。後は娘と一緒に過ごすことですね。

インタビュー写真


「今、伊藤幸弘先生と一緒にお仕事をされていますよね?どういったご縁なのですか?」

はい、これもミクシィがきっかけです(笑)。

伊藤先生が僕みたいに自宅でやっている個人のカウンセラーに対してカウンセリングルームをオープンにしますよ、というような案内がありました。何度かやりとりをしていたら、今度講座をやるので聞きに来ないかとお誘いを受けて、最初は受講生として行きました。

伊藤先生は、不登校の子どもたちと一緒に住んで生活されているんですよ、凄いですよ。

僕じゃ真似できないんですけれど。やはりそういう経験からの講座というのはすごくためになりました。教科書通りにはいかない時もあるんだ、と。教科書では駄目だと言われているようなことも、時には現場では必要なんだと。

たとえば駄目な時にはやっぱり怒らなければ駄目だと。そして、怒った後にきちんとフォローをする。

そうやって何回か聞いていたら、「今度は一緒にやりませんか。第1部は私がやるので、第2部で篠田先生やりませんか。」という話になって、一緒にやるようになったんです。

最近は伊藤先生があまりにもお忙しすぎて、ここ数か月はやっていないんですけれども、その講座の時にお会いして、自分の反省点をいろいろ言ったり、こんなところがうまくいかなかったんですけれども、とか、こういう案件が今あるんですけどどうでしょうか、など相談に乗ったりしてもらうことができているので、僕にとってはとてもありがたいご縁ですよね。

「どういったテーマで講演をされるのですか?」

子育てについてですね。子育てに悩んでいるお父さん、お母さんに対してのメッセージです。

今はあまりにもお母さんに負担がかかっているケースが多くあります。そこでお父さんの無関心な部分についてちょっとお話させていただいています。
基本のコンセプトは「親が変われば子も変わる」というテーマです。

こういう風にやると、失敗してしまうという失敗例も話させていただいて「あっ今の私、こんな失敗のレールに乗っかっているわ」と気づいていただいて、直してもらえば良いかなと思っています。

「講座をされてみて、普段の仕事との手ごたえの違いはありますか?」

普段はマンツーマンのカウンセリングですから、何か話したことによって表情とか目の動きとかで、分かってもらってるな、とか、ここは疑問に思っているな、とか分かるのですけども、その点、講座はなかなか難しいものがあります。

子育てに迷っているお父さん、お母さんの方々対象ですよと言っていながらも、区役所の担当の方や学校の先生や、それこそカウンセラーの卵であったりとか、いろいろな方が来られます。

焦点を当て過ぎてしまうと他の人たちはシラーッとした感じになったりとか、なかなかそこがまだ難しいところなんですよね。

どうすればいいか、そこが今、課題ですよね。いろいろな人が来た時にいかに皆に聞いてもらえるか、今日は本当に良かったなと思ってもらえるような講座がどうしたらできるか。これはもう経験を積んでいくしかないと思っていますので、一つでも僕は経験を積みたいなと思っています。

「ほかにご縁がある方やお世話になっている方はいらっしゃいますか?」


はい、僕はもう「日本メンタルヘルス協会」の衛藤信之先生を心の師匠としていますので、同時に、同じ協会の林先生という方がいらっしゃいますが、この二人を僕はカウンセラーとしては師匠と思っておりますね。

「結構お話しされる機会があるのですか?」

「日本メンタルヘルス協会」の講座の後に食事会というのがあるのですが、その食事会で先生たちに近づける機会があるのです。

その時にいろいろとザックバランな話をするのですが、やはりこの人の元で学んで良かったといつもそう思うんです。

衛藤先生という代表の方と林先生、その2人の先生が対照的で、そこがまたすごく良いなあと思って。林先生曰く「衛藤で感動して林で学んで欲しい」と。

きっと林先生もすごく勉強されて、衛藤先生と差別化して自分のカラーをどういう風に出したら良いか、ということを考えられたのでしょうね。衛藤先生が受講生に感動を与えるような講座をやっているのであれば、僕からは学んでもらいたい、と。だから結構アカデミックな感じなんですよ。

ですから僕は受講生の頃は結構衛藤先生のファンだったんですけども、卒業してプロになったときには林先生の講座を聞きたいなと思うようになったりして、その二人の講座をバランスよく再受講することによって、自分のモチベーションを高めていくことができるんです。

たぶん一生僕は師匠として二人の背中を見ていくんだろうなと思いますね。

衛藤先生、林先生だったら、こういう時どんなふうに言うだろうと思いながらカウンセリングしている時がよくありますからね。そこでいかに今度は篠田の色を出していけるかというところだと思います。

「ほかにご縁があった人、あるいはこれを読んで変わったという本などはありますか?」

『子育てハッピーアドバイス』明橋大二先生の本です。僕はこの先生のこのシリーズが大好きで、結構読み返したりしているのです。イラストが多くて読みやすいですし、これは是非お母さんたちに読んでもらいたい推薦本ですね。

僕のバイブルとして、すぐ手に届くところに置いています。

「(篠田先生の本棚を見て)いろいろな本がありますね」


カウンセリングしていて話のネタにもなるんですよ。「先生、あの本って何ですか?」「これ面白いんだよ」と、ちょっと脱線した時に。

「先生こんなに難しい本がいっぱいあるのになんで 『スラムダンク』があるのですか?」とか(笑)。

(次回につづく・・)

篠田 和徳(しのだ かずのり) メンタルカウンセリングルーム「Wing Heart」代表

あなたの「心の翼」になりたい。
そんな願いを込めて「Wing Heart」 と名付けました。

心に翼が生えたように重荷がとれて「スーッ」と軽くなる。
そんなお手伝いが出来れば幸いです。

”悩み”や”苦しみ”を無くす方法を考えるよりも、
”悩み”や”苦しみ”と上手く付き合っていく方法をほんのわずかでもお伝えできれば…。
あなたの心にそっと寄り添いながら、そんなお手伝いをさせていただけることを願って・・・

「I love you because you are you」
〜あなたはあなたのままで良いんですよ〜

「Wing Heart」のホームページ
http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/

インタビュアー:岩田 広美

岩田広美

埼玉県川越市に夫と高校生の息子と3人で在住。(出身は福島県)
カウンセリングと女性学を融合した女性心理学専門のカウンセリングを実践中。
現在、自治体の女性相談員と同時に民間カウンセリングルーム
「川越女性専門相談室femme」(femmeは仏語で女性の意)を4人の仲間と開設し、
NPO法人教育ルネッサンスにて不登校・引き込もり者対応の主席カウンセラーを務める。

「好奇心がいっこうに衰えず、素敵な出会いはまだまだあると確信し大いに期待!」

HP:「川越女性専門相談室femme」

インタビュアー:脇坂奈央子(わきさかなおこ 日本メンタルサービス研究所 所長)

脇坂奈央子

『道開きの心理士』 ……本来のあなたの道を開く、お手伝いをします。
ブライアン・ワイス博士直伝の、プロフェッショナル・ヒプノセラピスト。
前世療法・催眠療法を中心に、ニーズに応じた各種心理セラピーを施療。

心理士、認定THP心理相談員、統合心理セラピスト、心理カウンセラー、
米国NGH認定ヒプノセラピスト、認定キャリアコンサルタント、
代替療法セラピスト(レイキティーチャー)
HP:ワイス博士直伝の前世療法・催眠療法・心理療法★ラポール
発行メルマガ:こころの栄養@さぱりメント
 

  • 呼吸法の日本マイブレス協会
  • 毎朝1分 天才のヒント

インタビュー集

  • 毎朝1分天才のヒント メールマガジンで30日間の無料レッスン
  • さぱりメント あなたのお悩みをさっぱり解決