今から15年ほど前、20代後半の頃ですが、私は普通のサラリーマンをしていて、心理とかカウンセリングには、全然興味がありませんでした。
もともと妻が興味を持っていて、妻がある日曜に心理系のセミナーに行くことになっていたのです。ところが、風邪をひいて体調を崩し、当日行けなくなってしまいました。キャンセルの返金も前日では無理と言われたので、私が代わりに出席しました。
行ってみたらとても面白かったのです。
とにかく講師の人がすごく面白い人、楽しい人という印象が残っていて、次も聞いてみたいという気になってしまいました。
3ヶ月の続きものの講座だったのですが、妻が回復してからも、「最初の話を理解してないと2回目からついていくの大変だよ」とか言って、結局私がずっと講座に行きました。
それがきっかけですね。
「それからどのような勉強をなさったのですか?」
はまってしまったものはしょうがないという感じで、サラリーマンをしながら心理の夜間大学に行きました。
心理の勉強だけできればいいと思っていたのですが、卒業間近になって、規定の単位を取っていると卒業と同時に認定心理士の資格がもらえると聞いたのです。
しかし、足りない単位が3つか4つあったので、夜間の大学を卒業した後に放送大学に入って、足りない分だけ単位を取って認定心理士の資格をもらいました。
最初に行ったセミナーの先生は、高田馬場でヒューマングロースセンターを主宰している吉本武史先生といいますが、その先生のところに、大学卒業後の1年半くらいは生徒として通っていました。
大学で知識を、実践的なことはセミナーの先生のところで教えてもらいましたね。
「どのようにして開業に至ったのですか?」
大学を卒業して半年くらいしてから、もう少し真剣にやってみたいと思ってサラリーマンを辞めてしまいました。
自分で開業しようと思ったのですが、いきなり始めても、どこの誰だか分からない人間の所にカウンセリングに来る人はいないだろうと考えまして。
それで、正直に「カウンセリングの勉強を終わったばっかりの人間です。今回開業するにあたって自分の勉強という部分もあるので、当面の3ヶ月間だけ無料でカウンセリングさせていただきます。新人の私で良ければ、どうぞいらしてください」と告知を出すことにしました。
どうしていいか分からなくて、タウン誌など何箇所かに電話をしました。
こういう趣旨で記事を書いてもらいたいのだけど、広告料という形で払えないので、記事という形で書いてもらえませんかと交渉しました。
そして、横浜のタウン誌『タウンニュース』だけが取り上げて書いてくれたのです。




