第18回目(3/4)  大葉 ナナコ 先生 バースセンス研究所

「プロ」という姿勢に対してお客様がお金を払ってくれるのです

インタビュー写真

「勉強会は大葉先生が講師をされていたのですか?」

いいえ、当初は外部から講師を呼んでいました。私はプロデューサーでした(笑)。「勉強したいお母さんが10人集まってるんですけど、一人2000円集めますので、2時間お話して頂けませんか」と、目星をつけた人にお願いしました(笑)。

たまたま私が当時住んでたのが、すごく広い家だったので、そこの庭で手作り石鹸を作るセミナーとか。

本当に社会で活躍していた方々が育児期に入ってから、子供以外に人と接する事を何もしないまま1日終わってしまう。今日も1日これで良かったのだろうか?と落ち込んでいる。そう悩むのではなくて、たっぷり与えられた時間を活用すると捉えたら、育児はとても楽しくなるでしょう?

私、趣味が学ぶことなので心からそう思います。22歳から子供がいるんですが、いつでも色々な事をやっているから。

「病院主催や、地区町村が開催している講座では満足できなかったのですね」


地区町村主催の両親学級だと、妊娠中の栄養指導などはありましたが、夫婦で力を合わせて産むといった内容では行われていませんでした。何のために夫婦で参加しているのか分かりませんでした。夫は「お産の時の腰の摩り方」とか教えてくれるものだと思っていたようです。そういうのは行政はやらないですね。

それで選んだのがラマーズ呼吸法の講座でした。「自分たちの持てる力を生かす」といったクラスだったので、そんな力が自分にあるんだという事を教えてもらった事と、自分を高められる道を見通し立ててもらった事は嬉しかった。今思うと、あの頃から人生が変わったなと思います。

そういう講座が少なかったから、自分で学びたいことに関して講師を呼んで企画するようになりました。

「そのうちに、ご自分でも講師を始められたのですね」

私は、もっと子供欲しかったから、妊娠・出産に関してはずっと関心があったので、 色々な講座を企画しました。

そこで学んでいく事で、きちんと栄養価のあるきちんと手作りのものを作って血液をきれいにしておく事が、お産の為にも未来の人である赤ちゃんの為にも大事であることに気が付きました。そして、私も次の人達に伝えたいってすごく思いました。




「それが、今のお仕事に通じていくわけですね」

思ったはいいけれど、それで食べていけるかどうかは別の問題ですけれどね(笑)。才能というのは「やってるのが苦ではない」ということだと思うんです。
これをやってる時はご飯を食べる事も忘れるっていうこと。お腹空くのも忘れるっていうくらい好きな力を出せることが、才能だと思うんですよね。

ただ、好きなだけではご飯を食べていくのは難しい。それを考えた時に、私は司会をするのも苦じゃないし、描くのも苦じゃないからそれをより多くの方に喜んでいただけるようにする為には、「プロ化しよう」と思いました。

ナレータースクールや、アナウンサースクールに通いました。学生時代はアルバイトだったからアマチュアに毛が生えたセミプロ程度でも許されたかもしれませんが、私は仕事にしたかった。だから、スクールに行きました。

「スクールに入学されたのはお子さんが生まれた後ですよね。通信教育ですか?」

いえ。通信教育ではなく、スクールには通いました。子供を預けてね。
YMCA主催のNHKのアナウンサーが講師のスクールに週1回を半年間。それからテレビ東京のアナウンサースクールには毎週、3ヶ月間通いました。アナウンス、ナレーションの基礎はきちんとプロ化しようと思って。

「そこまでしなくてはならなかったのですね」

「何で食べてる人?」っていうのは大事だと思います。寝てる時間、家族と過ごしてる時間…それ以上かその次に時間を使う事が仕事ですよね。プロとして認めてもらっていただくためには、誠意をもって罪悪感なく取り組みたかった。

「私はこれでいいんだろうか」っていう気持ちではなく、きちんと学んだ上で実行したい。「自信は努力から」という言葉がありますよね。だからこそ力を出し切った時に次のステージに成長できる。だから、スクールに黙々と通っていました。それは通信教育では無理なんで…。

「『プロ化する』という部分を具体的に教えてください」

すごく尊敬する助産師さんから学んだ事ですが、プロというのは「この事に一生研究して、一生研鑽することに関しては誰よりも努力します」と誓った人のことだそうです。

本当のプロって、研究者であり修行者であるということですね。その姿勢に対して、お客様が信頼してお金を払ってくれるのです。

「なるほど」

ですから、お金をいただくことには、罪悪感があってはいけないと思うのです。その罪悪感に関するお話をしましょうか。

(次回につづく・・)

大葉ナナコ  バースセンス研究所代表取締役(東京都渋谷区) 

バースコーディネーターは、新しい命に向き合う“妊娠前、妊娠中、産後”の時期に、女性やカップルの、心とカラダと暮らしをサポートし、QOL(人生の質)の向上に貢献できる技能を持つ人材です。

自然で優しい妊娠・出産・育児情報など「知識、意識、セルフケアスキル」を提供し、未来を楽しみにするための「コト、ヒト、モノ」をつなぎます。

生まれてきたこと、産んでいくこと=バースセンス(誕生・出産への感性)を豊かにしながら、自然で優しいヒト、コト、モノをつないでいく。

バースコーディネーターは、そんな調和の達人を目指しています。



バースセンス研究所 オフィシャルサイト

http://www.birth-sense.com//

<大葉ナナコ先生の著書>
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体と心にやさしいナチュラルなお産


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案ずるより産むが優し


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35歳からのおめでたスタンバイ

インタビュアー:カク タカユキ

カク タカユキ

若さと癒しの請負人

趣味:水泳・カラオケ(好きな楽曲)哀愁のカサブランカ・夜桜お七

国際シデスコ認定エステティシャン
日本エステティック協会正会員

HP:エステ&セラピー「サン・リバー」

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