第1回目(2/4)  佐々川 咲菜 先生  T'sイメージアップ&メンタルスタジオ

何がきっかけで「ご縁」があるかわからない

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「その後、離婚カウンセラーへの転身されたとのこと」

職探しをしていたら、離婚カウンセラー募集という広告をみつけたのです。

離婚カウンセラーとは何をするのだろうと思って読んでみると、離婚した方が良いのか、どうしたらいいのかわからないという方たちの力になるという仕事でした。

「経験は不問。とにかく人の力になりたいと思っている人なら歓迎です。高収入になります。」と書いてあるのです。

高収入は別として、とにかくカウンセリングという仕事で、人の力になることができるなら、私にとってこんなにやりがいのある仕事はないと思い、面接を申し込んだのがきっかけでした。

すると面接では、「大丈夫です。絶対、佐々川さんならできますから」と簡単に言われたのです。人の人生を左右するような仕事ですので、私としては、それまで離婚について考えたことがないわけではありませんが、そういう問題に直面した経験がないため、「私でもできますか?」と聞いてみました。

すると、「大丈夫です。大丈夫です。養成講座を受講すれば、100%カウンセラーになって働けます。養成講座を受けながら働いていただきます。それぐらい人がいなくて困っているのです。」といわれたのです。

受講料が私にとってはかなり高かったこともあり、すごく悩みました。そこで、いつものように夫に相談すると、「今までずっと幸せだった人が離婚の相談なんかに乗れるの?」といわれたのです。

「・・私がそんなに手放しに幸せだと思っていたの?何も悩みがない?普通に幸せに生きてきた人・・?」

実は、その夫の言葉にカチンときたのです。反論はしませんでしたが・・
その夫の言葉への反発心が原動力となって、この仕事をやってみたいという気持ちが大きくなりました。

人の役に立てたら素晴らしいと思いますし、フルに働かなくても時間を自由に設定できて自分の仕事量も決められます。

「子育てと仕事の両立ができそうで、私にはすごく向いている仕事だと思う。」ということで夫の了解も取れ、結局高いお金を払って、養成講座が始まりました。

「始まってみていかがでした?」

養成講座では、心理カウンセラーが来られて、カウンセリング手法について教えていただいたり、受講生本人たちの自己啓発の勉強がありました。そして実際に仕事は始まったのです。私は第一期生という形で、初めて募集されたところに申し込んだので、仕事はそれなりにこなしていました。

しかし、残念なことに半年ほどで会社側の経営状態が悪化しだしたのです。高いお金を払ったのにですよ。これはものすごくショックでした!

そして、ストレスに弱い私は病気になり入院してしまったのです。

「お体を壊されたのですか?」

p> 夜突然おなかが痛くなり、救急車で病院に運ばれ、そのまま入院しました。
神経性麻痺腸閉塞といって、小腸を動かしている神経がストップしていたのです。手術のしようがないということで、腸が動くまで待つしかないという状態でした。

先生の話では、原因としては過労かストレスしかないので、とにかく休んでくださいと言われました。一週間ほどは、盲腸の手術後のような点滴をし、絶食をしていましたが全く動きません。

一週間経っても動かなかったため、栄養が足らなくなり、今度は重大な病気の末期患者さんのように、首のところから大静脈に点滴を打ち高濃度栄養を入れるのです。

別にどこが悪いわけでもなく、腸が動かないだけなのですが、ずっとそうやって動くのを待つという日々が始まりました。色々な方法をとり、やっと腸が動きだし、五分がゆまで食べられるようになって1ヶ月後に退院しました。

「あなたの性格が治らなければ何度でもやりますよ。そういう患者さんは実際にいますから。」退院のときに先生にそう言われたことが一番のショックでしたね。

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「離婚カウンセラーの方はどうされたのですか?」

経営状態の悪化した会社のほうは、代表の人が、「とにかく会社に残って、半分ボランティアでもいいからやろうという人がいてくれたら、そういう人たちとやります。」と言ったので、どうしようかと迷いました。

しかし、入院した原因を考えると自分の性格をかえないことには、自分だけではなく周りの人にも迷惑をかけていくと思い、とにかく会社に残って、半分ボランティアでもいいから、いろいろなことを学び成長したいということで、再度やり始めました。

1ヶ月も入院して筋肉も落ちてしまい何をしても疲れるのですが、でも会社に行くと元気になる自分がいました。残った人が少なかったため、いろいろな内容の、そしてたくさんの相談や経験をしました。

そのときになって夫が言ったとおりだったと思いました。世の中には私の想像をはるかに超えた様々なつらい経験をしている人がいることを知りました。

私のまわりには今まで決していなかったような悪化した関係の夫婦がいることを知ったのは、その後の仕事にとって良い経験でしたね。

しかし、仕事を続けているうちに会社側の方針と、自分の考え方のズレが生まれてきたのです。その中で、心理カウンセリングというものをもっと勉強したい、離婚カウンセリングでなくてもいいので、自分なりにやれることを探そうと考えはじめました。それで会社に籍をおいていながら、心理カウンセラー養成学校に通い始めたのです。

「2002年くらいから心理カウンセラー養成学校に通われたのですか?」

そうですね。その間もしばらく離婚カウンセリングの会社に籍をおいていたのでカウンセリングをやりながら1年間勉強しました。

その後、会社の方針とこちらの意向が一致し、カウンセラーとしての契約を解除。夫婦の問題を扱うカウンセラーということで独立しました。

「独立当初されたことは?」

まずは、知り合いにパンフレットを配るところからです。

昔学校の役員をやっていたときに知り合ったお母様に、「あなたのお友達で困っている方いませんか?」といって郵送して、そんなクチコミもあったりで、まあ最初は、ぽつぽつといった感じです。

そのような中で偶然のご縁がありました。たまたま次男のクラスのお母様とお話をしていたときに、その方のご主人が精神科のお医者様だということを知ったのです。

「今、私はこんな仕事しているのよ。病気の人をみることはできないですけど、夫婦や子育ての問題を扱っています。」とそのお母様にお話をすると、実はご主人があと1ヶ月したら独立開業するので、もしかしたら主人も興味があるかもしれないのでパンフレットを欲しいといわれたのです。すぐに子供経由でその方のご主人にパンフレットをさしあげました。

「そのつながりは、どのように発展されましたか?」

そのご主人が実際に心療内科兼精神科のような形で開業してみると、患者さんの多くは、夫婦仲が悪かったり、子供が不登校だったりなどの問題を抱えており、半うつ状態のような方だったそうです。

その病院で扱っている、いわゆる「◯◯神経症」というような病気になっているわけではないのです。

このような患者さんはカウンセリングが必要と思われた場合に、お医者様からクライアントさんを紹介していただくようになりました。もちろん選択するのは患者さんですが、例えば眠るための誘眠剤などは病院で処方できますが、夫婦の問題等を解決したいようでしたらどうですか?と私のパンフレットを渡してくださるわけです。

患者さんの中で興味を持たれた方があると、ホームページや電話からお申し込みをいただいています。

たまたまお話した次男のクラスのお母様、その方のご主人が精神科の先生だったなんて、本当に何がきっかけでご縁があるかわからないですよね。

                 

(次回につづく・・)

T'sイメージアップ&メンタルスタジオ  (神奈川県川崎市、東京都千代田区)

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インタビュアー:近藤睦

近藤睦

大学を卒業後、警察官に。その後製造業を経験し、現在俳優として活動中。俳優としての詳しいプロフィールはこちら

俳優として、インタビュアーとして、講演者として、モデルとして、
いろんな活動で今、動いています。よかったら応援してくださいね!

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