第13回目(4/4) 三好 凛佳 先生 レアリゼ
自分ができることの中で人に喜ばれることは何か?

「お客様の中で、この人にアドバイスは必要ないのではないかということはありますか?」
たまにいらっしゃいますね。だから、具体的な場面とかをお伺いしてそれに合わせたアドバイスをします。ご本人の意向を承認するようなこともあります。
あと、アドバイスが必要のないと思える方の中には、同業者と思われる人が探りを入れてくることもあります。何人もやっているので普通のお客さまと反応や全てが違うので、なんとなくわかりますね。
「今はパーソナルスタイリスト養成講座もやっていらっしゃいますね。開催のきっかけをおしえてください。」
去年、メディアに出た時にすごく忙しくて、お客様を待たせる状態でした。
「すぐに必要だから見てほしい。」と言われることもありますが、忙しくて対応できないこともありました。申し訳ないので、自分と同じことをできる人、個人事業でパートナー契約を組める人を育てようと思ったのです。
コーチングならコーチの知り合いがたくさんいるので、自分が引き受けられなくても、その人に合いそうなコーチがいれば紹介できます。
パーソナルスタイリストも忙しいときに他の人を紹介できたらいいと思いましたが、他のパーソナルスタイリストさんの現状がよく分からないのです。
それよりも自分が考えているようなやり方で、きちんと育てたほうがいいと思いました。
「養成講座はいつから始められたのですか? どのようなポリシーをお持ちですか?」
養成講座は去年の11月からやっています。まだ第一期の人が終わったところで、しかもベーシックコースが終了したところです。
本当に私のやり方に納得している方だけを養成したいと思っています。
でも、スクールビジネスをしようとは考えていなくて、大事に育てたいと思っています。
今後個人で仕事を始めた後に、いろいろ悩みが出てくると思うので、その時に相談に乗りたいですね。パーソナルスタイリストの仕事がその人の人生のプラスになるように関わりたいと考えています。
「お話を伺っていると、前向きな方だと感じますが、メンタル的に落ち込んだ時にどのようにケアをしていますか?」
お客様の前ではお客様のことしか考えていなくて、嫌なことがあってもお客様に会うと仕事に集中してしまいます。
仕事中は「パーソナルスタイリストの三好さん」ですので、「何か別のことで悩んでいる三好さん」ではないですね。仕事が終わったとたんに嫌なことを抱えた自分に戻るというのはありますけれど。
もちろん仕事に関する悩み事は、自分のコーチに対してコーチングの中で話しています。実は主人もコーチですし、コーチ仲間にも相談できますしね。
他には小さいことですが、寝る前に幸せな気持ちで寝る、落ち込んだままの気持ちにならないようにして寝る。
楽しいことや今日の良かった出来事を考えたり、いいなと思う本を読んだりとか。メンタル的な本とかスピリチュアル系の本とか結構好きですよ。
あとは、週一回クラシックバレエを習っています。そこで自分の体に集中するということをやっています。デザイナーの時もストレスがあっても、バレエですっきりしていましたから、体を動かすということは大事だと思います。
「このお仕事は初対面の方が多いでしょうが、ストレスになるということはないですか?」
もちろん精神的に疲れることはありますが、最後にその人が笑顔になったり、「今日お話できてよかったわ」言ってくださったり、そういう手ごたえ、嬉しいメールをいただいたりというのがあればストレスではありません。
たまたま自分で手ごたえがつかめなかった時は、次はどうすればいいのかと考えたりはします。
それにリピーターの方も多いので、初対面がすごく多いわけではないのです。一緒に買い物に行くのが半年ぶり、1年ぶり、3年ぶりとか、そういうお客様もたくさんいらっしゃるので、初対面で常に緊張というのはないですね。

「"この人がいなかったら今の自分はいない"というような方はいらっしゃいますか?」
コーチ仲間全部ですね。起業するにあたってアドバイスをくださって賛同してくれた方、その方たちのおかげだと思います。具体的な1人というのはいないですね。
仕事上のメンターは、同じような仕事をしている人はいないので特にいません。人生のメンターは、いろんな人のいいところをいただいています。
自分のコーチも素敵だなと思うし、お付き合いさせていただいているコーチの方々を見ると、この人のこういうところが素敵だなと思うし、それぞれいろんな人のいいところを勉強させていただいています。
あえて言えば、今ファッションの仕事をやっているのは、両親のおかげだと思っています。
「ご両親から、どんな影響を受けましたか?」
両親はファッションの仕事とは関係ありませんでした。ただ、父はデパートの外商、母はお洒落が好きで自分で洋服を作ったりしていました。
小学校の時、授業参観の前日に「どのお洋服を着ていったらいいと思う?」と母から聞かれたり、母の行きつけのブティックについて行ってお洋服を見立てたりしていました。
母からの影響は大きいです。デザイナーになれたのも母のおかげだと思います。父も、後からすごくお洒落な人だと分かりました。
「影響を受けた本や、おすすめの本はありますか?」
影響を受けた本は、ディーパック・チョプラの『人生に奇跡をもたらす7つの法則』(PHP研究所)です。
古い本で、デザイナーの時に読んだ本です。同僚に紹介されて読んだのですが、私はそれまでそんなことを考えたことがなかったので、読んで衝撃を受けました。
そこから「全部が繋がっていて、自分のやることがいろんなことに影響してくるんだ。」ということが分かったので、スピリチュアルや心の大事さについて考えるようになりました。
あとはアンソニー・ロビンズや本田健さんの本で、「好きなことをやって、それが仕事になってお金が入るって事はいいことだ」って、いろんな本に書いてありますよね。
「こんな仕事、好きなことばかりをやっていていいのかな」と思った時期もあったので、自分の後押しをしていただきました。
「将来の目標や今後のことについてお聞かせください。」
1年後は、養成講座もそうですが、パートナーとして一緒にできる人を増やしたいです。
この仕事自体は、まだスタッフを抱えてやるというほどではないので、1人でも2人でもいいから、パートナーとして私が一緒に仕事したいと思う人と仕事をしたいです。
5年後くらいには、サロンというか「場」を持ちたいですね。いろんな構想を持っています。
「これからコーチングカウンセラーとして独立する方、あるいは独立したばかりの方に何かメッセージをお願いします。」
そうですね。私の仕事もそうですし、コーチングもカウンセリングもそうですけれど、商品があってモノを売るわけじゃないですよね。仕事の価値が目に見えないのです。
結果としての収入や売上よりも、お客様にとって、「相手が一番喜ぶこと」「自分は何ができるか」「自分ができることの中で人に喜ばれることは何か」を常に考えることが一番大事なのではないでしょうか。
そういう風にして仕事をしていけば、結果として売上やお客様は必ずついてくるのだと思います。
三好 凛佳 レアリゼ パーソナルスタイリスト&コーチ (東京都港区)
という言葉がありますが、実際はどうでしょうか?
初対面のシーン、プロフィール写真など、実際に
コミュニケーションを交わす前に、あなたの印象は相手に伝わっているのです。
ビジネスでもプライベートでも、パーソナルスタイリングで外見を磨くことは、あなた自身の内面によい影響を与えます。
そしてさらに、行動やライフスタイル、ビジネスを向上させるきっかけとなるのです!
ビジネスシーンやプライベートで、あなたがよりイキイキと輝くことができるよう、パーソナルスタイリングとコーチングで心からサポートさせて頂きます。
<事業概要>
・パーソナルスタイリング(一般個人向けスタイリストサービス)
・イメージコンサルティング
・セミナー、講演、企業研修
・コーチング
・コンサルティング
・執筆および出版
レアリゼ パーソナルスタイリスト&コーチ
http://www.realiser.biz/
- <三好先生の著書>
-
男の「外見(ヴィジュアル)」コーチング
インタビュアー:奥原 菜月

フリーライター、占い&カウンセラー(奥原朱麗)として活動中。
夫と子供2人、犬1匹で横浜に生息中。
占い・カウンセリング・開運などをメインにしたブログ
『占いカウンセラー朱麗のまったり開運日記』
HP:アストロ・ハーティ「朱麗の占いカウンセリングルーム」
インタビュアー:朝比奈 凛香

「セミナー講師。コーチング・コミュニケーション・プレゼンテーション・ビジネスマナーなどのセミナーを提供している。ラシャンス代表。
あなたの「素敵」引き出します :
http://ameblo.jp/lachance/