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メンタルビジネスへのご招待(インタビュー)

メンタルビジネスの最前線で活躍されている各分野の第一人者の生の声を皆様にお届けします。




第9回目(4/4)  青木 勇一郎 先生   ヒーリングサポート研究所YOROKOBI

2006年 12月 23日

一人の先生から徹底的に学び続けること



←前回号「何が良かったのか、実験と同じように検証する必要があります」



インタビュー写真


「依存体質や趣旨に合わないお客様が来られた場合はどうしていらっしゃいますか?」

今は、申込前に規約を読んでいただくようにしているので、あまり問題はありません。

はっきりと、こちらの意図を最初に伝えています。そういう雰囲気も出すようにしています。

ヒーリングやセラピーの業界というのは、ゴチャゴチャにして、何でもいいですよみたいな形にしているところがありますね。そうでないとお客さんが付かないみたいな雰囲気もあります。

でも本当はそうじゃないですよね。初めからちゃんと打ち出していけば、OKだと思うんです。


「先生ご自身が落ち込んだ時は、どんな対処法をしていますか?」

仲間がいっぱいいるので、仲間と話をするとか。自分がセラピーを受けたり、セミナーに行ったりとか、肉体的にマッサージを受けたり、旅行に行ったり、仕事の量を減らすとか。

それが自由にできるように、今のポジションをキープするようにしていますね。

ガーンと落ちてしまったことなども、いっぱいありますよ(笑)。


「過去に落ち込んだ時はどうなさいましたか?」

自分ひとりで前に進みたいタイプなので、もともと自分勝手なところがあるんですよね。大学の頃、自分でも振り返ってみて、いいヤツじゃなかったと思います。(笑)

我儘で自分は人と違うんだという意識がありました。二十歳ぐらいの頃、弟子になる前ですね。今でいうウツ症状になっていました。

ある時、自分でもそんなのではダメだと思ったんですね。このままいったらヤバイと。

本を読んでいたら、そんな時は自分の限界を越えることをすると、もう一回盛り上がれると書いてあったのです。

で、限界を越えようと思って、今までの自分は走るのはそんなに得意ではなかったので、断食して減量した上で10キロ走ってみようと思ったのです。

極端にしか考えられないんですよ。もがいている状態だから、何でもやってみようと思いました。

最初は牛乳とか、ジュースとか飲んでいたのですが、固形物は3日目からやめて、5キロずつ走っていって、4日目からは水だけにしました。断食しながら走りました。

3日目ぐらいが一番きつかったです。食べ物のことばかりが目に入るし、食べ物の夢も見るし。それが4日目、5日目ぐらいになると、体が軽くすっきりした状態になってくる。

5日目に10キロ走ることを達成できて、すごい爽快感がありました。7日間達成できて、「やったー!僕はもう一度何かやれる」みたいな気持ちになりました。

それからは、落ち込むと、結構ストイックに、肉体をいじめるようなことをやっていました。


「青木先生にとって精神的転機のようなものはあったのですか?」

学生の頃、自分で誤解していたのですが、一時、人間不信に陥り、軽いうつ状態になり、自分が死ぬという意識を持っていました。

そんな時に、たまたま僕が企画した合宿やキャンプの色紙が出てきて、読み返してみたら、ずっと僕は仲間から感謝されてないと思っていたのに、「また会いたいです」とかたくさん書いてある。

未来の僕に会いたいと書いてくれている。僕が生きていることを、みんながこんなに肯定してくれていることに、初めて気がついたんですね。

そこで、その色紙を見ながら、みんなに「ありがとう、ありがとう」と言っていきました。
実は僕は、「ありがとう」が、どうもうまく言えなかったんです。

でも、ここで「ありがとうって言えている!」とものすごく嬉しくなりました。

友人たちや親や祖父母、ご先祖様だけでなく、直接会っていないいろんな人のお陰で僕は生きている。

カーテンとか扉とか電気とかのモノ、地球、宇宙、すべてのものに「ありがとう」と、その時は部屋の中で、天井を見上げながら立ち上がって、言いながら涙がボロボロ出てきました。

「あー、ありがとう。僕ってなんて幸せなんだ」と心から思えました。みんなが「大丈夫、大丈夫」と、言ってくれているような気がしました。

「すべてのものが、いつも肯定してくれてたんだ。僕が生きることを喜んでくれていたんだ」「それにただ僕が気づけていなかったんだ」と気づいたんです。

そうしたら、「いつもあなたのことを、みんなが応援してくれているんだよ」ということを受け入れるかどうか、気づくかどうかが重要なんだと、他の人にも伝えていきたいと思ったんですね。


「仕事や年収などがブレークスルーする瞬間というのはありましたか?」

自分の思いをたくさんの人に伝えたいという気持ちを持ったことが大きなキッカケだったと思います。

2003年のメルマガを創刊した頃です。メルマガは何千人もの人たちに読んで頂き、講座に来てくださる人も増えました。

始めた頃に比べたらどんどん改良しているから、提供しているものは良いものにはなっているけど、今でも完璧ではありません。だから、僕の気持ち的には変わりなく最初の頃と同じです。

今、人からは成功しているとは言ってもらえていますが、僕はそう思っていません。まだまだと思っています。

ビジネス面では、本田健さんと出会ったことなど、大きかったことはありましたが、自分の想いをたくさんの人に伝えたいという気持ちを持ったことが一番の変化につながったのかもしれませんね。

たくさんの人を喜ばせていないのに、お金は稼げません。まずたくさんの人を喜ばせること、それをどうお金に変えていくかということを考える。

たまたま僕は今こうなっているけど、僕だからできたという訳ではありません。


「今後の展開として考えておられることを教えてください?」

やりたいことは、最近出てきました。

セラピストは養成したいんです。アロマテラピーの業界のように。

それとともに、自分の身近なところで動いてくれる人たちを育てていこうと思っています。

段階を踏みながら、セミナー業を出来る人たちを作っていきたいとも思っていますね。

今、個人セッションのやり方を教えているけれども、次にセミナーワークショップを開けていけば、その方が広がるじゃないですか。

面白いものができると思うんですよ。これから心の業界は求められていくわけですから。



インタビュー写真



「1年後、5年後、10年後といった目標はありますか?」

自分としては、もう一度催眠術を勉強してみたいですね。

催眠術ショーっていうのは、あくまでもみんなの前で面白おかしく見せるショーです。しかしセラピーというのは、みんなに見せるものではない。

セラピーショーというのをしたいんです。

普通の人が来て、催眠のショーを観ることで、感動できたり、僕が横にいて、それを見ていると幸せになれるっていうのを空間全体でやりたい。

今の催眠ショーというのは、笑わせるだけですが、僕がイメージしているのは、そこに涙があるようなものです。それで深いところから癒されたりするんですね。

今でも、そのようなヒプノセラピーのイメージワークがあります。それをもっと催眠術ショー的にやれないかなと。

気づきのエンターテイメントをやりたいというのが10年以内の目標でしょうか。

題名は、「ヒプノ・ファンタジア」です。


「エンターテイメントにこだわる理由はあるのですか?」

エンターテイメント性を持たせないと、一般の人たちは興味を持ちませんから。

ヒプノをもっと多くの方に知ってもらうためには、笑いと涙と感動をつけた方がいい。

日本メンタルヘルス協会の衛藤先生の影響もあるんですね。衛藤先生の心理学が大人気なのは、先生の話がすごくおもしろいし、しかも笑いと涙があるからですね。心理学をそうやって教えてもらいました。

先日は落語家の人の話をうかがったんですが、落語っていうのはもともとお寺の住職さんがやったらしいですね。

説法するのに、そのままではおもしろくないので、オチをつけて話をしたのが落語の起源だそうです。笑いと涙と感動があると、たくさんの人に広まっていくと思うんです。

エンターテイメント性をセラピー業界にも入れていってもらいたい。

ただし、今いきなりやると、怒る人もいそうなので問題がありますけどね。
だからちょっとずつ、まず僕が手をつけていきます。(笑)


「これから開業したいと思っている人に一言お願いします」

メンタルビジネスをやってる人たちは、自分は良い人だと思うから、ちょっと頑固になったり、組織とか技術に走ってしまう方が多いように思います

それよりも今学んでいる分野の先生から、これからもきちんと学び続けることでしょうね。

先生は複数いてもいいのだけれども、一人には徹底的に嫌になるまで長くついて学ぶ。
嫌なものが出てきても、それを乗り越えるまで徹底的に学ぶ。弟子の気持ちで先生についていく。

先生はもちろん成功している人です。最低3年から、できれば5年、6年ぐらい関わって。

半年1年では、分かりません。自分が違っているのかもしれないし。

中に入って嫌なところまで見て、それを受け入れられるようになって、初めてそこで卒業です。

あの先生は、あの先生でいいんだ。先生のやり方は先生のやり方で、自分は自分のやり方でいんだと自分で認められたら、成功に近づきます。





編集後記

青木先生は、明るくパワフルなだけでなく、どこかに芯のようなものがおありです。
ご自身でも大学時代に精神的に辛い時期を過ごし、その中で周囲のすべてのものへの感謝の気持ちに目覚めた経験がおありとのこと。
そのことが今につながっているのだろうと感じました。



次回号「ワクワク感が生み出す集中力や持続力の違いを感じました」→

←前回号「何が良かったのか、実験と同じように検証する必要があります」


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インタビュアー:奥原菜月

奥原菜月    フリーライター、占い&カウンセラー(奥原朱麗)として活動中。
夫と子供2人、犬1匹で横浜に生息中。

占い・カウンセリング・開運などをメインにしたブログ
『占いカウンセラー朱麗のまったり開運日記』

HP:アストロ・ハーティ「朱麗の占いカウンセリングルーム」




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