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メンタルビジネスへのご招待(インタビュー)

メンタルビジネスの最前線で活躍されている各分野の第一人者の生の声を皆様にお届けします。




第9回目(3/4)  青木 勇一郎 先生   ヒーリングサポート研究所YOROKOBI

2006年 12月 16日

何が良かったのか、実験と同じように検証する必要があります



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インタビュー写真


「お話をうかがっていると、大変多くの先生から影響を受けられているようですが、最初に弟子入りされた浦田紘司先生から学んだことはどんなことでしたか?」

衝撃的な出会いから、弟子という形でついていったわけです。

浦田紘司先生はどちらかというとシンプルに、「いつもこだわらない、とらわれない、しばられない」「明るく、素直で、感謝の心を持って」と言われていました。

実は先生から直接は、何も習っていないんです。僕の講座でやっているのは、全部見て学びました。だから、その通りかどうかは分かりません。

ただ、先生はトレーニングを繰り返し繰り返し、教室でやっていました。それを見て学ぶ感じでしたね。

経営コンサルタントとして有名な船井幸雄先生に浦田先生が紹介され、船井先生の講演会の時に、カバン持ちのような形で僕も付き添っていました。

もともとは健康のために来ていた人たちがほとんどだったのですが、船井先生に紹介されるものですから、だんだん経営者の立場の方々が教室に来るようになったり、スポーツ選手とか、野球の小久保選手とか、来ていたりしました。

東京では長嶋一茂さんとか、山下選手と、話をされていたりしていました。船井先生の流れから、浦田先生のところにみなさん来ていましたね。


「ヒプノセラピーの戸内先生との出会いも、偶然が重なったそうですね?」

前に話したように、個人セラピーをやったことがなかったので、もう1回勉強に行かなくてはと思っていたのです。

これも偶然なのですが、天草の方で保育園の研修を頼まれて、そこで研修をしにいったときに、たまたま入ったお店で「ヒプノトラベル」という漫画と出会いました。

それが、退行催眠の個人セッションのことを描いたマンガだったんですよ。

それを読んで、こういうセッションができたら、素敵だなと思ったので。インターネットで調べて、先生の本名までは分かりました。

その頃、福岡で「人生楽勝会」という勉強会を僕は毎月やっていたんです。ボランティアで、人生楽しく笑って生きようという会でした。

そこに初めて来ていた人が、「私、その人を知っていますよ」と言うんですよ。その人から主催者を教えてもらって、電話をしました。

その電話がきっかけで、「実は今度からセラピスト養成をしようと思っているので、第一号の生徒になりませんか」と言われたんです。その先生が戸内先生です。

戸内先生は、北九州でセラピストとして活躍していらっしゃいます。ずっと個人セラピー、個人セッションをしていらっしゃって、越智啓子先生の講演会を福岡で主催されたりしています。

その戸内先生から、個人レッスンを受けて、僕も個人セッションをすることになったのです。


「日本メンタルヘルス協会の外部講師に推薦された時も、候補になる卒業生が多くおられたと思いますが、なぜ青木先生に声がかかったと思いますか?」

日本メンタルヘルス協会の卒業生には、素晴らしい人達が、本当にたくさんいらっしゃったんですよ。

でもその人たちは既に成功していらっしゃったけど、僕はまだ駆け出しだったからというのもあるかもしれないですね。

でも、毎回、講座の再受講に行っていて、食事会も出て、先生と仲良くなっていったということが、1番大きいと思います。

講座の中でも言われていたのですが、人間としての関係を大切にされていたのだと思います。

別の見方をすれば、先生たちの「後輩を伸ばしてあげよう。」という優しさですね。今も続けさせていただいて、僕の成長をいつも見守ってくださっている感じがしています。


「伸ばしてあげようと思われる後輩のポイントはどんな所ですか?」

僕も教える側になってきたから分かるのですが、学ぶ姿勢って大事ですよね。

先輩たちからは素直に学んで、分からなくてもついていけばいいという気持ちを持って、いつも学ぶ姿勢でいる。

そうあってこそスゴイ人がいっぱいいる中で、声をかけてもらえるとか、いろいろ教えてもらえたり、誘ってもらえたり、仲間にしてもらえるわけです。

どんなに技術があったとしても、人脈もちゃんと築いていかないといけないですから。

別に人脈を作ろうと思ってやっているわけではないのだけれど、いろんなところに、自分で勉強に行って、仲間に入れてもらえるようにしていくということです。

本当に素晴らしい人達は、いつまでもどんな地位になっても、謙虚にされているし、自分のできることをその場で考えて動いていらっしゃるので、自分もそうありたいなと思って、真似させてもらうとうまくいくんです。

セラピーだから特別な業界ではなくて、どの業界でもそれは同じことだと思います。

そこで成功している人、うまくいっている人、他の分野でうまくいっている人達に、いかに仲間に入れてもらえるか、学ぶ姿勢があるか、そういうおつき合いができるかというのが重要だと思うんです。


「マネジメントというか、経営的なことでも、先輩から学ばれたことはあるのですか?」

誰に学んだというわけではありません。心の業界で仕事をやっている人達の色々なお話を聞いたり、相談したりしながら、その中で自分に合うものを取り入れていきました。

本もすごく読みますけど、実際に人に会って、コーヒーショップで夢を語り合いながらとか、居酒屋で話しながらとか、散歩しながらとか、ラーメン食べながらとか、人と一緒にいる中で、良い情報が出てきて、今の先生のところに学びにいったり、それをまた仲間とシェアしながら、こんな形でやっていこうとか話したりするわけです。

セラピーの業界ということだけでははなくて、社会全体を知らないと、僕らも何を提供していいかわかりません。自分たちの中だけで、趣味の世界を作っているわけではなくて、本当に心豊かな幸せを提供していきたいと思っていますから。

自分から社会に出て行かないと、皆が何を求めていて、何を提供したら受け入れられるのかということは分からないですよね。


インタビュー写真



「どうやって人脈を広げていかれたのですか?」

昔は僕も、異業種交流会などに入っていきました。

僕なんか1番ペーペーですからね。皆さん、中小企業の経営者で、40歳とか50歳の方ばかりです。そこに20代で入るわけです。同世代はあまりいないですね。上にたくさんの方がいるというのは恵まれています。

よくいろんな人に言われるんですよ。教える側になると、「先生、先生」と言われて、天狗になるんじゃないかと。

「青木先生は天狗になっていないですね」とよく言われるんですけど、それは上の位置に立ってないからです。

僕の上にはまだまだすごい人たちがいるのに威張っていると、とても恥ずかしいじゃないですか。

「何やってるんだ青木君」みたいな感じですよね。

たぶん、70歳、80歳になったとしても、お元気な先輩がたくさんいらっしゃるので、頭が上がらないと思います。

そういう意味でも先輩に可愛がられるというのは、いいことですね。


「九州に本拠地があって、大阪や名古屋、東京などで展開していらっしゃいますが、そのあたりのメリット、デメリットは?」

デメリットとしては、移動しなければいけないので、大変だという面はありますね。

しかし九州では、大阪や東京に比べると、まだニーズというのが多くありません。

東京は、人口が10倍ぐらいあって、全然違います。仕事は東京の方がやりやすいですね。東京や大阪など全国規模でやった方が、収入面では多くの収入を得ることができます。

あと僕は動くのが好きなんですよ。

ただ、最近は移動しすぎて、ちょっと疲れていますけれど。来年はもう少し静かにしようかなと思っています。

実験しながら、うまくコントロールしていこうと思っています。どれくらいのペースでやるのがいちばんいいのか、自分に合っているか。いつも直感で動くんですけれども、後から分析していますね。

今年いっぱいで東京事務所は閉めて、九州の拠点だけにします。
それでまた形を変えていこうと思っています。

経営者の方と話しをすると、会社を持つというのは、ある意味大きな実験ですね。

最高の状態で、最高のものを提供するというのもやるけれども、本当にそうかというのは、やってみないと分からないわけです。

終わった後に、実験と同じように検証する必要があります。例えば何かダメになったとしても、いったい何がダメだったのか、何が良かったのか、一番今の自分に合う状態は何か、というふうに考えてやっていかないといけないですね。



「独立した当初から、"YOROKOBI"という看板でされていたのですか?」

最初は気功でやっていたので、「喜びの気功」という名前をつけたんです。何となく本とか見ながら、直感でたまたまそういう名前になったんです。

その後に、経営の勉強などをしていて、理念というのは大事だとありましたから、自分の理念を決めようと思って、名刺にも四つの喜びで自分を表しています。

「悦・慶・歓・喜」です。

漢和辞書で調べると、喜びも全部意味が違います。

「悦」心のわだかまりをとって、人の歓びを慶べるようになって、そして「喜」は神様を喜ばせる歓喜らしいんですね。自分の中にある神聖なものからの深い喜びを知れるようになればいいな、回ってくるようになるといいなと思って使っています。

「悦びを知り、歓びを慶び、喜びが生まれる」、それをサポートできたらいいなと。

だから、まずセラピーとか、心のわだかまりを取りたい人たちをケアしていきたいし、それができるようになったら、今度は、人のサポートというか、人を勇気づけたり、元気づけたりする人たちを育成して行く。そういうことをやっていきたい。

さらに、そういった人達と、共に一緒に深い喜びを感じていけたらいいなというのが、理念として、「YOROKOBI」という形になっている。それで、有限会社の屋号も「YOROKOBI」なんです。



                 (次回につづく・・)


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インタビュアー:奥原菜月

奥原菜月    フリーライター、占い&カウンセラー(奥原朱麗)として活動中。
夫と子供2人、犬1匹で横浜に生息中。

占い・カウンセリング・開運などをメインにしたブログ
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