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メンタルビジネスへのご招待(インタビュー)
メンタルビジネスの最前線で活躍されている各分野の第一人者の生の声を皆様にお届けします。
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第16回目(3/4) マツダミヒロ 先生 魔法の質問
2007年 08月 25日
自分のビジョンに向かうために、今日できることは何だろう
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←前回号「アドバイスをせずに、きっかけを与える」
「NPOを作っていらっしゃるそうですが、どういった目的で作られたのですか?」
僕がインターネットの恩恵をすごく受けたので、世の中の人が一人でも多くインターネットを活用してくれたら嬉しいなと思いました。そのインターネットを広めるNPOをやっています。
具体的には〈おさがりパソコン事業〉と言って、古くて要らなくなったパソコンをタダでもらって来て、古いパソコンでもいいから使ってみたいという人にタダで譲るという活動をしています。
「いつ頃始めたのですか?」
事業自体は3年前からですね。HPには出していませんが、YAN(山形アイビジネスネットワーク)と言うものです。これは去年からゼロックスさんと一緒にやっています。
ゼロックスでISOの取り組み・環境などの点で、各企業を廻って回収処分していたパソコンが有ります。その回収したものから状態の良いものをNPO法人に持ってきて整備して配るんです。仕事として大きくではないですが、それこそ地道にやっています。
前の仕事とは関連していますけど、今の仕事とは全然違いますから面白いですよ。
「学校にも講師として行かれているそうですが、どのようなことをしているのですか?」
小学校から専門学校まで行きます。昨日は大学に行ってきました。
内容は、担任の先生のリクエストに応じて変わりますね。例えば言葉の大切さや、キャリアデザインを考えるとか、コミュニケーション力を高めるといったようなものまで、本当に様々ですね。
本人に気づいてもらうことが重要なので、質問を投げかける形にしたり、ゲームをしながら生徒自身に気づいてもらうようにしています。
「学校関係から依頼がくるきっかけは何でしたか?」
もともと経済産業省の起業家促進プログラムのようなものがあって、3〜4年前ぐらいから講師のお手伝いをしていました。それは僕のプログラムでなく研修会社のプログラムです。
内容は起業家育成というよりもキャリアデザインでしたね。どんな職業に就きたいのか、とかいう内容ですね。それがきっかけで、その後ある学校で授業をさせていただきました。
具体的には、僕の本を買ってセミナーに来てくださった高校の先生がいたのです。その先生がすごく良いと思ってくださったようで、本の中の質問を生徒たちに投げかけて、それをみんなで答えるということを週に1回2ヶ月やってくださったのですね。
そうしたら生徒たちが大きく変わったそうです。僕も実際に卒業式の時にその学校に行って授業させていただきました。生徒たちも自分で「すごく変わった」と言うんですよ。「質問に答えたい、質問してほしい」と。
「その後、どのように学校での授業のお話が進んだのですか?」
最初の学校が、すごく面白かった。じゃあ他に何ができるのだろうって考えました。
経済産業省からの仕事だったのですが、こういうところは、まず予算ありきなんですよね。
研修会社さんも入っているので、費用はどうしてもかかってしまいます。その予算を出せる学校は少ないんじゃないですかね。
じゃあどうしようかなということで、魔法の質問学校プロジェクトというのを考えました。
授業は単発では意味がなく、やはり2ヶ月くらい続けることで変化が出るので、その方法を広めていきたいと思ったのです。
その提案に興味がある学校や先生方に手を上げていただきました。授業は僕が最初に行ってやって見せて、後は先生方に続けてやってもらえたら嬉しいなと思いました。そして、今年の1月から募集を始めたのです。
「特に印象深い生徒さんなどはいましたか?」
1番最初にやってくださって、今でもやってくださっている私立高校の生徒さんですね。
生徒さんからの手紙を拝見しました。「自分の未来とか、やりたい事が少し見えて来た」という生徒さんも多いです。
あとは、みんなに自分の考えを発表してもらうので「人っていろんな考えがあるんだなっていうことに気づいた」という人もいますし、「人の話を良く聞けるようになった」といった人もいました。
最初は何でこんな簡単な質問に答えなきゃいけないのって、みんな意味が分からないらしいのです。でも回を重ねるごとにその意味が分かってきますね。学校はインプットが多いので、アウトプットする楽しさに気づいてくれます。
それから、生徒さんが書いた感想が、その学校のパンフレットに載ってるんですよ。「高校で私の印象に残っている授業は魔法の質問です」って、すごいと思いましたね。
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「魔法の質問のセルフスタディキットを作られたきっかけを教えてください」
全国をセミナーでまわる際、1回のセミナー時間は長くても3時間です。受講生の方から言われるのですが、それでは全然足りないらしいんですよ。本当は1日やりたいのですけど、それもなかなか難しい。じゃあキットを作ればいいんじゃないかと思いました。
キットは3つあって、1番最初のキットは去年の3月、2番目が9月か10月、次が今年の1月だったかな、その頃に作りました。
1,2,3は、ターゲットごとに分かれています。1つ目は、「自分発見」で何かやりたいな、何がいいかなっていう、僕の3、4年前の状態と同じ人達向け。2つ目は本の中にNLPのことを書いていますが、「NLPをもう少し深く学びたい」人向け。これはパートナーと二人で作りました。3つ目は総合的に「質問力を高める」ためのものです。
購買層は、2と3は少し被っていますけど、バラバラです。
3の質問力を高めるキットは部下がいる人、組織で働いている人が利用していることが多いですね。
「マツダさんは、コーチ協会などの組織に入っていますか?」
コーチ協会は、東北支部の方に入っています。
コミュ二ティーに入るのが大事かと聞かれると、どうでしょう。その人次第ですよね、役に立つかどうかは。コーチ協会は勉強になりますよ。
コーチ同士の集まりは、悩みを共有できるし、解決ができる、その点は良いと思います。あと技術を磨き合うこともできますね。僕は、人脈作ろうとか、商売につなげよう、仕事を増やそうといった感じでは、団体に入っていませんね。
「人脈を増やすにはこうしたら良いというのはありますか?」
お客さんを見つけるのと、それ以外のパートナーを見つけるのは、違うのではないかと僕は思います。
お客さんを見つける場合、自分がサービスを売りたいのは「誰」で、「何を」言いたくて、「何処」にいて、「どういうアプローチ」が必要なのかを考えるだけでいいと思います。
魚がいる池を探す感じに近いかもしれません。
ビジネスは、EQだけじゃなくてIQも使った方がいいですね。
アプローチ方法も、どんな広告がいいか、どういう業界紙がいいのか、もしくはどこのコミュ二ティーがいいのかっていうのは、プランニングした上で進めていくのがいいですね。
「人脈だけでは仕事は取れないということですね? テストマーケティングなどもなさるそうですが?」
広告を出すときもそうですが、売れそうだと思って出しても売れないことがあります。
全部数字で測定し、測ってやらないと難しいですね。テストマーケティングも、僕はすごくやりますよ。キットの商材なども随分テストを繰り返しました。
本のキャンペーンなども同じようにマーケティングを活用しています。でも大事なのは伝えたい人、求めている人に伝えることです。
「コーチングをしている人はたくさんいますが、上手くいく人といかない人との差はどういうところにあると思いますか?」
いい質問ですね〜。これはビジネスの話ですね。
まずビジネス知識として、知らないことが多過ぎることが原因の一つですね。
マーケティングだったりブランディングだったり、知っていればもっとうまくいくのにという人。それとプランニング。戦略が立てられず、どうすればいいかわからない、と考える人が多いですね。それがすべてのような気がします。
戦略が無いと商品作りができないし、誰に売ればいいのか分からないし、どういうふうに宣伝すればいいのかも分からない、計算ができないですよね。
「戦略をマツダさんご自身はどこで勉強をしましたか?」
僕は本と実践です。先輩経営者が書いた本とセミナーと実践ですね。
読んだ方がよいと思うのは、『スローなビジネスに帰れ』などの阪本啓一さんの本です。
要するにビジネスは本質だということですね。それを踏まえた上で僕は「ハイパワーマーケティング」がいいかなと思うんですよね。
ビジネスで大事なのは本質だと分かった上で、マーケティングテクニックが分かっているといいと思います。テクニックだけ使っても長続きしません。
「自分のビジネスの本質が分かってない人というのは多いように思いますか?」
メンタル系ビジネスが好きだから、良さそうだから、資格を取れば独立できそうだから、という感じの方が多いとすれば、そうかもしれませんね。
そういった人達が本質を捉えるためには、先にゴールを決めた方が良いですね。ゴールというのはビジョンです。自分がこれからどういう世の中にしたいかという感じですね。
僕は朝、自分自身に「今日できることは何だろう」と質問しています。それはビジョンがあった上でやることです。そのビジョンに向かうために今日できることは何だろうと、そう考えています。
(次回につづく・・)
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