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メンタルビジネスへのご招待(インタビュー)

メンタルビジネスの最前線で活躍されている各分野の第一人者の生の声を皆様にお届けします。




第12回目(1/4)  浮世 満理子 先生  アイディア ヒューマン サポート サービス

2007年 03月 24日

まだ誰もいないからこそチャンスなんだ



←前回号「常に向上する気持ちを忘れないということが大切」



今回のインタビューは、心理カウンセラーの浮世 満理子(うきよ まりこ)先生です。

株式会社アイ・ディア・ヒューマンサポートサービス代表、国際ストレスマネジメント協会評議員として、講座、研修、講演など幅広く活躍していらっしゃいます。

その活発な姿はテレビ出演や女性誌の取材もされているので、ご存知の方も多いと思います。

今回は、カウンセリングへの情熱を、ご自身の過去・現在・未来をベースに伺いました。




インタビュー写真

「今は様々な分野にご活躍の浮世先生ですが、小さい頃はどんなお子さんだったのですか?」

小さい頃は体が弱くて、ネガティブが服を来て歩いているような子でした。
運動神経も悪かったし、勉強も出来なかったし・・。

それでいてどこか人と違う自分でいたいのだけど、能力不足を感じていた・・、そんな子でした。

とにかく体が弱かったのと、手(作業)が遅かったです。だから図画工作の時間に2時間の時間内でできた記憶があまりありません。

その後、自分で自己探求をしている時に、「早くしなきゃいけない」という思いがいつも自分の中に焦燥感として存在している事に気がつきました。

それは自分が小さい頃出来ない事が多かったことが原因だったとわかりました。

世の中には、いわゆる何でも器用にできる子がいますよね。ちょっとこうやればうまく出来るとか、何か人よりも飛びぬけた事があるとか。そういう事が全くない子でした。

それは自分だけでなく、周りもそう思っていました。
同い年の従兄弟の子に、ヒロシ君という、頭が良くて凄く活発な子がいました。

その子と比べられて「ヒロシ君は将来、きっと出世する大人になるけど、まりちゃんはどうだろう〜?この子20になるまで生きられるのかしら〜?」というのが大体の親戚筋の評判でした。(笑)


「社会人になってからはいかがでしたか?」

最初は一般事務をしていました。
その頃は親との関係がうまく行っていなかったし、自分に自信がないし、仕事に対して全く期待が持てなくなっていました。

まずは、「早く働いて自立し、親から離れたい」という思いが強くありました。

けれど実際に働いてみると、「仕事は頑張りたい」という思いとは裏腹に、決められた組織の中で、何をどう頑張ってみても認められるという事もなく、しかもいくらやっても仕事が減りませんでした。

その上、上司は「女の人は結婚したら辞めればいいんじゃないの?」と言う考えの方でした。雇用均等法なんてある前でしたし、そういう閉鎖的な会社でしたから、先輩たちもみんな辞めていくという状態でした。

親から離れたいとは思っていましたが、地元の大阪を離れ、東京に行って一人暮らしをするという勇気もなく、何をどうしたらいいのか解からなくなっていました。

その頃はまだ20代前半でしたけど、当時の私にとっては年々歳を取る事がとにかく怖くて・・。

新しい新入社員が入ってきて「私の居場所はこの会社にはないのだ」と思った時、自律神経失調症になりました。


「その後はどうなったのですか?」

ありがちですけど、病院を転々として、色んな検査をしても、「どこも悪くない」と言われました。

最後は覚えていますけど、大阪に、ある大きな病院があったのです。その頃は何もわかりませんから、「病院は大きければ大きいほど安心だ」という間違った考えを持っていました。

専門家のお医者様もいるし、他に思い浮かばなかったので、そこの神経科に行ったのですが、おおよそ3分で見放されました。

「どこも悪くないですよ。薬も別に出す必要ないんじゃない?」と言われてしまって・・・。見捨てて頂いたお蔭で、薬漬けになる事もなく、入院生活に入る事もありませんでした。(笑)


「当時、その病気に対して周囲の理解はあったのですか?」

いいえ。そのような病気があることすらまわりは誰も知りません。「ちょっと頭おかしくなっちゃった?」という位ですから。

今となっては、その頃の体験は私の自慢です。でもその当時は本当に、毎日「生きていても仕方ない」とか、自分で「何をしているのだろう」と悩んでいました。周りの理解もない苦しい時でした。

そういう時には二重の苦しみがあります。一つは症状そのものの苦しみ、もう一つは人から理解されないという孤独の苦しみです。

カウンセラーが、症状そのものをうまくケアしていくには時間がかかるかもしれません。

けれど孤独という苦しみは、いいカウンセラーに出会うことができれば一瞬で解消するのです。

何故なら、カウンセラーから、「あなたは孤独じゃないですよ。あなたの症状は世界で唯一の症状ではなくて、解決の手段はあるし、あなたがしっかりとそこに向き合っていけば、その問題も改善していきますよ」と言ってもらえるからです。

「私はよくなりますか?」と聞いてくるクライアント(相談者)に対して、「一緒にがんばろう、大丈夫だから。」と寄り添ってくれる人がいるかどうか。

そういう人と出会うことができれば、クライアントは少なくとも孤独と言う苦しみからは解放されます。それから一緒にクライアントが抱えている問題に取り組んでいくわけです。

今でも「浮世先生は何処の出身ですか?」と聞かれた時は、「自律神経失調症の出身です!」」と答えています。(笑)



インタビュー写真



「留学先にアメリカを選ばれたのは何故でしょうか?」

当時「自分は一体、何をどうすればいいのだろう?」と迷っている時に、偶然『コスモポリタン』という雑誌に、カウンセラーにまつわる記事が載っていたのを読んで、興味を持ちました。

「どうせ行くのなら、心理学やカウンセリングを学べるアメリカに一度行ってみよう」と思い、たまたまヨサナと言う所を教えてもらったので、最初にそちらに行きました。

その後は、イギリス、フランス、アジアでは中国、台湾などの様々な国のカウンセリングを勉強しました。

アメリカはシステマティックで規制も厳しく、カウンセラーとして活動するのは大変です。一方、イギリスとかフランスの方はアバウトな感じです。

ただし、トレーニングを受けるのであれば、アメリカは凄く仕組みとしてきちっとしているので、得るものは多いと思います。


「英語は既に得意だったのですか?」

いいえ、もう全然駄目です。今でも片言でしか話せません・・。

単独でアメリカに乗り込んだわけですが、予想通り初めはとても苦労しました。

サンフランシスコのエサレンという所はカウンセリングを学ぶ場所として有名な所です。そこで学び始めた頃は、言葉がわからなくて次の教室がどこなのかもわからないような状態でした。

けれど、困っている私をフォローしてくれる、やさしいカウンセラーの方が必ずいたのです。「私の傍を離れないのよ」みたいな感じで、色々なことを親切に教えてくれたので助かりました。

一人でニューヨークに行ったり、カウンセラー以外のコミュニティに入ると「英語も喋れないくせに」などと言われ、戸惑ったことも何度もありました。

その点、カウンセラーコミュニティはいつもやさしかったです。その頃はまだ日本人は少なく、珍しかったのかもしれません。

独学で学びたい方は、最初から大学に入らなくても、ボランティア枠みたいな所で勉強しながら少しずつ、教育の現場や医療の現場に入っていき、勉強するというやり方でもいいと私は思います。


「その時代に今の積極性が培われたのですね」

積極的というよりも、英語が喋れないのが苦痛で、帰りたくなってしまうので、何か楽しみをもち、無理矢理やるべき事をみつけていたという感じです。

だから、親しいカウンセラーがカウンセリングの勉強会に行くという話を聞くと、頼み込んで一緒につれていってもらったりしました。そうやってアポイントをどんどん入れていったのです。

その時は積極的に頑張るというよりも、「ここで踏ん張らないとダメだ」という切羽詰った感じ、もっと大げさに言えば、「生きるか死ぬか」という位ギリギリの所でした。

どれだけの事ができるかわからないけど自分なりに、「これだけは実績を積んできた」と言えるようなろうと、無我夢中でやっていましたし、それが自分にとって大きな自信になりました。

たとえ言葉が片言でも、そこで習得できる事もあるし、現場からカウンセラーとして学べることは一杯あると思います。

けれどアメリカは、私が行った頃よりは行き易く、簡単なので、単独で行く場合は、余程しっかりとした目的意識がないと行っても無駄になるかもしれません。

かえって英語ができる人ほど、行ってちょっと友達を作って帰ってきたという事になってしまう可能性があるので、しっかりと「何をしにいくのか?」「どういうトレーニングを積むのか?」という事が明確になっていなければ、今はあまりお勧めしないですね。


「カウンセラーとして本気でやっていこうと思われたのはいつ頃ですか?」

アメリカに留学していた時に、カウンセリングを必要としている人達が一杯いるということに気づいた時ですね。

特に印象的だったのは、ニューヨークに行った時に出会った日本人達です。日本からニューヨークに行って働く人といえば、英語もできるし、かつてのOL時代の私から見れば憧れの人達です。

けれど、蓋をあけてみると、そういう人達がお酒を飲んだり、ドラッグの依存症になったりして自分の人生をストレスでぐちゃぐちゃにしていく姿を垣間見てしまったのです。

その時に「こういう人達の為にカウンセリングって必要なのだ」と思いました。

その頃は自分に力があるとか、何処までやれるかなんてわからないけれど、「必要としている人がいるのであれば、できる限りの事はやろう」という強い気持ちが生まれてきました。

そういう思いはその頃と今とあまり変わっていません。今もこうだし、多分何十年後も変わらないと思います。

そうは言っても、最初はやはり自信がありませんでした。その頃日本ではカウンセラーという職業はまだほとんど認知されていなかったので。

するとアメリカの友人に「どうしてなれないと思っているの?」って突っ込まれたのです。日本の事情を説明すると「だったら誰だって仕事できるじゃない」と切り返されました。

そこで「逆にまだ誰もいないからこそ、チャンスなんだ」と思った瞬間が今の私の始まりでした。



                 (次回につづく・・)


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浮世 満理子  株式会社 アイディア ヒューマン サポート サービス
          (大阪市北区、東京都渋谷区)

自分らしさを大切にしながら好きなことをして働きたい。誰もが願うその気持ちをアイ・ディアは「わがまま」とは思いません。

私自身、OL時代自律神経失調症で身体をこわし、誰にも助けてもらえず、単身アメリカで学び始めたカウンセリングやメンタルトレーニング。アメリカには大学などの研究機関だけでなく、身近にあるカウンセリングセンターの中でもっと気軽に身近によりそってくれる専門家がいました。そこで活躍していたカウンセラーたちは、みんな現場でどんどん実践を積み

イキイキと輝いていました。こんな場所が日本にもほしい。
日本ではまだ少ない民間のカウンセリングセンター「アイ・ディアカウンセリングセンター」はそうして私たちの願いを込めて誕生しました。だから、私は、働くカウンセラーの地位を守るため、あえて法人団体(株式会社)のスタンスを守りつづけます。「カウンセラーってボランティアでしょ。」といわれる日本の文化を少しでも変えていきたいとおもっているからです。

子育ての中の女性は子供を連れて、一人暮らしの人は、家にひとりぼっちにさせられないパートナードックをつれて、介護をしながらみんな懸命に今日もアイ・ディアで働いています。

カウンセラーとして、メンタルトレーナーとして私たちのこういう姿勢が、お越しになるみなさまに、「カウンセラーって年を重ねるごとにいい仕事ができる」「出産、子育て、介護はハンデでなくメリットなんだ」と自分を信じ将来を信じてがんばっていただけるきっかけになればと願っています。

今度はあなただけのonly oneのライフスタイルを見つけにぜひ アイ・ディアにお越しください。


<事業概要>

 ・カウンセリング事業
 ・スクール事業
 ・海外事業
 ・啓蒙活動


ホームページ アイ・ディアヒューマンサポートサービス
http://www.idear.co.jp/

<浮世先生の著書>

cover
「心がつかれた人」のためにあなたができること


cover
成功と目標達成のための実践的思考法―浮世式メンタルトレーニング入門


cover
こ・こ・ろカウンセラー浮世満理子の日々―自分の、人のこころに触れたい人へ



・・他、多数あります。




インタビュアー:長谷川 碧

   「ソース」トレーナー。目標を努力と根性で実現してきたのが「ソース」に出会って一変!現在、情報サイト「なるにわ情報局」で自分らしく生きるヒントを発信している。

なるにわ情報局 :http://www.naruniwa.info/
  
インタビュアー:中澤敬子
 
中澤敬子    カウンセリングを学び、嫌いだった自分の事が好きになれた。
同じような悩みを持つ方が元気になるお手伝いができればと
自宅にカウンセリングルームを作る。小6と小3の2児の母。
今後は自分の夢に向かってチョイワルママをエンジョイする予定。

けいたんの カウンセリングマインド :http://home1.netpalace.jp/imag/top.cgi

  
インタビュアー:土志田直美
 
土志田直美    バランス活性療法師、健康管理一般指導員、
アロマセラピスト。
PFIジャパンカインドネスリンク母の会横浜緑区支部長。
身体と心を健康にするために地域密着で活動。

まゆな自然療法院 :http://www.tsuiteru.com/sh/mayuna

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