第13回目(2/4)  三好 凛佳 先生  レアリゼ

個性やブランディングが明確だと紹介されやすい

インタビュー写真

「コーチングとスタイリストを組み合わせてみようと思ったきっかけは?」

コーチングでいろんな人と交流するたびに、「デザイナーをしています。」と言っていましたが、デザイナーでコーチングを勉強している人が当時は他にいませんでした。

そして、大体皆さんが洋服のことを教えて欲しいと言うのですね。自分に何が似合うか教えて欲しいとか、買い物についてきて欲しいと言われたこともあります。

その服はどこで買ったのかと聞かれることもありました。

自分が何を着たらいいのか分からない人が多いと思いました。皆さんアドバイスが欲しいのだということに気がついたのです。

「具体的にどのようにしようと考えたのですか?」

すでに副業でコーチングを始めていましたが、その頃から、「ただコーチングをやっているだけでは発展性がない」、と仲間内で話していました。

「コーチングを特化したものが欲しい」と皆が言いはじめた時期でもあり、自分はファッションという専門的な知識を持っていたのでそれを活かそうと思いました。

コーチングでは、相手の素敵なところを活かすとか、相手がうまくいくようにサポートコミュニケーションをとりますよね。

そういう時に、出てきたイメージやなりたい自分像を明確にして、その未来像に向けて洋服はこういうのを着るとこんな印象になります、こういう服を着てみましょうという、コンサルティングができると思いました。

「会社を辞めて独立したきっかけは?」

自分で色々調べてわかったのですが、当時、洋服のショッピング同行は1人やっている方がいました。

その他は芸能人や雑誌向けのスタイリストさんで一般向けにアドバイスしている方が2件。あとはイメージコンサルタントというお仕事などがありました。

その時に、ちょうど勤めていたアパレル会社が大きい取引先が不渡りを出したので、そのまま連鎖して勤め先が解散になってしまったのです。

アパレル業界では、そういうことがたくさんあった時期でした。

「独立した時の正直なお気持ちは?」

デザイナーとして再就職するのか、それとも、考え始めた新しいファッション分野のコーチングをやってみるのか、少し迷うところはありました。

それでとりあえずは思ったようにやってみようと考えたのです。

2001年の秋に会社が閉鎖して、その翌年の2002年に起業しました。ダメなら、また再就職して専門職に戻ればいいという軽い気持ちでしたね。

2000年の夏から、ご紹介していただいた方や、ぜひやって欲しいという方など、コーチングのクライアントさんもすでにいました。コーチングもやりながら起業という感じでしたね。

「独立の準備はどのようなことをしたのですか?」

準備は特にしませんでした。本当はもっと準備をしなければいけなかったと思います。

人脈もコーチ関係しかありませんでしたが、コーチングの勉強会は、私以外の人は個人事業主としてやっているような人たちが多く、皆さんに助けていただきました。

「こんなことやっています。」と言うと、「こういうアイディアはどうかな?」と意見をいただいたり、お仕事をさせていただいた後にたくさんフィードバックをいただき、「この仕事だったら、こういうのをやればいいんじゃない?」と、おっしゃってくださる方が多かったですね。

「どのようなことを独立時にしていましたか?」

流れに乗って、新しい仕事が決まってから勉強するようなことを繰り返してきました。

それまで人前で話したことがなかったのに、紹介でファッション関係の講座をすることになって、あわててプレゼンの勉強をしたりしていました。

コーチ関係者に「三好さんのお客さんになりそうな人がここのサークルにいるよ」と教えてもらって、起業家サークルに入ったりもしました。

そこから素敵なお客様とめぐり合えて、そのお客様がまた他のお客様を紹介してくれて・・・

講演や研修の依頼など、仕事もいろいろ広がりましたね。

「いろいろな方に出会ったり、お声をかけてもらえる理由は何だと思いますか?」

コーチの中でファッションデザイナーが、当時は私しかいなかったからです。それが一番大きいですね。

だから「洋服のアドバイスは三好さんに」ということになったと思います。

個性とかブランディングがはっきりしていたからでしょう。はっきりしていれば、他の方にもご紹介していただきやすいですね。

「集客は順調でしたか?」

1年目はお客さんの数も少ないし、コーチングの勉強会に参加しても「いいね」とは言われても、「それでお金が本当にもらえるの?」と、何人もの人に言われました。

でも、自分では「絶対にこの仕事がくる、絶対に広がる」って信じていました。根拠はないのですが、なんとなく自信がありました。だから辞めませんでした。

あとは人脈を広げようと異業種交流会に出たりしましたね。そこでもまだ反応は少なかった。

仕事を認知させていくというのが難しいと思う反面、実際にご依頼いただいたお客さまには好評をいただいていたので、続けることができました。

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「そもそもファッションが仕事上でも重要だと思われたきっかけは?」

デザイナーだった時代の話ですが、アパレル業界はスーツなんて展示会の時に着るくらいで、結果を出していれば何を着ていてもよく、洋服で判断はされない実力主義の職種でした。

ところが、コーチとしてお客様をご紹介いただいて会いに行く時や、コーチングの勉強会で人がたくさん集まる時に、いつもの自分の服で行くと、特に年上の方からはお嬢ちゃん扱いで、軽く扱われたんですね。

コンサバティブな格好をして行くと、話しやすくなったりしました。自分としてはすごく地味だけど、逆に相手はそれくらいが入りやすいと分かりました。

アパレル業界以外の方々は、入り口の部分で、ちょっと派手な服、変わった格好をしていると、違う世界の人という目で見るのだなと思いました。人は見た目で判断されると自分で体感しましたね。

「コーチングで最初にお金をいただいたお客様を覚えていますか?」

50歳を過ぎている女性経営者の方でした。その人はコーチングを3年間やりました。年上だし、人生経験も豊富で、経営もしていらっしゃるし、私はコーチとしてどんなサポートをすればいいのかと考えてしまうような方でした。

でも、いろんなことを言える場があること、やっていることを私が言葉に出して認めるといったことが、その人にとって大切だったみたいです。その人が成長過程にいて、頑張ったから成果が出たのですが、大事な時期に関わったようです。

お金をいただくことは嬉しかったけれど、それ以上に、人の大事な時に関われて、心から応援したいと思ったので、コーチングってすごいなと思いました。

「パーソナルスタイリストとして初めてお金をいただいた時はどうでしたか?」

初めはセッションなのでコーチングと一緒ですが、買い物に一緒に行ったときは嬉しかったですね。

その人が喜んでくれて、「今までは2時間で1つしか洋服が買えなかったのが、2時間でこんなにたくさん買えたのは初めてです」というフィードバックをいただけたので、本当に嬉しかったです。

「開業当時と今では仕事のスタイルは変わりましたか?」

少し変わりました。基本的にマンツーマンですので、臨機応変に対応させて頂けることが強みですが、経験が増えるに従って、改善するところが見えてきます。
やり方を決めてしまうのではなく、お客さまにとってもわかりやすく、そのときの自分でもベストと思えるサービスに今後も改善したいと考えています。

「料金はどうなっていますか?」


基本は、タイムチャージ制で1時間1万500円です。開業当初から変わらないです。

経営者の方や、個人事業主でもある程度の事業をされている方だと、皆さん「料金が安いからもう少し値上げしなさい」っておっしゃいます。パーソナルスタイリストがこれだけ増えてきましたし、今後については検討中です。

「今の料金に決められているのは、何か基準がありますか?」

コーチングがベースです。月4回30分で2万円というのが昔の相場なのです。

この仕事をするに当たって調べてみたら、カラーコーディネータが60分6000円というのがほとんどでした。10分1000円、1時間で6000円。コーチングは1時間1万円。

自分はお客様とセッションする時は、コーチングはもちろん自分の持っている情報は全部出していますし、買い物に行っても一緒だから、時間給でこの金額に決めました。

「ファッション関係のお仕事の比重はどうなっていますか?」

最初からパーソナルスタイリングのお客さんがたくさん来たわけではありません。コーチングの比率が高かったですね。当時はコーチングの仕事をやりながら、研修の仕事もたくさんやって、ファッションもやっていました。

それでファッションの仕事を広げなければと思って、セミナーをやりはじめたりしました。
年々徐々にお客様は増えていましたが、ブログを始めたら一気にファッション関係のお客様が増えましたね。

「ブログを始めたきっかけは?」

もっとお客様を増やしたくて、ブログを始めました。
「パーソナルスタイリスト」という言葉を使いはじめたのもその時です。その言葉が自分を表現するのに一番分かりやすいと思って使いはじめました。

1990年代に、カラーコーディネータの方が「パーソナルスタイリスト」という言葉を使っていたと伺いました。

検索エンジンで来るお客様の多いことが分かっていたので、ブログ講座に通って学びました。

そこから特に男性のお客様が増えました。

「新聞や雑誌などのマスコミによく取り上げられていらっしゃいますが、なぜでしょう」

起業した年に「日経woman」に起業家特集があって、いろんな女性起業家の一人として取り上げていただいたのが始まりです。

コーチングをしている人の中で、しかも一般誌で取り上げられるのは異色だと言われることもあります。

コーチングの進化した形だと私は思っていますが、外から見るともっと分かりやすい「パーソナルスタイリスト事業」だからだと思います。

そういう形でやっている人があまりいなくて珍しいですし、オーダーや様々なカスタマイズ商品やサービスがここ数年増えているという、その流れにたまたま乗ったみたいですね。だから、注目を集めやすいのではないかと思っています。

「人脈もたくさんあるのですか?」

自分1人の力ではなく、仲間のおかげでいろんなところに露出できるのです。

最初の「日経woman」の掲載も、友達が取材されていたのがきっかけです。

知り合いのコーチが取材を受けたり、メディアから取材先を探していると依頼されると、ありがたいことにお声をおかけいただけます。親しいということもありますが、個性が明確なことで紹介をして頂けるのだと思います。

(次回につづく・・)

三好 凛佳  レアリゼ パーソナルスタイリスト&コーチ   (東京都港区)

『人は見かけによらぬもの』
という言葉がありますが、実際はどうでしょうか?
初対面のシーン、プロフィール写真など、実際に
コミュニケーションを交わす前に、あなたの印象は相手に伝わっているのです。

ビジネスでもプライベートでも、パーソナルスタイリングで外見を磨くことは、あなた自身の内面によい影響を与えます。
そしてさらに、行動やライフスタイル、ビジネスを向上させるきっかけとなるのです!
ビジネスシーンやプライベートで、あなたがよりイキイキと輝くことができるよう、パーソナルスタイリングとコーチングで心からサポートさせて頂きます。


<事業概要>

 ・パーソナルスタイリング(一般個人向けスタイリストサービス)
 ・イメージコンサルティング
 ・セミナー、講演、企業研修
 ・コーチング
 ・コンサルティング
 ・執筆および出版


レアリゼ パーソナルスタイリスト&コーチ 
http://www.realiser.biz/

<三好先生の著書>
cover
男の「外見(ヴィジュアル)」コーチング

インタビュアー:奥原 菜月

奥原菜月

フリーライター、占い&カウンセラー(奥原朱麗)として活動中。
夫と子供2人、犬1匹で横浜に生息中。

占い・カウンセリング・開運などをメインにしたブログ
『占いカウンセラー朱麗のまったり開運日記』

HP:アストロ・ハーティ「朱麗の占いカウンセリングルーム」

インタビュアー:朝比奈 凛香

朝比奈凛香

「セミナー講師。コーチング・コミュニケーション・プレゼンテーション・ビジネスマナーなどのセミナーを提供している。ラシャンス代表。


あなたの「素敵」引き出します :
http://ameblo.jp/lachance/

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