第18回目(1/4) 大葉 ナナコ 先生 バースセンス研究所
初産が人生で1番大きなターニングポイントになりました
今回のインタビューは、バースセンス研究所 代表取締役の大葉ナナコ先生です。
大葉先生は、お産の専門家、バースコーディネーターという職業を日本に定着させた第一人者です。
数々の著書と共に、独自のセミナーを展開。お産前・お産後、そして妊娠前と出産をトータルでサポートされ、「お産のカリスマ」としての高い評価を受けています。
お話をうかがった時も、直前まで某雑誌社の取材を受けておられました。そんな超多忙の中でしたが、終始明るく熱い想いと希望を語るナナコ先生でした。
「出産の世界に携わるまでの軌跡を聞かせてください」
この世界に関わるようになったのは、自分の力で掴み取った道というよりは、引き寄せられたような気がします。
もともと美術大学の付属中・高校に通っていて、その流れで女子美術短大の生活デザイン科に進学しました。もっとデザインを勉強したかったので、4年制の大学で造形学を学ぼうと思っていたのです。
しかし、家庭の都合で進学をあきらめざるを得なくなりました。
「それはピンチですね…」
そうですね。でも仕方ないので気持ちを切り替えて、自分で働いて留学の資金を貯めることにしました。なんとかなるものですね。
美術系の学校にはモデルのアルバイトをしている先輩や後輩もたくさんいたし、私もちょくちょくメディアに関わるようなバイトをしていたので、そのつてを頼って、短大の卒業式の次の日は観光ビデオの仕事でハワイにいました(笑)。
5週間ハワイに滞在して真っ黒に日焼けして帰って来たら、今度は外務省の着物親善大使の仕事が待っていて。
それから広告代理店でアルバイトをしつつ、モデルの仕事があれば週末こなす生活でバリバリ働いて、留学するお金を貯めていました。
ところが、22歳で母親になることになりました。そこで「母親大学に留学だ!」と受け止めたのです。
「さすが、前向きですね」
そう言っていただけると嬉しいです(笑)。確かに、思い描いた人生のプランとは違ったけれど、その全てが今に繋がっています。
学生時代よりも、社会人になってメディアに出演する仕事でお金を得る機会が多くなっていきました。そこではマスコミコントロールというか…強大なメディアの影響力を目の当たりにしていました。皆さんが商業情報に踊らされている状況を見ていた時に妊娠・出産をすることになりました。
「そこで、どんなことを感じたのですか」
妊娠・出産情報は余りにも商業的な情報が多くて、翻弄されている方々が本当に多かった。出産施設の選び方にしても、とにかく大きな病院ならば安心だと、何も根拠のない迷信のような情報が出回っていたり。
商業的な情報か医療情報、それも病理の情報しかない事に違和感を感じていました。
お産の「人生の出来事としての情報」や、「出産を通して女性はどう成長できるのか」「夫婦から両親になる時には何をマネジメントすればいいのか」といった情報が欲しい。そこが知りたい。その想いは、とても強いものでした。
それが今の私を形成しているといっても過言ではないと思います。
「その疑問が、今の仕事に繋がった、と」
そういう意味では、本当に22歳の初産が1番大きなターニングポイントになりましたね。
モヤモヤしたものが、形になるまではもう少し先になるのですけれどね。
(次回につづく・・)
大葉ナナコ バースセンス研究所代表取締役(東京都渋谷区)
バースコーディネーターは、新しい命に向き合う“妊娠前、妊娠中、産後”の時期に、女性やカップルの、心とカラダと暮らしをサポートし、QOL(人生の質)の向上に貢献できる技能を持つ人材です。
自然で優しい妊娠・出産・育児情報など「知識、意識、セルフケアスキル」を提供し、未来を楽しみにするための「コト、ヒト、モノ」をつなぎます。
生まれてきたこと、産んでいくこと=バースセンス(誕生・出産への感性)を豊かにしながら、自然で優しいヒト、コト、モノをつないでいく。
バースコーディネーターは、そんな調和の達人を目指しています。
バースセンス研究所 オフィシャルサイト
- <大葉ナナコ先生の著書>
体と心にやさしいナチュラルなお産
案ずるより産むが優し
35歳からのおめでたスタンバイ
インタビュアー:カク タカユキ
若さと癒しの請負人
趣味:水泳・カラオケ(好きな楽曲)哀愁のカサブランカ・夜桜お七
国際シデスコ認定エステティシャン
日本エステティック協会正会員
HP:エステ&セラピー「サン・リバー」












