第13回目(1/4)  三好 凛佳 先生  レアリゼ

人脈を広く作れない人は難しい

今回のインタビューは、パーソナルスタイリストの三好凛佳(みよし りんか)先生です。

先生は、一般の個人を対象に、コーチングを利用してその人のなりたいイメージを明らかにして、スタイリングのコンサルタントを行なうファッションコーチングをしていらっしゃいます。

洋服の選定からショップの情報、ヘアスタイルまでの、トータルなセルフプロデュースのお手伝いは男性の需要も多くなっています。

独自の方向性を見つけ、マスコミをはじめ、運も引き寄せているような先生のお話をうかがいました。

インタビュー写真

「もともとアパレル関係のお仕事をされていたそうですが?」

はい、アパレルで洋服を作っている企業に勤めていました。独立する直前は洋服のデザインがメインの仕事でした。
会社は2社に勤めました。デザインとデパートの1階でウインドウなどのディスプレイの仕事や、店舗の店長もさせていただきました。

いろんなお仕事を「これをやってみなさい」と経験させていただいたのが、今役に立っています。当時はデザイン以外の仕事は嫌でしょうがなかったですけど(笑)。

「お子さんの時から、絵やデザインがお好きだったのですか?」

実家は大阪なんです。高校のときに進路を迫られて、だったらお洋服が好きだからファッションを勉強して、デザイナーとかファッションのイラストレーターとか、そういう関係の仕事に就きたいなと思っていました。

それでファッションデザインが勉強できる美術短大に行きました。絵が好きだったんですね。本当は中学の頃から漫画家になりたかったのですが、ご飯を食べて行けるか心配でしたし、絵で賞をもらっていても、飛びぬけてうまいと自分では思っていませんでした。

「就職されてから、どんな仕事をしていたのですか?」

短大でファッションコースを専攻していましたから、そのままアパレル企業に就職しました。デザインの仕事は東京がメインなので最終的に東京勤務になりました。

就職して、上司からの命令で、デザイン画を描きながら別の仕事もやらなくてはいけませんでした。

ウインドウディスプレイの仕事は、たまたま直営店の仕事を私が手伝った時に良かったらしく、どんどん当時の専務が仕事を振ってくれて担当になりました。

何も知らずに1からやったので、自分なりにいろいろ考えながらやりました。それでもある程度できるようになったので、本当に勉強させていただいたという感じですね。

「専務が三好さんに仕事をお任せするような理由は、何かあったのでしょうか?」

それが、よく分からないのです。ウインドウディスプレイは、その会社でも誰もやっていなかったことでした。

有名ブランドなら業者さんに舞台装置のようなものを作ってもらえますが、そこまではできないけれど、個人ベースで何ができるかを考えて、自分でデザイン画を書いて、それに合わせて布地や素材を手配して、ということをしました。

洋服が際立つように後ろにどんなものを持ってくればいいのかとか、可愛らしい雰囲気を洋服だけで表現するのではなく周りの小物でどう表現するかとか。トータルに意図したことが伝わるように工夫しました。

その当時は音楽番組が流行っていて、MTVや夜のヒットスタジオが流行っていたので、歌っている人のバックに何があるのか、舞台がどんなセットにしてあるかも良く見ましたね。

「それが、今のお仕事につながっているようにも思えますが?」


今から考えるとやっていたことはすごく素人仕事ですが、それなりにお客様が反応してくださって「このお洋服が欲しいわ」とか「これを買いたいわ」言われる体験をしました。

「人を立ち止まらせることができればウインドウは成功」と言われていますから、勉強になりました。

そのときに「何も無いところからこうやって物が作れるってことは、できないと思わないで本気になれば、何かできるんだな」と思いました。

「コーチングにいかれたというのは、当時のお仕事に物足りないものがあったのですか?」

最初の会社では、いろんなことを言われるがままにやっていました。

次に別の会社に転職し、またデザイナーをやっていたのですが、友達や上司から相談を持ちかけられることが多かったので、私って話しやすいのだなとは気づいていました。

私が「こうしたらいいんじゃない」と言うのではなく、相手の話を聴いて受け入れて「じゃあどうしたいの?」と、相手が最後には決めればいいと自然に分かっていたんですね。

心理学にも興味がありましたが、今さら大学に入って臨床心理士の資格を取ることは考えませんでした。

デザイナーという仕事が好きでしたし、仕事は変えるつもりがなかったですね。

ただ、会社の方向性と自分の方向性の違いを感じていましたので同じ会社にずっといようとは思っていませんでした。 今までのスキルを生かして、他の仕事をするのもいいかなと思っていました。

インタビュー写真


「コーチングというものを始めて知ったのはどちらですか?」

1999年に、たまたまTVでコーチングのことを知りました。

ある日ワールドビジネスサテライトを見ていたら、番組で取り上げていたのです。
電話で人の話を聴いて「コーチング」をやっていました。

コミュニケーションで相手のことをサポートする、カウンセリングではなくコーチという「前に進むこと」を支援する仕事があるということを知って、これはもしかしたら自分がやりたかったことじゃないのかなと感じました。

当時パソコンを持っていなかったので、持っている友達に連絡して調べてもらったところ、説明会があるというので友達と一緒に聞きに行きました。

「すぐにやってみようという気持ちになったのですか?」

ほかの事は決めるまでけっこう考えますが、コーチングは見た瞬間決めましたね。
友達と説明会に行って「ねえ、これって自分たちが普段やっていることに近いから向いているよね。」と、そんな感じでした。

仕事にするしないに関係なく、当時まだコーチングはメジャーではなく、お小遣い稼ぎくらいの感覚でした。"月に5万から8万の収入を得ましょう"という感覚でしたね。

自分のためにもなるし、結婚後に自分に係わる人に対してもこのスキルは役に立つかなと。
コーチの勉強をして資格が取れるならいいな、と思いました。

「コーチングはどれくらいの期間勉強されたのですか?」

2000年から勉強を始めました。2000年の頭にはコーチングの教育機関はひとつしかなかったので、迷いようもなかったですね。

3年で卒業なので、3年間びっしりやりました。資格は数ヶ月で取れ、その後いろんな授業を受けて、規定の課程は終えました。

もう1つ別のコーチング機関のベーシックコースも受けました。仕事が忙しくて次になかなか行けてない状態です。

「一緒に勉強された同期の方とは、おつきあいが今でもありますか?」

私の勉強した時期が第一次コーチングブームでしたから、たくさんの方がいっぺんに勉強しました。コーチングの勉強会が立ち上がって、そこでお会いして親しくしている方とは、もうずっと何年もお付き合いしていますね。

すでにちゃんとお仕事を確立されていて、そこにコーチングを取り入れた方もいらっしゃるし、大きな企業の上の役職に就かれていたのにスパッと辞めてコーチになった方もいますよ。その方は今でもカリスマコーチと呼ばれて、人気があります。
コーチングの本を出している方もいらっしゃいます。

「こうした仲間とのつながりは、やはりプラス面が大きいですか?」

この"パーソナルスタイリスト"の仕事をするときも、「こういう仕事をしたいと思っているのだけど、どう?」と意見をいただいたり、実際にお客様になっていただいたり、それに対してフィードバックをいただいたり、様々な面でたくさんの業界の方とコーチングを通じてお友達ができたので、いろんな視点からいろんなものをいただいています。

だからその人たちには本当に感謝していますね。それまでは、私はアパレルしか知らなかったので。

互いに相手のことをプロフェッショナルとして尊敬していますから、お互いにプラスになります。数としては多くありませんが、皆さん素敵な方ばかりで、いろんな形で応援していただいているし、こちらもその方に何かの形でお返ししようとしています。

「コーチングの資格を取って、うまくいく人はどんな人だと思いますか?」

そうですね、別に営業が出来るとかそういうのではないような気がしますね。

私が思うには、すでにそれぞれの専門分野があってそれにコーチングを足した人ですね。コーチング研修もやって本も出してという人もいるし、コーチングは自分の仕事ととらえて、コーチングだけに集中してやっている人もいます。

私の知っている人は人望や人脈が広くて、人に与えることをされる方なので人が集まってくるようになって、また集まってくれた人が仲間に宣伝をしてくれて・・・そういう人のところへは次から次へといろんな人が集まってくると思います。

あと、コーチングだけでなくキャリアカウンセリングなどの勉強を重ねている人もたくさんいますね。

「逆に、こういう人はコーチングの資格を取っても、厳しいなというのはありますか?」

私はたまたまこういった形で独立してしまいましたけど、やっぱり人脈を広く作れない人は難しいと思います。人の繋がりがあってのものですね。

私は人との繋がりが一番重要だと思います。どんな仕事でもそうですが個人事業でやるならそこが一番大事。

"自分ひとりでやっている、人との繋がりは大事にしない"という人は難しいのではないでしょうか。これはコーチングだけではないと思いますけど。

あと準備が必要ですね。
まず、自分がコーチングをしているということを、ありとあらゆるところに言わないといけないでしょう。その時に、こういうことをしたいというはっきりとした軸がないと困ります。ただコーチングしているだけでは難しいでしょう。

昔と違ってコーチングといっても、人によってコーチングのいろんな解釈が入っているので、もっと分かりやすく人に伝えないといけないと思いますね。

「三好先生も今までのファッション関係のキャリアをコーチングに活かしましたね。」

うまくいっている人は、コーチングを漠然とするのでなく、コーチングする対象とか、研修に特化するとか、何か自分の特化したものを表現するという人が多いですね。

専門分野が分かりやすいので仕事が回っていくのではないかな、と私は思います。

いろんな人をコーチングするのではなく、「私はこういう人に対してコーチングしますよ」とか「こういうところで、こういう仕事をして、そこにコーチングを活かしますよ」とか、より具体的にすることです。

「じゃあ何にコーチングを使うの?」というところがはっきりしている人がうまくいくのかもしれません。私の周囲の方たちはそうですね。

(次回につづく・・)

三好 凛佳  レアリゼ パーソナルスタイリスト&コーチ   (東京都港区)

『人は見かけによらぬもの』
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<事業概要>

 ・パーソナルスタイリング(一般個人向けスタイリストサービス)
 ・イメージコンサルティング
 ・セミナー、講演、企業研修
 ・コーチング
 ・コンサルティング
 ・執筆および出版


レアリゼ パーソナルスタイリスト&コーチ 
http://www.realiser.biz/

<三好先生の著書>
cover
男の「外見(ヴィジュアル)」コーチング

インタビュアー:奥原 菜月

奥原菜月

フリーライター、占い&カウンセラー(奥原朱麗)として活動中。
夫と子供2人、犬1匹で横浜に生息中。

占い・カウンセリング・開運などをメインにしたブログ
『占いカウンセラー朱麗のまったり開運日記』

HP:アストロ・ハーティ「朱麗の占いカウンセリングルーム」

インタビュアー:朝比奈 凛香

朝比奈凛香

「セミナー講師。コーチング・コミュニケーション・プレゼンテーション・ビジネスマナーなどのセミナーを提供している。ラシャンス代表。


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