第5回目(1/4)  元永 しずか 先生   フォースビー研究所

天秤にかけながらやっていては自分のパワーが分散されてしまう

元永しずか先生は、心理カウンセラー・カラーセラピスト・カラーセラピスト養成講座講師・企業研修講師・不登校相談員etc・・とさまざまな分野で活躍されています。

「元永流」といわれる独自のスタイルで展開される手法や考え方からは、熟練されたカウンセラーであり、セラピストの風格を感じさせられます。

"本物とは何か?"というプロとしての考え方について伺ってきました。

インタビュー写真  

「今のお仕事をされる前はどのようなことをされていたのでしょうか?」

20代の初めは建築業界にいまして、企画広報を担当していました。

その後インテリアコーディネートをやりたいと思い、ある設計事務所に未経験から採用していただき、始業時間よりも1時間早く出社して図面の線引き練習をすることから始めました。

一ヶ月もすると、図面も書けるようになり、専門学校を卒業したかたと同様の仕事をさせていただけるようになりました。

その頃は若さと情熱で、専門書を買い漁り、図書館にもよく通っていました。仕事以外の時間でも、街を歩く時には必ずカメラとメモを持って、建物やショウウィンドウの写真やスケッチをし、毎日がとても楽しい学びでした。

インテリアコーディネーターとしての仕事の一通りが出きるようになり、図面を書き、商業ビルの内装設計もして、関わった作品が雑誌に紹介されることも度々ありました。また、企業内で講師として空間の見せ方、集客法などの研修も行なっていました。

しかし、その後体調を崩し、この業界でこれ以上頑張ることに限界を感じた私は、20代に行なっていたボランティア活動から見えていた、障害のため自由に病院や家から出られない子供たちや、外の世界と関われない方々にとってインターネットには無限の可能性があると感じ、30代に入ってからIT業界の教育研修の会社に転職することにしました。

カウンセリングやセラピーを本格的に行なおうと思う最初のきっかけとなったのは、ボランティアの中での出会いです。

20代のあるとき大手企業の役職者の男性の、病院送迎ボランティアを仕事の傍らで数ヶ月行なったのですが、内容は透析を終えた御本人を迎えに行き、体重を測り記録ノートに書き込みをし、一緒にタクシーに乗ってご自宅まで送り届けるという簡単なものでした。

しかし、このとき私は、社会で成功してきた大先輩を前に、何と言葉をかけていいものかすごく悩みました。

まだ40代にして糖尿病で両目を失明し、これからの人生がどうなっていくのか、不安でいっぱいであろうこのかたを前にして、私はどう言葉をかけ、どう接していくのが相応しいのか。

心理学は大学でおさめていたのですが、実際のコミュニケーションとして、言葉が出ないのです。その時初めて、真剣に臨床としてのカウンセリングのノウハウを一通り学び、心の癒しに役立つ言葉かけが出来るようになりたいという思いが非常に強くなりました。

仕事の傍らで産業カウンセラーの資格を取ったり、絵画療法、箱庭療法、行動療法、交流分析他、専門家について学びながら、実際に相談現場にも入り、自分の中で経験を積んでいきました。

「昔から心理学について興味がおありだったのですか?」

心理学に興味がというよりもこの世界の全てに興味がありました。

小学校時代は、図書館の本を全部読みたいと思って、毎日図書館に通い読書量一番で賞をもらった覚えもあります。本来は数学がとても好きで、創造力を使うことが大好きでした。

ある段階から教育とか心理に興味を持ち始めましたが、純粋なカウンセラーやセラピストというのは、人生経験を積んでいないと意味がないと思っていたところがあって、大学を出てその道に進もうとは、思っていませんでした。

シュタイナー教育で有名な、ルドルフ・シュタイナーに影響を受けた時期があり、建築家、教育者、いろいろな顔を持っているシュタイナー教育の教員養成講座にも参加したことがあります。

心理学だけではなく精神世界系の本も結構読んできています。

もともと時間を拘束されない独学が好きな私なので、本は、ただ読むだけでなく、そこに書いてあることを試すのが主義です。本も著者との出会い、そこに書いてあることは、そのかたが私に語りかけてくる教えだと思い、とにかく実践してその中から自分流を生み出す、そこが楽しいと感じます。

知識の切り貼りだと上辺だけになってしまいますが、それを実践することによって自分の中の深いところに落とし込むことができるのです。真剣に関わって本を読む、そのような感じでしょうか。

そのようにして本を通じて、潜在意識という面白いテーマに20代に出会います。

その頃は今ほど、いわゆる「実現本」というのはなかったのですが、海外で出版されている本などを取寄せて、思考は実現するということをいろいろと実践し、それが真実だと思えるようになってからは、本当に必要なパワーが自分の中に増してきた気がします。

愛とは何かを、考えさせられるようになったのも、その頃からです。

何一つエゴさえ入っていなければ、必要な物であればすぐにでも引き寄せることが出来る、愛で関わることで、互いの成長や学びが加速される、この世界を見る私の視野が、少しずつ広がり始めたように思います。

インタビュー写真


 

「確か禅寺の家系でいらっしゃると伺ったのですが。」

確かにそうです。ですが、父親は経営者であり、教育者であったので、禅そのものの中で育ったわけではありません。

ただ幼稚園に上がる前に、父親から教えられた変な言葉(笑)が、密教の不動明王の真言だと大人になってから知ったり、最初に瞑想をやりたいと思った時の瞑想法は、やはり禅のものでしたので、血縁は大切にしたいと思っています。

「瞑想をやりたいと思ったきっかけは何ですか?」

好奇心がありすぎて、あれもやりたいこれもやりたいと、職業を選ぼうとした最初の段階ですごく迷うことになりました。

この世界で私は何にパワーを注ぎ込めばいいのだろうと、それの焦点を絞り込めないのです。自分の方向性が定まらず、やりたくないいくつかのことは明確なのだけれど、やりたいことが絞れないという感じです。

自分の深いところにあるはずの答えを見つめるには瞑想かな?と、真剣に瞑想をするようになりました。

壁に向かって雑念と戦いながら結跏趺坐とか半跏趺坐とかを組んで(笑)自分と向き合う時間を作るようにしたのです。10代後半から20代前半の話です。

その後いろいろな方との出会いもあり、瞑想を続けるということが非常に困難なことなのだと、身をもって知らされ、そこから私は自分の性格に見合った、時間や場所に拘束されない自由でいつでもできて効果が高い瞑想法はないだろうかと、自分なりに工夫して行なうようになりました。

今思えば、今現在の仕事が成り立っているのは、楽な方法ではあるけど、その頃から続けてきた、私流の瞑想法のお陰かなと思っています。

「前職を辞められたきっかけは?」

30代の中盤で、企業に残るかこの道に進むかを迷いました。

会社からは週1でもいいから来てほしいと言われました。とても感謝しております。金銭的なことを考えると毎月確実に収入が入ってきますし、かなり迷いました。

けれども、新たな分野で何かを始めようとするのであれば、天秤にかけながらやっていては自分のパワーが分散されてしまうように思いましたので、会社は辞めることにしたのです。

ただし、前職の会社は、私にとっては宝物です。素晴らしい才能豊かな素敵な女性達に出会え、私自身も予算をいただいて、やりたいことをかなり実現させていただきました。時折、その会社の記事を新聞で見かけるたびに、いい視点を持って今も活躍されているなと、嬉しい気持ちになります。

                 

(次回につづく・・)

フォースビー研究所  (東京都北区)

カウンセリング、前世療法、ヒーリング、透視リーディング、
色彩心理療法、願望実現など

カウンセリングやセラピーは、特別な精神状態になっていなくても
日ごろの自分が自分らしくあるために、気軽に活用出きるものです。

ちょっとした悩みの解消に
疲れが抜けない自分へのご褒美に
職場や近隣での人間関係の改善に
気軽な気分でお越しください

<Webサイト>
http://homepage2.nifty.com/forceb/

インタビュアー:冬野さくら

冬野さくら

夫と二人の息子を持つ主婦。インタビュアーとして活動中。

自らの経験から綴るメールマガジン、
「夫の不倫で悩む妻たちの、ヒントでピンと立ち直り塾」を発行中。
自分らしく、充実した人生を歩んでいくことの大切さ・楽しさを伝えていきます。

インタビュアー:川鍋友紀

川鍋友紀

1児の母。

現在はカウンセラー・セラピストとして独立すべく勉強中。

インタビュアーとして活動中です。

   
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